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親会社からの一方的な会社統合案

著者 misawa さん

最終更新日:2010年09月18日 17:56

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泣き寝入りを嘆いている暇はないでしょうね

著者ひであき33さん

2010年09月18日 18:49

kyouhei さん

こんばんは。


●状況分析

あなたは経営者です。

サラリーマンと違い、経営者には、労働基準法の適用がありません。
ある意味、社長は自由にあなたを解雇できます。
取締役の任期満了継続なし、で、平和裏にお役ごめんです。

推測ですが親会社の社長は、あなたの持つ、何がしかのノウハウがほしかったのでしょう。
で、もうそのノウハウは吸収し終えたと。

となると、彼にとって、泣き言をいいながら幻の既得権を振りかざすあなたの姿は
どのように映るでしょうか。そしてあなたをどう処理したいと思うようになるでしょうか。



●分岐点

あなたは急いで、決断をしなければいけません。

会社から最後通牒を突きつけられる前に飛び出すか。
それとも会社に残りつつ、何がしかの準備をするか。
あるいは会社に隷属を誓うか。

その前に、まずは精神安定。
たとえば、禅関係の本、あるいは自己啓発の本などを手に取るのもいいでしょう。
人生設計のための目標管理の本もいいです。

そしてどの道に進むかを決めたら、後は突き進む。

やるべきことは山ほどある。
悩んでいる暇はありません。



●今後のために

今度、子会社の社長になるときは、51%以上の株式取得を条件としましょう。
あるいは逆に、自分で会社を創立し、子会社を作って、あなたが85%の出資で契約して、
会社を太らせるというのも、今回のことを学習した結果としていいかも知れません。

どの方向に進むにせよ、家族の理解と同意は得ておいてください。
最終的に頼りになるのは家族だからです。

腹さえ据えれば、人生いたるところ青山あり。
草の一本、虫の鳴き声一つにいたるまですべて師匠。
最悪でも命までとられることはありません。
万が一命をとられる事態に至ったとしても、そのときは苦しみから解放される。
そう考えると、どっちに転がってもたいしたことはありません。

また、幸運は不幸の顔を装ってやってくるものです。
成功した将来、過去を振り返って、ご相談案件の「不幸」が実はその後の大躍進のきっかけだった、
ということだって、あるかもしれない。むしろそうなるように努力するべきでしょう。

落胆したり、誰かのせいにしたり、何かをうらんだりせず、
今自分にできることは何か、優先順はどうなのか、これを整理し、ひとつひとつ
「考動」(=行動と同時並行で、考えながら微修正を続ける)していくことが必要です。

泣き寝入りしている暇もなければ、泣き寝入りをせざるを得ない状態を嘆いている暇もありません。
なぜなら、あなたはサラリーマンではないのですから。経営者なのですから。

経営者として、未来を切り開いていかれることを、祈念しております。

Re: 泣き寝入りを嘆いている暇はないでしょうね

著者misawaさん

2010年09月18日 19:04

ひであき33さん

心にしみる貴重なご意見ありがとうございます。

何か一気に吹っ切れた気がします。

今回の件を学習し、しっかりと考動していきます!

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