相談の広場
私はある上場企業の100%子会社に勤務しております。
親会社は、子会社管理の為に一定の基準を定め、その基準を超える案件については事前に親会社の許可を得なければならない事となっています。
今回、この親会社が、この子会社に対して事前に許可を与える行為を「役務」であると認定し、子会社から対価を取ろうという動きが出ています。
子会社としては、当然、独立会社として必要な決裁手続きを単独で完了させているわけですが、この「親会社が子会社に許可を与える行為」は「役務」なのでしょうか。
因みに、「子会社管理の為に一定の基準」は親会社が独自に設定するもので、子会社が口を出せるものではありません。
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親子会社双方の役員が考えることで、社員が考えることではないですね。
たとえば
「役務」はグループ全体の繁栄のために必要な行為であり
人件費などのコストもかかるのだから、子会社に割りかけ
しよう、
、という考え方であれば、変な話ではありません。
たとえば普通の会社で、本社不採算部門の人件費を営業所に割り振ったりするわけで、それと似たようなメカニズムとは考えられないでしょうか。
仕事には、売り上げのように見える仕事と、管理のように見えない仕事があります。
今回の「役務」も見えない仕事のひとつであり、
本当に必要なのかどうかはグループ会社全体を俯瞰しないと
意味があるのかどうかは見えない話です。
たとえば
「うまいこといって、利益を吸い取ろうとしてる」というのであれば、親会社からの仕入れ価格を下げてもらうとか、経費を使って子会社を赤字にしちゃうとか、対抗措置はありそうです。
でもそれも役員が考えることであって、社員が考えることではありません。
「親会社が子会社に許可を与える行為」は「役務」なのかどうか。
これは会社内の独自ルールで言葉の定義の決め方次第なんで、外部の者は何もいえません。
「子会社管理の為に一定の基準」は親会社が独自に設定」する作業に人件費がかかるので、それ含めて「役務」で人件費を回収しようと考えてるのだろうと推測します。
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