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社会保険の130万の壁について

著者 プリント さん

最終更新日:2025年05月28日 14:56

社会保険の130万の壁について質問です。

これまでパートで月10万7千、年128万円で働いていました。

5月が忙しかっため、初めて賞与のような形で手当を15万円貰いました。

このため今年の収入が143万円になってしまうのですが、これは扶養から外れてしまうのでしょうか?
賞与は来年も多分あるというような口ぶりでした。

よろしくお願いいたします。

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Re: 社会保険の130万の壁について

著者Srspecialistさん

2025年05月29日 10:19

> 社会保険の130万の壁について質問です。
>
> これまでパートで月10万7千、年128万円で働いていました。
>
> 5月が忙しかっため、初めて賞与のような形で手当を15万円貰いました。
>
> このため今年の収入が143万円になってしまうのですが、これは扶養から外れてしまうのでしょうか?
> 賞与は来年も多分あるというような口ぶりでした。
>
> よろしくお願いいたします。

年収130万円の壁というのは、主に被扶養者として認められるかどうかの基準になります。基本的には、年間の収入が130万円以上になると、扶養に入る資格を失い、自分自身で社会保険健康保険・年金など)に加入しなければならなくなるのが一般的な考え方です。

これまで月10万7千円で働いていたため年間収入は128万円でしたが、5月に賞与のような形で15万円を得たことで、合計143万円となり、年間収入が130万円を超えてしまいます。これは、扶養家族(たとえば配偶者の扶養)としての条件を満たさなくなる可能性が高いということです。つまり、今後はご自身で社会保険の加入手続きおよび保険料の負担が求められることになるでしょう。

ただし、注意点としては次の点です:

- 計算方法の違い
一部の企業では、賞与などの臨時収入は基本給とは別枠で扱われることもあり、月ごとの平均収入や労働時間などから扶養認定が判断されるケースもあります。しかし、今後も賞与が定期的に支給されるという見込みであれば、実質的に年間収入が安定して130万円を超える状態になるので、扶養から外れる可能性は高いです。

- 制度や企業ごとの差異
各企業や加入している保険制度によっては、細かい計算の仕方に違いがあり、必ずしも一律ではない場合もあります。そのため、実際に扶養認定がどのように行われるかは、会社の人事・給与担当等に確認するのが確実です。

- 費用面の影響
扶養から外れると、ご自身が社会保険料を負担することになるため、手取り額や税制上の優遇措置にも変化が生じます。今後の収入状況や働き方の見通しに応じて、総合的にシミュレーションを行い、必要であれば専門家に相談することも検討されるとよいでしょう。

まとめると、賞与を含めた結果、年収が143万円になる場合は一般的に扶養から外れると考えられます。ただし、具体的な判断は企業のルールや計算方法によりますので、詳細は担当部署に確認するのが安心です。

---

また、将来的に賞与が継続して支給される見込みがあるのであれば、今後も同様の収入状況になり、扶養認定の条件をクリアできなくなる可能性が高いため、保険料負担や税制の変更点についてもあらかじめ把握しておくと、家計管理やキャリア設計にも役立つかと思います。

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