■Vol.6/2007-10-15号:毎週月曜日配信
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■■■ 知って得する! 1分間で読める~税務・
労務の知恵袋
□□■
■■■ 【
企業再編(1) 】
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最近は、いろいろな資格試験や検定ががありますね。
昨日は、社長検定というものを見かけました。
ある雑誌の企画ですが、「仕事の愚痴を誰に話すか」「社員から『社長
の給与額を知りたい。』と言われたら何と答えるか」など、100問の問題
が並んでいます。
もちろん、この検定で100点を取ったからといって、社長になれる訳では
なく、スカウトが来る訳でもありません。
さて、今回は新
会社法の施行から、活発になっている
企業再編について
です。新しく会社を作る際に、この「社長検定」試して見ますか?
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☆☆☆
企業再編(1) ☆☆☆
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平成18年5月施行の
会社法により、
企業再編に関する手続きの要件が緩
和され、今日では、
企業再編を活用する会社が増えています。今回はこの
企業再編についてご説明します。
===================================================================
1.
企業再編とは?
===================================================================
企業再編は大きく分けて、「統合」と「分離」の2つに分けられます。
統合は、異なる企業で営まれている事業を、1つの会社にまとめることで、
具体的には「
合併」などがあてはまります。分離は、複数の事業を営む企
業が、その事業のいずれかを外部企業へ移管することをいいます。具体的
には「
会社分割」「事業譲渡」などがあてはまります。
では、「統合」と「分離」にはどういった効果がみられるのでしょうか。
===================================================================
2.事業の統合の効果
===================================================================
(1)事業規模の拡大
(2)業績面におけるシナジー効果
(3)管理コストの削減
(4)
事業承継
(5)管理・責任所在の明確化
(6)事業・企業再生
(7)節税効果
===================================================================
3.事業の分離の効果
===================================================================
(1)効率化の徹底
(2)管理・責任所在の明確化
(3)事業特化によるコアなノウハウの蓄積
(4)不採算部門の切り離し
(5)ノンコア部門の切り離し
(6)
相続対策(兄弟間の争いを回避するための分割等)
(7)事業・企業再生
(8)節税効果
===================================================================
4.分離と統合は表裏一体
===================================================================
効果をみると、分離と統合は重複する項目が多いことがわかります。
分離の具体例としてあげた「
会社分割」、「事業譲渡」などは、事業を
移す側からすると「分離」に整理されますが、事業を譲り受けた側から
みると、統合として考えることもできます。よって
企業再編の手法の大
半は統合と分離の両方の機能を持っているといえます。
次回からはこれらの
企業再編の具体例について述べたいと思います。
(本田)
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◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など
→
info@c3-c.jp
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C Cubeでは、税務、
会計だけでは解決しないさまざまのことを、
「人」の問題として考えています。
何か足らないとお思いの方は、弊社のホームページにヒントがある
かもしれません。
ホームページはこちら ⇒
http://www.c3-c.jp
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昨日は、社長検定というものを見かけました。
ある雑誌の企画ですが、「仕事の愚痴を誰に話すか」「社員から『社長
の給与額を知りたい。』と言われたら何と答えるか」など、100問の問題
が並んでいます。
もちろん、この検定で100点を取ったからといって、社長になれる訳では
なく、スカウトが来る訳でもありません。
さて、今回は新会社法の施行から、活発になっている企業再編について
です。新しく会社を作る際に、この「社長検定」試して見ますか?
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平成18年5月施行の会社法により、企業再編に関する手続きの要件が緩
和され、今日では、企業再編を活用する会社が増えています。今回はこの
企業再編についてご説明します。
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1. 企業再編とは?
===================================================================
企業再編は大きく分けて、「統合」と「分離」の2つに分けられます。
統合は、異なる企業で営まれている事業を、1つの会社にまとめることで、
具体的には「合併」などがあてはまります。分離は、複数の事業を営む企
業が、その事業のいずれかを外部企業へ移管することをいいます。具体的
には「会社分割」「事業譲渡」などがあてはまります。
では、「統合」と「分離」にはどういった効果がみられるのでしょうか。
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2.事業の統合の効果
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(1)事業規模の拡大
(2)業績面におけるシナジー効果
(3)管理コストの削減
(4)事業承継
(5)管理・責任所在の明確化
(6)事業・企業再生
(7)節税効果
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3.事業の分離の効果
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(1)効率化の徹底
(2)管理・責任所在の明確化
(3)事業特化によるコアなノウハウの蓄積
(4)不採算部門の切り離し
(5)ノンコア部門の切り離し
(6)相続対策(兄弟間の争いを回避するための分割等)
(7)事業・企業再生
(8)節税効果
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4.分離と統合は表裏一体
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効果をみると、分離と統合は重複する項目が多いことがわかります。
分離の具体例としてあげた「会社分割」、「事業譲渡」などは、事業を
移す側からすると「分離」に整理されますが、事業を譲り受けた側から
みると、統合として考えることもできます。よって企業再編の手法の大
半は統合と分離の両方の機能を持っているといえます。
次回からはこれらの企業再編の具体例について述べたいと思います。
(本田)
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