こんにちは。不定期配信「
総務部長の本当のひとりごと」第44話です。
思っているよりもはるかにブログを更新できません(汗)。ポツリポツリですが、気楽にやります。(^^;)
「
総務部長のひとりごとブログ」
http://daikin-i.tea-nifty.com/hitorigoto/
今回はしんみりした話なのですが、私自身の心の区切りをつけるために書きました。お付き合い下さい。
『タクシードライバー』
12月10日、一人の知人が他界しました。
とても付き合いの長い、弊社の黎明期を支えてくれた方でした。
まだ先代が生きている頃、当時はまだ車が普及し始めで、そんなに多くの車通りが無かった時代です。
ある時、先代は交通事故を目撃しました。1台の車が道路脇のガードレールを飛び越え、2~3メートル下に車が転落し、これは一大事だ!と自らの車を止めた瞬間、そこに1台のタクシーが通りかかり、急ブレーキを掛けると彼はこう叫びました。
「ケガ人をオレの車に乗せろよ! オレが病院まで連れて行く!」
当時は公衆電話だって探すのが大変でした。もちろん携帯電話なんてものもありません。人の良いタクシードライバーは、車のシートがケガ人の血で真っ赤に染まってしまうのも気にせず、すぐさま病院まで出発しました。
やがて先代はそのタクシードライバーを病院で見つけると、すぐさまこう言ったそうです。
「あんた、うちの会社に来ないか?」
先代はこの心優しい、そして行動力に長けたタクシードライバーがとても気に入りました。
そしてタクシードライバーもまた、先代の豪快さ、人柄に惚れ、まもなく弊社の社員になりました。
こうして弊社の激動の時代は、その元タクシードライバーSさんと共にあったとも言えます。
やがて時が流れて、Sさんが病に倒れ命が危ぶまれたとき、先代は病院にすぐさま飛び、Sさんを見舞いました。
「あんたは絶対に助かるよ。いや、絶対に死んじゃいけないよ。」
先代のその言葉に答えるかのように、Sさんは奇跡的に回復。
その一方、先代はまもなく心筋梗塞で倒れ、帰らぬ人になりました。
それはまるで、Sさんの身代わりになるようにすら、周りには映ったようです。
Sさんはそれから
定年を迎え、一線からは退いたものの、外部委託という形で弊社と繋がっていました。
そのSさんが、先週水曜日の夜自宅で倒れ、3日後の昼過ぎ、永眠しました。
今、ものすごい寂しさを感じています。
先代を兄貴のように慕ったSさん。先代の話をしているとき、とても楽しそうにしていたのが印象的でした。
私はまだまだ先代にも追いつけないし、Sさんにも追いつけそうにありません。
でもこういう人たちがすぐそばにいてくれたことは、私の自慢です。
当分の間、タクシーを見るたびに、Sさんを思い出しそうです。
Sさん、安らかに・・・。
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とても付き合いの長い、弊社の黎明期を支えてくれた方でした。
まだ先代が生きている頃、当時はまだ車が普及し始めで、そんなに多くの車通りが無かった時代です。
ある時、先代は交通事故を目撃しました。1台の車が道路脇のガードレールを飛び越え、2~3メートル下に車が転落し、これは一大事だ!と自らの車を止めた瞬間、そこに1台のタクシーが通りかかり、急ブレーキを掛けると彼はこう叫びました。
「ケガ人をオレの車に乗せろよ! オレが病院まで連れて行く!」
当時は公衆電話だって探すのが大変でした。もちろん携帯電話なんてものもありません。人の良いタクシードライバーは、車のシートがケガ人の血で真っ赤に染まってしまうのも気にせず、すぐさま病院まで出発しました。
やがて先代はそのタクシードライバーを病院で見つけると、すぐさまこう言ったそうです。
「あんた、うちの会社に来ないか?」
先代はこの心優しい、そして行動力に長けたタクシードライバーがとても気に入りました。
そしてタクシードライバーもまた、先代の豪快さ、人柄に惚れ、まもなく弊社の社員になりました。
こうして弊社の激動の時代は、その元タクシードライバーSさんと共にあったとも言えます。
やがて時が流れて、Sさんが病に倒れ命が危ぶまれたとき、先代は病院にすぐさま飛び、Sさんを見舞いました。
「あんたは絶対に助かるよ。いや、絶対に死んじゃいけないよ。」
先代のその言葉に答えるかのように、Sさんは奇跡的に回復。
その一方、先代はまもなく心筋梗塞で倒れ、帰らぬ人になりました。
それはまるで、Sさんの身代わりになるようにすら、周りには映ったようです。
Sさんはそれから定年を迎え、一線からは退いたものの、外部委託という形で弊社と繋がっていました。
そのSさんが、先週水曜日の夜自宅で倒れ、3日後の昼過ぎ、永眠しました。
今、ものすごい寂しさを感じています。
先代を兄貴のように慕ったSさん。先代の話をしているとき、とても楽しそうにしていたのが印象的でした。
私はまだまだ先代にも追いつけないし、Sさんにも追いつけそうにありません。
でもこういう人たちがすぐそばにいてくれたことは、私の自慢です。
当分の間、タクシーを見るたびに、Sさんを思い出しそうです。
Sさん、安らかに・・・。
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