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最近の就職関連ニュースから~パラシューターペアレンツ?

4月30日の日経新聞に、就職関連の記事が3本載っていましたね。

・就職活動、親も参戦
・内々定獲得、まだ2割
・高校・専修学校、内定取り消し881人 文科省調査

内定取り消しに関しては、ブログ「HRMキャリアサポートセンター」に記事を上げています。ご参考になさってください。
http://hrm-consul.cocolog-nifty.com/hrmconsul3/2009/04/post-d154.html


◆内々定獲得、まだ2割

日本経済新聞社などが学生に実施したアンケートによると、内々定をもらった学生は18.7%、近いうちにもらえる見通しを加えても20.9%ということです。
また、「来春の就職をあきらめようと思っている」が8%。
あきらめが早すぎると思いますが…

昨年の景気急減速を受けて、採用戦線も、バブル以来の売り手市場から、買い手市場に転じています。
しかし、バブル崩壊後の「氷河期」到来かというと、そこまではいっていません。
内需型企業や、これまで人手不足に悩んでいた外食産業などは、この機会に採用を増やそうとしています。

今年の採用戦線の特徴をまとめると、次の3つになると言えます。

①売り手市場
これは確かです。

②長期化
企業は、いい学生が来るまでじっくり待とうという姿勢でいます。
その結果、採用活動は長期化することが予想されます。

③多様化
新卒一括採用が主流であることに変わりはありませんが、第二新卒、紹介予定派遣、非正社員からの登用など、正社員採用の入口が多様化しています。


◆就職活動、親も参戦

就職活動に臨むわが子を心配し、就職説明会に参加したり、子供を連れて就職支援コーナーに相談に訪れる親が増えています。
ここ数年の傾向ですね。
このうち、度が過ぎた親、常識を踏み外した親が、「モンスターペアレンツ」や「ヘリコプターペアレンツ」になるのでしょう。

もう10年以上前、私が会社で採用を担当していた頃のことです。
1ヶ月ほど先に就職セミナーの開催を控えていた時期でしたね。
セミナー問い合わせの電話が入ったのですが、それがどう考えても年配の女性らしき声。
ご質問に対応した後、私から「ところでセミナーに参加するのはお宅様ですか?」と聞いたところ、「まさか。息子です」と、「当り前だろう」と言わんばかりのお返事がかえってきました。
思わず苦笑いしながら「今後はご本人から連絡するようにお伝えいただけますか?」と言った記憶があります。

その電話は部内でも話題になり、「セミナーに親同伴で来るんじゃない?」なんて冗談を言ったものですが…

今はそれが、冗談でも何でもないのですね。

う~ん、どうなのかなぁ。
記事は、「自立して進路を切り開く力が弱まってきた」と感じ、学生に「自分の進路なのだから、次からは一人で来なさい」と諭す大学就職課長を紹介しています。

私もそう思います。

そもそも大学の4年間というのは、自分が社会に出て何をするかを考える期間なのでは?


HRM就業規則サポートセンター
http://www.hrm-solution.jp/index.htm

HRM賃金サポートセンター
http://www.hrm-consul.com/index.htm

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