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労務管理

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部署間の給与格差是正について(医療機関)

著者 scuderia さん

最終更新日:2012年01月28日 09:54

こんにちは。

早速ですが表題の件でお知恵をお貸しいただければ助かります。
現在当院では、一部の外来勤務の看護師と、病棟勤務の看護師の間で給与格差(あくまで総支給額)が問題となっています。給与と業務を大まかに説明しますと、

①病棟看護師の主な給与の内訳
  ア、基本給
  イ、夜勤手当(月4~5回、1回あたり16,000円)
  ウ、時間外手当
①-2 主な業務
  病棟業務に専念(日勤と夜勤)

②外来看護師の主な給与の内訳
  ア、基本給
  イ、オンコール手当(月4~5回、1回あたり3,000円)
  ウ、時間外手当
②-2 主な業務
  外来業務、手術室業務、早朝診察出勤、オンコール待機

以上となっており、上記イの部分で総支給額に差が出る形となります。しかし、業務に関して見てみると、外来看護師は早朝出勤やオンコール待機など、負担感は重いものがあります。

外来は診療の「入口」となる部門で、その後の入院から退院までを支える部署として非常に重要です。しかしながら、負担の割に手取り額が少ないとして、若い看護師が外来での勤務を嫌う傾向にあり、人材が育たない危機感もありますし、病棟から外来への配置転換も同様の理由で容易ではありません。

アの基本給は年齢・経験年数・勤続期間・その年の評価によって個人差はあるものの、賃金表のベースは資格によって一律となっています。

手術室勤務は、技量にも個人差があることや、外来職員全員が行っているわけではないため、「手術室手当」を創設しても完全に格差が埋まるわけではありません。

早朝診察による出勤についても外来職員全員が行っているわけではなく、その手当も早く出勤した分、時間外手当として支給しているため、全体としては格差の是正につながっておりません。

このような状態ですが、何かアドバイスいただければ幸いです。何卒、よろしくお願いいたします。

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