━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008/11/24(第264号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで儲かる会社を作る
■□
■□ ”業績をアップしたいのであれば、まずは
会計から変えろ!!”
■■
http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
世界同時株安で、株価の乱高下はあるものの、ずい分低いところでの
動きになってしまいましたね。
このような時に、どう動くのか、人ぞれぞれですが、勇気のある人は
この安い水準で買いにいっているようですね(もちろん、お金もない
とできませんが)。
時価純
資産よりも株価が下がっている優良株であれば、本来は買い
なのでしょうが、この心理の中で、なかなかそういう行動はできない
ものです。
また、きちんと見切って売るならまだしも、狼狽売りをするのは最も
良くないことだと思います。
そして、あとはじっと静観型。今は動きようもない、時間はかかって
もいずれは戻るだろう、と信じて静観している人ですね。それが一番
多いのかも知れません。まあ、私もそうですが...
ただ、静観型でも、ポートフォーリオを替えるというのはあります。
今はすべてのものが下がっていますが、回復基調になった時に、
グーンと伸びそうな銘柄に変えていくのです。
すなわち、伸びが鈍そうなものを売って、その資金で伸びそうなもの
を買う、ということですね。
こうすれば、投資総額は変えずに、中身だけをブラッシュアップする
ことができます。
ただ、一部のものを売ることによって、損が実現してしまう、という
難点はありますが。でも、
法人の場合にはこれが
損金で落とせますの
で、節税になるとも言えますね。
個人も
損益通算・繰越控除はあります。
皆様はどうされますか?
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう。
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■□
月次決算のシンプルとは?
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●先週、「
月次決算3S」というものを、紹介しました。
スピーディー、シンプル、正確 の3Sですね。
先週話したのは、「期日を決める」ということで、3Sの中の
スピーディーに関することです。
今日は、その中のシンプルについて、ちょっと考えてみたいと
思います。
●シンプルというのは、単純とか簡単、ということですが、
月次決算においては、ただ単純にやればいい、簡単にやればいい、
ということではありません。
シンプルには、2つあると思ってください。
月次決算におけるシンプルとは、まずは、アウトプットのシンプルさ
です。
いろいろなものがゴチャ混ぜになった、難しいアウトプットを出すな、
ということです。
何をその表で知りたいのか、伝えたいのか、目的を持った表にして
欲しい、ということですね。
そのためには、作る方と、見る方が、よくコミュニケーションを
とっておくことが大事です。
経理の方は、経営者が何を見たいのかわからないから、
ソフトの機能に頼って、何でもかんでも出してしまう、わかりづらい
月次決算をしてしまうことがあります。
これは、コミュニケーション不足が原因です。
経営者も見たいものを伝えていない、のが問題です。
●アウトプットをシンプルに、と言うと誤解してしまうことが
あるのですが、実はそこに至るにあたっては、詳細な処理をして
おくことが大事なのです。
ディティールは、きめ細かく、なのです。
表面に出てくる部分は、シンプルなのですが、その裏側には
詳細なところまでの処理が、施されている、
月次決算は、そんな状態であることが望ましいのです。
目的に合致したシンプルな資料というのは、経営者の脳を刺激
します。
すると経営者は、いろいろな疑問や気づきが湧いてきます。
そうすると、経理担当者などに質問してきます。
「この詳細は、どうなっているのか?」
「これを、こうするとどうなるのか?」
というように。
このような質問に答えられなければいけません。
そのためには、詳細なデータが整然と揃えられていなければ
答えることができません。
経営者から質問が来たときは、その質問に応じて、どんどん
詳細までドリルダウンしていけるような
月次決算ができて
いることが大事なことです。
そして、いつもされる質問には、別途フォーマットを作って
言われなくても報告していくようにするのです。
こういう経理の方がいると、本当に経営者は助かりますね。
●このような体制をどのように設計しておくか、というのが、
もう1つのシンプルなのです。
いかにシンプルで、必要なものの漏れがない、経理処理の体系
を作っておくか、この元になる設計の部分が重要なのです。
この設計の部分こそ、現場の方と、経営者の考えと、そして
様々なノウハウを持っているプロの力が活きるところでは
ないかと思います。
私どもも、是非、このような仕事をやっていきたいな、と
思っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念経営』を追求することにより、中小企業の成長発展に貢献する
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中小企業
が、「強い会社」・「儲かる会社」・「継続する会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
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◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
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【 発行 】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【 編集 】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992
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このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
(
http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
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<編集後記>
いよいよ12月が近づき忘年会シーズンですね。
もう既にかなりの忘年会が入ってしまいました。
でも、その予行演習とでもいうべく、先週はほとんど毎晩何かがあり、
ついに、足の親指が疼いてきました...ヤバイ...
ということで、この連休は少し控えています。
(何のことかわかる人は、経験ある人ですね(笑))
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世界同時株安で、株価の乱高下はあるものの、ずい分低いところでの
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このような時に、どう動くのか、人ぞれぞれですが、勇気のある人は
この安い水準で買いにいっているようですね(もちろん、お金もない
とできませんが)。
時価純資産よりも株価が下がっている優良株であれば、本来は買い
なのでしょうが、この心理の中で、なかなかそういう行動はできない
ものです。
また、きちんと見切って売るならまだしも、狼狽売りをするのは最も
良くないことだと思います。
そして、あとはじっと静観型。今は動きようもない、時間はかかって
もいずれは戻るだろう、と信じて静観している人ですね。それが一番
多いのかも知れません。まあ、私もそうですが...
ただ、静観型でも、ポートフォーリオを替えるというのはあります。
今はすべてのものが下がっていますが、回復基調になった時に、
グーンと伸びそうな銘柄に変えていくのです。
すなわち、伸びが鈍そうなものを売って、その資金で伸びそうなもの
を買う、ということですね。
こうすれば、投資総額は変えずに、中身だけをブラッシュアップする
ことができます。
ただ、一部のものを売ることによって、損が実現してしまう、という
難点はありますが。でも、法人の場合にはこれが損金で落とせますの
で、節税になるとも言えますね。
個人も損益通算・繰越控除はあります。
皆様はどうされますか?
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スピーディー、シンプル、正確 の3Sですね。
先週話したのは、「期日を決める」ということで、3Sの中の
スピーディーに関することです。
今日は、その中のシンプルについて、ちょっと考えてみたいと
思います。
●シンプルというのは、単純とか簡単、ということですが、
月次決算においては、ただ単純にやればいい、簡単にやればいい、
ということではありません。
シンプルには、2つあると思ってください。
月次決算におけるシンプルとは、まずは、アウトプットのシンプルさ
です。
いろいろなものがゴチャ混ぜになった、難しいアウトプットを出すな、
ということです。
何をその表で知りたいのか、伝えたいのか、目的を持った表にして
欲しい、ということですね。
そのためには、作る方と、見る方が、よくコミュニケーションを
とっておくことが大事です。
経理の方は、経営者が何を見たいのかわからないから、
ソフトの機能に頼って、何でもかんでも出してしまう、わかりづらい
月次決算をしてしまうことがあります。
これは、コミュニケーション不足が原因です。
経営者も見たいものを伝えていない、のが問題です。
●アウトプットをシンプルに、と言うと誤解してしまうことが
あるのですが、実はそこに至るにあたっては、詳細な処理をして
おくことが大事なのです。
ディティールは、きめ細かく、なのです。
表面に出てくる部分は、シンプルなのですが、その裏側には
詳細なところまでの処理が、施されている、
月次決算は、そんな状態であることが望ましいのです。
目的に合致したシンプルな資料というのは、経営者の脳を刺激
します。
すると経営者は、いろいろな疑問や気づきが湧いてきます。
そうすると、経理担当者などに質問してきます。
「この詳細は、どうなっているのか?」
「これを、こうするとどうなるのか?」
というように。
このような質問に答えられなければいけません。
そのためには、詳細なデータが整然と揃えられていなければ
答えることができません。
経営者から質問が来たときは、その質問に応じて、どんどん
詳細までドリルダウンしていけるような月次決算ができて
いることが大事なことです。
そして、いつもされる質問には、別途フォーマットを作って
言われなくても報告していくようにするのです。
こういう経理の方がいると、本当に経営者は助かりますね。
●このような体制をどのように設計しておくか、というのが、
もう1つのシンプルなのです。
いかにシンプルで、必要なものの漏れがない、経理処理の体系
を作っておくか、この元になる設計の部分が重要なのです。
この設計の部分こそ、現場の方と、経営者の考えと、そして
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◆「会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
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もう既にかなりの忘年会が入ってしまいました。
でも、その予行演習とでもいうべく、先週はほとんど毎晩何かがあり、
ついに、足の親指が疼いてきました...ヤバイ...
ということで、この連休は少し控えています。
(何のことかわかる人は、経験ある人ですね(笑))