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税務管理

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労働保険料納付時の仕訳について

著者 ばらすみれ さん

最終更新日:2011年06月14日 10:48

経理初心者です。

当社は昨年の10月に起業した小さな会社です。(9月決算です)
私は今年の2月に採用され、1人で経理、総務労務を担当しています。
今回、初めての労働保険料の計算はすんなりとできたのですが、納付時の仕訳で悩んでおります。

こちらの過去スレもいくつか拝見したのですが、色々な方法があり、会社によるところが大きいようで・・・

給与時の仕訳は前任者の引継ぎ通りで、雇用保険料は預り金で処理しています。
会計ソフトの簡単仕訳入力では、労働保険料納付時の仕訳は
借方 法定福利費       貸方 普通預金
借方 立替金(保険者負担分)
※立替金は預り金で処理する場合もあります。
となっています。
この場合、単純に10月~3月分までの預り金を労働保険料から差し引いて、残額を法定福利費として計上していいのでしょうか?

ちなみに私が持っている経理の本には
借方 法定福利費  貸方  普通預金
となっていました。
前払費用で処理しなくても、この仕訳で税務上は問題ありません、と書いてありました。

初めての仕訳となりますので、最初が肝心と思っておりますので、皆さんの意見をお聞きしたいと思います。
宜しくお願い致します。

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Re: 労働保険料納付時の仕訳について

著者tonさん

2011年06月14日 22:15

> 経理初心者です。
>
> 当社は昨年の10月に起業した小さな会社です。(9月決算です)
> 私は今年の2月に採用され、1人で経理、総務労務を担当しています。
> 今回、初めての労働保険料の計算はすんなりとできたのですが、納付時の仕訳で悩んでおります。
>
> こちらの過去スレもいくつか拝見したのですが、色々な方法があり、会社によるところが大きいようで・・・
>
> 給与時の仕訳は前任者の引継ぎ通りで、雇用保険料は預り金で処理しています。
> 会計ソフトの簡単仕訳入力では、労働保険料納付時の仕訳は
> 借方 法定福利費       貸方 普通預金
> 借方 立替金(保険者負担分)
> ※立替金は預り金で処理する場合もあります。
> となっています。
> この場合、単純に10月~3月分までの預り金を労働保険料から差し引いて、残額を法定福利費として計上していいのでしょうか?
>
> ちなみに私が持っている経理の本には
> 借方 法定福利費  貸方  普通預金
> となっていました。
> 前払費用で処理しなくても、この仕訳で税務上は問題ありません、と書いてありました。
>
> 初めての仕訳となりますので、最初が肝心と思っておりますので、皆さんの意見をお聞きしたいと思います。
> 宜しくお願い致します。

こんばんわ。
労働保険料の処理は会社や担当者の考え方、処理の仕方により変わります。原則処理と簡便処理が可能でどちらでも継続されれば問題ありません。また1年の短期分ですから前払いにせずとも問題ありません。
原則的に考えると
労働保険料→法定福利費
保険加入者負担雇用保険→立替金→給与から控除する前に会社が年額を先払いしますので立替金と考えます。
給与控除雇用保険料→立替金の充当
翌年精算時に立替分に残高がある場合は法定福利費に振替、新年度の概算払いをまた法定福利費、立替金で処理。
簡便処理で考えると
支払時→全額法定福利費→保険加入者立替の差額がある場合は法定福利費で清算されるため結果として全額法定福利費になるので全て法定福利費
給与控除雇用保険料法定福利費の充当
どちらの処理をするにしても継続されれば問題ありませんし後は手間と時間の問題と思います。個人的には簡便処理を採用しています。
とりあえず。

Re: 労働保険料納付時の仕訳について

削除されました

Re: 労働保険料納付時の仕訳について

著者ばらすみれさん

2011年06月15日 10:53

tonさま

こんにちは。
早速の回答ありがとうございました。

お聞きしたいのですが、全額法定福利費で計上した場合、給与時に計上している雇用保険料の預り金は清算(相殺?)されなくても問題ないのでしょうか?
住民税社会保険料の預り金は支払時に相殺されているのですが、雇用保険料はずっと残ったままになりますよね?

理解力がなく申し訳ないのですが、
>給与控除雇用保険料法定福利費の充当
とは、法定福利費から雇用保険料の預り金を引く、という事なのでしょうか?

すみませんが、引き続きご教授願います。

Re: 労働保険料納付時の仕訳について

著者ばらすみれさん

2011年06月15日 11:27

くりっぷさま

ご丁寧に仕訳までして頂いて、ありがとうございます。
早速このどちらかで処理したいと思います。

ちなみに今回計上する預り金は10月~3月分まででいいのですよね?

概算や確定などで色々な仕訳の方法があり、それぞれに納得する内容でしたので、それはそれで勉強になりました。

仕訳が分かってスッキリしました。ありがとうございました。

Re: 労働保険料納付時の仕訳について

削除されました

Re: 労働保険料納付時の仕訳について

著者ばらすみれさん

2011年06月15日 11:51

くりっぷさま

度々ありがとうございます。
計算して仕訳します。

お忙しい中ご丁寧にありがとうございました。

Re: 労働保険料納付時の仕訳について

著者tonさん

2011年06月15日 20:30

> tonさま
>
> こんにちは。
> 早速の回答ありがとうございました。
>
> お聞きしたいのですが、全額法定福利費で計上した場合、給与時に計上している雇用保険料の預り金は清算(相殺?)されなくても問題ないのでしょうか?
> 住民税社会保険料の預り金は支払時に相殺されているのですが、雇用保険料はずっと残ったままになりますよね?
>
> 理解力がなく申し訳ないのですが、
> >給与控除雇用保険料法定福利費の充当
> とは、法定福利費から雇用保険料の預り金を引く、という事なのでしょうか?
>
> すみませんが、引き続きご教授願います。

こんばんわ。
理解しにくくて申し訳ありません。下記仕訳で結果として相殺=充当処理になります。

全額法定福利費の簡便処理の場合
借方 労働保険料 貸方 現預金 10,000

給与控除時
借方 現預金 貸方 法定福利費雇用保険料 200

法定福利費元帳表示
支払時  借方 10,000  残 10,000
給与充当 貸方   200  残 9,800

年間を通すと事業主負担分の残高になります。この処理ですと預り金から法定福利費への振替や立替金の残高精算の必要がなく法定福利費の元帳の中に一括表示されますので確認もしやすいため簡便処理を採用しています。
とりあえず。

Re: 労働保険料納付時の仕訳について

著者ばらすみれさん

2011年06月16日 11:22

tonさま

分かりやすく説明していただきありがとうございます。

確かに毎月の雇用保険料法定福利費で処理すれば、納付時は分かりやすいですね。

仕訳は遡って修正できるのですが、毎月の月次集計を取締役に提出しているので、今回のくりっぷさんからのアドバイスの仕訳の案と、また今後の仕訳をどうするか、修正も含めて相談してみたいと思います。

お忙しい中、何度もありがとうございました。

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