◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
<第152回>仕事のできる人の行動特性に学ぶ!
==■「アイディアのたくさん出る人、出せる人!」■==
=================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「仕事のできる人の行動特性に学ぶ!」と題して分かりやすく解説してい
きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
=================================
<今回のメニュー>
=================================
【1】アイディアの出ない人、出さない人!
【2】アイディアのたくさん出る人、出せる人!
【3】こんな点を学べ!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記
=================================
【1】アイディアの出ない人、出さない人!
ビジネスマンは、どんな仕事をする場合でも常に新しいアイディア、いい
アイディアを出すことが求められますが、アイディアの出ない人、出さな
い人は多いです。
引き継いだ仕事を十年一日のごとくやっている人はきっといます。上司か
ら指示されたとおりに何の疑いもなくやっている人も多いことでしょう。
ここで興味深い話を採り上げます。
発明王のエジソンは「天才とは、99%のパースピレーション(発汗)と、
1%のインスピレーション(霊感)によってできるものである」という名
言を残しています。
ほとんどは汗と努力によるもので、まれに霊感でひらめくという意味に受
け取れますが、エジソンは「私の言葉が誤解されてしまったようだ」と述
べたそうです。「99%の汗ばかり強調されるが、99%の汗が実るのは
1%のひらめきを大切にしたときだ」と。
永大産業創業者の深尾茂氏は「頭を使って知恵を出せ。知恵の出ないもの
は汗を出せ。知恵も汗も出ない者は静かに去れ」という名言を残していま
す。
知恵やひらめきは大切ですが、どうすれば知恵やひらめきを持つことがで
きるのか、これが問題です。
「データ」や「情報」→加工して「知識」→組み合わせて「知恵」。
データや情報はたくさん持っていてもその先の知識、さらにその上の知恵
に進化できない人はアイディアが思うように出ない、出せないということ
になるのです。データや情報は少々汗をかけば集まります。もっと汗をか
かなければならないのは知識にしたり知恵に発展させる段階なのです。こ
れができないからアイディア欠乏症に陥るのです。
【2】アイディアのたくさん出る人、出せる人!
エジソンはどんな物事にも関心を持ち、発明のヒントを得ました。つまり
心してみれば師は無限に存在するということです。
アイディアをたくさん出す人、出せる人は好奇心が旺盛です。そして何に
でも感動します。もう一つ大事な
コンピテンシーを持ち合わせています。
それは集中力です。つまり一定時間そのことに没頭するのです。
「データ」や「情報」→加工して「知識」→組み合わせて「知恵」。
上記の工程の中で知識や知恵を整理して頭の小さな引き出しにしまってい
ます。しまってあるものは全てがヒントです。必要に応じていつでも小さ
な引き出しから取り出していろいろ組み合わせるのです。これが新しいア
イディアとして生み出されるのです。
そういう意味では、ヒントはどこにでもあります。しかも異業種にこそヒ
ントが多いのです。よく、業界が違うから参考にならないという人がいま
すが、それは違います。
【3】こんな点を学べ!
引き継いだ仕事を十年一日のごとくやっている人はきっといますし、上司
から指示されたとおりに何の疑いもなくやっている人も多いです。このよ
うなビジネスマンはきっと取り残されてしまうことを認識すべきです。
<「データ」や「情報」→加工して「知識」→組み合わせて「知恵」>と
いう流れを理解することは大切です。アイディアの出ない人は知識や知恵
の工程まで発展させていないのです。
アイディアの豊富な人は知識や知恵に発展させ、整理して頭の中の小さな
引き出しの中に蓄積しておき、いつでも取り出して縦横無尽に組み合わせ
る術を心得ています。
そのためには好奇心旺盛になること、何にでも感動すること、そして集中
力を発揮することが大切です。
ヒントはどこにでも転がっており、異業種にこそ参考になるヒントがある
ものです。
【4】今日のまとめ
1.データや情報は結構持ち合わせているのに、アイディアの出ない人、
出さない人はせっかくのデータや情報を知識や知恵に発展させていな
いこと。
2.アイディアの豊富な人は、知識や知恵を整理して頭の中の小さな引き
出しの中に蓄積していて必要なとき取り出し、縦横無尽に組み合わせ
る術を持っていること。
3.アイディア人間になるためには、好奇心旺盛になり、何にでも感動し、
そして集中力を養うこと。
4.アイディアのヒントは異業種にこそそのネタが多いこと。
【5】編集後記
幼児は、奇抜で楽しいアイディアをたくさん出すのは周知の事実です。
「幼児性」という要素はアイディアの生みの親なのです。「なぜ」、「ど
うして」と執拗に質問されて親が返答に窮することはよく経験します。ア
イディアを発想するときは、この「幼児性」を発揮することも一つの方法
です。
次回に続く
次回は、「ベンツを100台売る伝説の営業マンに学ぶ!」を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
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【1】アイディアの出ない人、出さない人!
【2】アイディアのたくさん出る人、出せる人!
【3】こんな点を学べ!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記
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【1】アイディアの出ない人、出さない人!
ビジネスマンは、どんな仕事をする場合でも常に新しいアイディア、いい
アイディアを出すことが求められますが、アイディアの出ない人、出さな
い人は多いです。
引き継いだ仕事を十年一日のごとくやっている人はきっといます。上司か
ら指示されたとおりに何の疑いもなくやっている人も多いことでしょう。
ここで興味深い話を採り上げます。
発明王のエジソンは「天才とは、99%のパースピレーション(発汗)と、
1%のインスピレーション(霊感)によってできるものである」という名
言を残しています。
ほとんどは汗と努力によるもので、まれに霊感でひらめくという意味に受
け取れますが、エジソンは「私の言葉が誤解されてしまったようだ」と述
べたそうです。「99%の汗ばかり強調されるが、99%の汗が実るのは
1%のひらめきを大切にしたときだ」と。
永大産業創業者の深尾茂氏は「頭を使って知恵を出せ。知恵の出ないもの
は汗を出せ。知恵も汗も出ない者は静かに去れ」という名言を残していま
す。
知恵やひらめきは大切ですが、どうすれば知恵やひらめきを持つことがで
きるのか、これが問題です。
「データ」や「情報」→加工して「知識」→組み合わせて「知恵」。
データや情報はたくさん持っていてもその先の知識、さらにその上の知恵
に進化できない人はアイディアが思うように出ない、出せないということ
になるのです。データや情報は少々汗をかけば集まります。もっと汗をか
かなければならないのは知識にしたり知恵に発展させる段階なのです。こ
れができないからアイディア欠乏症に陥るのです。
【2】アイディアのたくさん出る人、出せる人!
エジソンはどんな物事にも関心を持ち、発明のヒントを得ました。つまり
心してみれば師は無限に存在するということです。
アイディアをたくさん出す人、出せる人は好奇心が旺盛です。そして何に
でも感動します。もう一つ大事なコンピテンシーを持ち合わせています。
それは集中力です。つまり一定時間そのことに没頭するのです。
「データ」や「情報」→加工して「知識」→組み合わせて「知恵」。
上記の工程の中で知識や知恵を整理して頭の小さな引き出しにしまってい
ます。しまってあるものは全てがヒントです。必要に応じていつでも小さ
な引き出しから取り出していろいろ組み合わせるのです。これが新しいア
イディアとして生み出されるのです。
そういう意味では、ヒントはどこにでもあります。しかも異業種にこそヒ
ントが多いのです。よく、業界が違うから参考にならないという人がいま
すが、それは違います。
【3】こんな点を学べ!
引き継いだ仕事を十年一日のごとくやっている人はきっといますし、上司
から指示されたとおりに何の疑いもなくやっている人も多いです。このよ
うなビジネスマンはきっと取り残されてしまうことを認識すべきです。
<「データ」や「情報」→加工して「知識」→組み合わせて「知恵」>と
いう流れを理解することは大切です。アイディアの出ない人は知識や知恵
の工程まで発展させていないのです。
アイディアの豊富な人は知識や知恵に発展させ、整理して頭の中の小さな
引き出しの中に蓄積しておき、いつでも取り出して縦横無尽に組み合わせ
る術を心得ています。
そのためには好奇心旺盛になること、何にでも感動すること、そして集中
力を発揮することが大切です。
ヒントはどこにでも転がっており、異業種にこそ参考になるヒントがある
ものです。
【4】今日のまとめ
1.データや情報は結構持ち合わせているのに、アイディアの出ない人、
出さない人はせっかくのデータや情報を知識や知恵に発展させていな
いこと。
2.アイディアの豊富な人は、知識や知恵を整理して頭の中の小さな引き
出しの中に蓄積していて必要なとき取り出し、縦横無尽に組み合わせ
る術を持っていること。
3.アイディア人間になるためには、好奇心旺盛になり、何にでも感動し、
そして集中力を養うこと。
4.アイディアのヒントは異業種にこそそのネタが多いこと。
【5】編集後記
幼児は、奇抜で楽しいアイディアをたくさん出すのは周知の事実です。
「幼児性」という要素はアイディアの生みの親なのです。「なぜ」、「ど
うして」と執拗に質問されて親が返答に窮することはよく経験します。ア
イディアを発想するときは、この「幼児性」を発揮することも一つの方法
です。
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