2026年5月25日号 (no. 1246)
3分労働ぷちコラム バックナンバーはこちら
(
https://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/)
自転車通勤に
通勤手当を支給すると人の気持ちはどう変わる?
■
自転車は運賃がかからないので、
通勤手当はなし?
通勤手当というと、
電車やバスで
通勤している人に対して支給されるもの。
そう思われがち。
一方で、
自転車で
通勤してる人に対しては
通勤手当は出ない。
■
自転車通勤もタダじゃない
自転車には確かに運賃はかかりませんから、
通勤手当はいらないだろうと考えがちですけれども、
自転車で
通勤しても
費用はかかりますよね。
運賃はかかりませんけれども、
だからといってタダで
通勤できているわけじゃない。
■自動車の燃料はガソリン、
自転車の燃料は人間
自転車を走ってると、
タイヤがすり減って、
溝がなくなってきたらタイヤを交換しなければいけないですし、
パンクしてしまったら、
自転車屋に持って行ってパンクを修理しないといけない。
ブレーキも減ってきたら交換しなければいけませんよね。
キーキーうるさいブレーキはメンテナンスが必要でしょう。
チェーンが切れればチェーンの交換もしなきゃいけない。
自転車も5年ぐらい乗っていれば、
古くなって買い換えます。
運賃こそかからないものの、
自転車通勤にも
費用がかかります。
さらに人間が消耗するという
費用もあります。
ペダルを漕ぐ人間が燃料ですから、
自転車は。
4輪車や2輪車の自動車に乗れば、
ガソリン代がかかりますけれども、
ガソリン代が高いので
自転車に乗っている人もいます。
自転車に乗れば、
確かにガソリンを入れる必要はありませんけれども、
「人間という燃料」をどんどん消耗するわけですから、
場合によってはガソリン代よりも高くつく可能性もあります。
事故で怪我をする可能性もあり、
ペダルを漕いで、筋肉痛になって、
湿布を貼ったとすると、
これも
費用ですよね。
自転車には運賃はかからないけれども、
「タダではない」
というのが分かります。
■出勤1日につき200円の「エコ
通勤 応援手当」
電車やバスじゃないので、
運賃がかからないから
通勤手当の対象外にする。
これは一般的な考え方ではあると思いますが、
自転車の
通勤にも
通勤手当を出す。
そういう職場があれば、
働いてる人からすると納得しやすい。
■
通勤手当が
非課税にならなくても支給する
自転車の
通勤手当も、
電車やバスと同様に
非課税の対象にはなっています。
ただ、片道2km未満だと
非課税にはならずに課税対象になります。
自転車通勤などの
交通用具通勤で片道2km未満なら、
支給した
通勤手当は全額課税。
国税庁のタックスアンサーでも、
片道2km未満は「全額課税」とされています。
職場に
自転車で
通勤される方は、
おそらく2km未満の距離で
通勤してる方も多いのではないでしょうか。
片道1kmぐらいでも
自転車に乗って
通勤しますよね。
むしろこれぐらいの距離が
自転車通勤としてはボリュームゾーンなのではないかと。
それ以上の距離になると電車に乗ってくるのでは。
■
自転車通勤が嬉しくなる仕掛け
例えば、
通勤1日について200円払うとすると、
1ヶ月に20日出勤したとしたら4,000円です。
年間だと48,000円。
自転車で
通勤する人にこれぐらい支給されていたら、
修理
費用は賄えるでしょうし、
タイヤの交換もブレーキの交換も十分にできるのではないかと。
ブレーキをキーキー言わせて走らせることはないですし、
すり減ったタイヤで走っていて雨の日に転倒することも減ります。
何年か乗れば、
自転車を買い換えるだけの
費用を賄えるのではないでしょうか。
3年間、
自転車で
通勤すれば、
10万円を超えてくる
通勤手当になるわけですから、
自転車の購入費としても十分に足りるだろうと想像できます。
ライトの交換も先送りしなくなる。
ライトを点灯しない状態のまま走っていると警察官に止められてしまいますからね。
レインコートの購入もできるでしょう。
傘をさしての運転ができなくなりましたから。
ヘルメットを購入する
費用の
補助という位置づけにもできます。
■職場の近くに住む人に働いてもらいたい
さらに、職場の近くに住んでいる人を積極的に
採用して働いてもらいたい。
そう考えるならば、
近くに住んでいると、勤務シフトの融通も効きやすいですから、
自転車通勤に手当を出して、
職場の近くの人に働いてもらおう。
このような考え方もできます。
支給には、安全条件を付けるのも一案。
自転車保険に加入して、
夜間はライト使用、
ヘルメット推奨を条件にすると、
福利厚生と安全配慮を両立できます。
■
採用でも特徴が出る
自転車に
通勤手当を出すのは、
おそらく他の会社や事業所では求人の時にはない特徴では。
自転車通勤でも
通勤手当が出るとなると、
興味が湧きますし、
他の会社よりもここの会社で仕事をしようかと思ってくれる人が増えてくれるはずです。
「 エコ
通勤 応援手当」という名称で親しみやすくしてみるのもいいですね。
わずかな税金をケチって人を遠ざけて、
興味を持ってもらえない職場になるよりも、
「千円を捨てて一万円を拾うような発想」で。
人の興味を惹きつけて、
ここの職場で働きたい、働き続けたい、
と思ってくれるような工夫をするのが人が集まる職場としてのポイントでしょうね。
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自転車通勤に通勤手当を支給すると人の気持ちはどう変わる?
■自転車は運賃がかからないので、通勤手当はなし?
通勤手当というと、
電車やバスで通勤している人に対して支給されるもの。
そう思われがち。
一方で、
自転車で通勤してる人に対しては通勤手当は出ない。
■自転車通勤もタダじゃない
自転車には確かに運賃はかかりませんから、
通勤手当はいらないだろうと考えがちですけれども、
自転車で通勤しても費用はかかりますよね。
運賃はかかりませんけれども、
だからといってタダで通勤できているわけじゃない。
■自動車の燃料はガソリン、自転車の燃料は人間
自転車を走ってると、
タイヤがすり減って、
溝がなくなってきたらタイヤを交換しなければいけないですし、
パンクしてしまったら、
自転車屋に持って行ってパンクを修理しないといけない。
ブレーキも減ってきたら交換しなければいけませんよね。
キーキーうるさいブレーキはメンテナンスが必要でしょう。
チェーンが切れればチェーンの交換もしなきゃいけない。
自転車も5年ぐらい乗っていれば、
古くなって買い換えます。
運賃こそかからないものの、
自転車通勤にも費用がかかります。
さらに人間が消耗するという費用もあります。
ペダルを漕ぐ人間が燃料ですから、自転車は。
4輪車や2輪車の自動車に乗れば、
ガソリン代がかかりますけれども、
ガソリン代が高いので自転車に乗っている人もいます。
自転車に乗れば、
確かにガソリンを入れる必要はありませんけれども、
「人間という燃料」をどんどん消耗するわけですから、
場合によってはガソリン代よりも高くつく可能性もあります。
事故で怪我をする可能性もあり、
ペダルを漕いで、筋肉痛になって、
湿布を貼ったとすると、
これも費用ですよね。
自転車には運賃はかからないけれども、
「タダではない」
というのが分かります。
■出勤1日につき200円の「エコ通勤 応援手当」
電車やバスじゃないので、
運賃がかからないから通勤手当の対象外にする。
これは一般的な考え方ではあると思いますが、
自転車の通勤にも通勤手当を出す。
そういう職場があれば、
働いてる人からすると納得しやすい。
■通勤手当が非課税にならなくても支給する
自転車の通勤手当も、
電車やバスと同様に非課税の対象にはなっています。
ただ、片道2km未満だと非課税にはならずに課税対象になります。
自転車通勤などの交通用具通勤で片道2km未満なら、
支給した通勤手当は全額課税。
国税庁のタックスアンサーでも、
片道2km未満は「全額課税」とされています。
職場に自転車で通勤される方は、
おそらく2km未満の距離で通勤してる方も多いのではないでしょうか。
片道1kmぐらいでも自転車に乗って通勤しますよね。
むしろこれぐらいの距離が自転車通勤としてはボリュームゾーンなのではないかと。
それ以上の距離になると電車に乗ってくるのでは。
■自転車通勤が嬉しくなる仕掛け
例えば、
通勤1日について200円払うとすると、
1ヶ月に20日出勤したとしたら4,000円です。
年間だと48,000円。
自転車で通勤する人にこれぐらい支給されていたら、
修理費用は賄えるでしょうし、
タイヤの交換もブレーキの交換も十分にできるのではないかと。
ブレーキをキーキー言わせて走らせることはないですし、
すり減ったタイヤで走っていて雨の日に転倒することも減ります。
何年か乗れば、
自転車を買い換えるだけの費用を賄えるのではないでしょうか。
3年間、自転車で通勤すれば、
10万円を超えてくる通勤手当になるわけですから、
自転車の購入費としても十分に足りるだろうと想像できます。
ライトの交換も先送りしなくなる。
ライトを点灯しない状態のまま走っていると警察官に止められてしまいますからね。
レインコートの購入もできるでしょう。
傘をさしての運転ができなくなりましたから。
ヘルメットを購入する費用の補助という位置づけにもできます。
■職場の近くに住む人に働いてもらいたい
さらに、職場の近くに住んでいる人を積極的に採用して働いてもらいたい。
そう考えるならば、
近くに住んでいると、勤務シフトの融通も効きやすいですから、
自転車通勤に手当を出して、
職場の近くの人に働いてもらおう。
このような考え方もできます。
支給には、安全条件を付けるのも一案。
自転車保険に加入して、
夜間はライト使用、
ヘルメット推奨を条件にすると、
福利厚生と安全配慮を両立できます。
■採用でも特徴が出る
自転車に通勤手当を出すのは、
おそらく他の会社や事業所では求人の時にはない特徴では。
自転車通勤でも通勤手当が出るとなると、
興味が湧きますし、
他の会社よりもここの会社で仕事をしようかと思ってくれる人が増えてくれるはずです。
「 エコ通勤 応援手当」という名称で親しみやすくしてみるのもいいですね。
わずかな税金をケチって人を遠ざけて、
興味を持ってもらえない職場になるよりも、
「千円を捨てて一万円を拾うような発想」で。
人の興味を惹きつけて、
ここの職場で働きたい、働き続けたい、
と思ってくれるような工夫をするのが人が集まる職場としてのポイントでしょうね。
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