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有給休暇は勤務時間に含むのですか?含まないのですか?


2009年1月21日号 (no.113 )
バックナンバー(http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/



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■3分労働ぷちコラム
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本日テーマ【有給休暇勤務時間に含むのですか?含まないのですか?】
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有給休暇勤務時間に含むのか含まないのか。


有給休暇だと、休暇として休んだ日も給与が出ますので、平均勤務時間
使って給与の計算をすることになりますよね。


では、給与の計算に平均勤務時間を使うならば、勤務時間数の中にも
平均勤務時間を含めてしまってよいのかどうかが疑問です。


勤務時間に含むか含まないかによって、時間外手当の計算にも影響が出ますので、
ハッキリさせたいところです。






■実際に働いた時間が勤務時間


まず、結論から言うと、有給休暇勤務時間に「含まない」です。



まず、有給休暇というのは、本来の労働義務を免除して、リフレッシュ
するのが趣旨です。


つまり、有給休暇によって、労働義務はなくなるわけです。

ならば、有給休暇の日を実際に勤務したものと判断して、勤務時間に含めるのは間違いとなります。




「そもそも、仕事をしていないのだから、勤務時間に含めないのは当然」と
いうように素直に考えても構いません。



ただ、腑に落ちない点があるとすれば、休暇日の給与は平均の勤務時間
使って計算するのに、実際の勤務時間には含めない(時間外手当の計算
する時にも含めません)んですね。



つまり、給与計算では勤務時間と判断しておきながら、
実際の勤務時間を判断する際には勤務時間とみなさないという、
ちょっとした「歪み」を感じさせてしまっているではないでしょうか。



考えるポイントは、「休暇日の給与を計算するために、便宜的に勤務時間
仮定しているだけであって、実際に勤務したものと同視することはできない」
という点です。


時間数を把握しないと給与の計算はできませんから、やむを得ないのでしょうね。












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『残業管理のアメと罠』
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