相談の広場
最終更新日:2017年10月25日 11:00
ご質問させてください。
現在、企業法務の立ち上げにかかわり、法務担当として1名(自分です)おかれております。現在はまだ個別に相談を受けたり、契約書をチェックする程度です。
書籍などで法務にどのような機能があるかは概要は把握しているのです。でもどれも機能についてはよく載っていても、すでに法務部がある前提のものが多いです。何もないところからしくみを作る、といったものがあればいいなと探しております。
実際の業務フローを決めていく、どこまでが法務の仕事なのか、体制づくり
など気になっております。おすすめの書籍や、研修、体験談など教えてください。
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私見ですが…
まず、相談者さんが自社企業をどのように見ているのか?どのような企業にしたいのか?が重要だろうと感じています。
独立した法務部をもっている企業となると、大手しかないでしょう。ですから、実務的には総務部等が主導権を発揮することとなりますね。
対外的な企業リスク、企業内部においては不正に対応する話になります。
CSR、コンプライアンス、コーポレートガバナンスなど、言葉を検索していけば、ある程度の範囲はつかめるのではないかと思います。
当然、顧問弁護士、顧問社労士、顧問会計士など専門家の支援も仰がないと難しい世界ではあります。
極端な話、社長や経営陣の不正も正さないとならなくなりますから、それなりの覚悟も決めないとなりません。
部長級以上、役員、社長は弁護士から直接法務研修、それ以下の役職者は企業内法務担当者からの内部研修など、私の会社も以前はやっていましたが…
> ご質問させてください。
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> 現在、企業法務の立ち上げにかかわり、法務担当として1名(自分です)おかれております。現在はまだ個別に相談を受けたり、契約書をチェックする程度です。
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> 書籍などで法務にどのような機能があるかは概要は把握しているのです。でもどれも機能についてはよく載っていても、すでに法務部がある前提のものが多いです。何もないところからしくみを作る、といったものがあればいいなと探しております。
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> 実際の業務フローを決めていく、どこまでが法務の仕事なのか、体制づくり
> など気になっております。おすすめの書籍や、研修、体験談など教えてください。
なりますさん
大変ですね。
まず、法務としての領域をきちんと決めておくことです。
例えば、
①契約書などの確認や、その他に、法務相談事項について解答する。
②戦略的法務として、コンプライアンス・リスクマネジメント・知財管理・消費者対応窓口への支援、他に、事業戦略上に助言
①と②のどちらを目指していくのか。
職務分掌できちんと決めておいたほうが良いと考えます。
困ったことに、うちの会社は、なんでもかんでも法務に相談と、相談が廻ってきます。
因みに、社内弁護士や、司法研修生を紹介してくれる団体があります。
「企業法務ナビ」というサイトがあり、上記の紹介のほかに、
トレンドとしての法務上のニュースが掲載されており、その事案の
説明・コメントなどが記載されており、活用されてはいかがかと考えます。
書籍では、「ビジネスロー・ジャーナル」などを定期購読すると良いのではと
考えます。
また、顧問弁護士の活用に関しては、弁護士の方々も、得意分野がありますので、出きれば、相談が生じる案件によって、複数の弁護士事務所を顧問として契約し、使い分けすることをお勧めします。
村の平民さん、 hitokoto2008さん、キリガクレさん
わたしの表現が足らないなか、ご返信ありがとうございます。
村の平民さんのいうとおり、まずは弁護士先生との連携ですよね。いままでは総務が法務を弁護士と連携して行っておりました。
ですが法務の強化ということで、ポジションができただけで、実際にどこまで法務がしていくのは上の判断にはなると思います。今は職務分掌があいまいなので、私も困惑しています。 hitokoto2008さんのご指摘のとおりです。どこまでするのかを決めていくところからですよね。
キリガクレさんの、①か②なのかについて、ありがとうございます。私の現在の力量と会社の規模だと①が基本で②の一部を行うのではないかと思います。
なんでもかんでも法務に回ってきたらそれもちょっと違うのではないかといま心配に思っています。
ちょうど企業法務ナビも見て、セミナーに参加しようかなど考えていました。
ビジネスロージャーナルの定期購読も上申してみます。
複数の先生にお願いするということも、今の会社にない考え方でしたので、教えていただいてありがとうございました。
企業活動に関わるなんて、星の数ほどのありますのでいくら法務担当といってもその全ての内容に精通して業務を遂行するのは不可能です。
なので、いざというときの各分野の専門家とのパイプ役も重要な業務になるはずです。
一方で、なんでもかんでも専門家に投げるのでは、法務担当の意味が無いので
ある一定の法務知識をもち、それを活用して社内研修で法務の講師をし未然にコンプライアンス違反を防ぐのも重要だと思います。
その点では、お勧めなのはビジネス実務法務検定なんかは、かなり有用ですね。
あとは、人事制度などを通じて社内で法務にどのようなことを期待しているかを明らかにしてもらうことです。
会社が期待していない方向に向かって努力をしても、報われないことになりかねませんしね。
> ご質問させてください。
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> 現在、企業法務の立ち上げにかかわり、法務担当として1名(自分です)おかれております。現在はまだ個別に相談を受けたり、契約書をチェックする程度です。
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> 書籍などで法務にどのような機能があるかは概要は把握しているのです。でもどれも機能についてはよく載っていても、すでに法務部がある前提のものが多いです。何もないところからしくみを作る、といったものがあればいいなと探しております。
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