相談の広場
従業員8名ほどの会社です。
給与仕訳について今までは帳簿の仕訳は全員分合算で記入していました。
これを個人ごと計上するように変更しようと考えております。
この場合、給与を個人で計上した場合、預かり金(源泉所得税、雇用保険、住民税)なども個人ごとに記載するべきか、それとも預かり金などは項目(所得税など)ごと全員分合算したほうが帳簿上見やすかったりするのか分からず迷っています。
どのように記帳するのが良いのか、
それぞれのメリットデメリットなどありましたら教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
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ご自身の業務や他の人の業務のやり方次第です。
どの部分を確認しているのか、一度考えてみましょう。
給与の仕訳を分けたい理由ともかかわるかもしれません。
個人的な感覚でいえば、預り金は合算されているほうが見やすいです。
例えば源泉所得税などの納付は個人ごとではなく合算分ですから、その納付額と一目で一致確認ができます。
ついでに給与支給についていうと、個人ごとに計上は、私の感覚からするとありえないです。
仕訳帳(ないし総勘定元帳)を見ただけで個人ごとの手取り額がわかってしまいます。
これが合算で記入されていれば、給与のシステムなどを見なければ個人の給与はわからない状態ですから、流出可能性は少なくなります。
まあ人数が少ない会社であれば大した問題ではないかもしれません。
基本的には小さな会社ですので代表の私が経理業務全般などをやっております。
個人から法人成りして2期目に入ったところです。
仕訳を分けようと思ったのは、顧問税理士さんに個人ごとの方が見やすいと言われたためです。
賃金台帳もあるため強制ではないので一度相談させていただきました。
記帳、納付など基本的には全て自分でやるため支払いなどの管理がどうかなと色々考えて悩んでおりました。
納付などを考えるとやはり合算が見やすいですよね。
個人で分ける事で金額も細かくなるので、記帳ミスが増えたり見つけにくくなるのも少し心配ではありました。
流出などの事も色々考えて検討したいと思います。
わかりやすく教えていただきありがとうございました。
> 従業員8名ほどの会社です。
> 給与仕訳について今までは帳簿の仕訳は全員分合算で記入していました。
> これを個人ごと計上するように変更しようと考えております。
>
> この場合、給与を個人で計上した場合、預かり金(源泉所得税、雇用保険、住民税)なども個人ごとに記載するべきか、それとも預かり金などは項目(所得税など)ごと全員分合算したほうが帳簿上見やすかったりするのか分からず迷っています。
>
> どのように記帳するのが良いのか、
> それぞれのメリットデメリットなどありましたら教えていただきたいです。
> よろしくお願いいたします。
従業員8名規模の会社において、給与仕訳を個人別に変更する際の「預かり金(源泉所得税・雇用保険・住民税など)」の記帳方法について
選択肢と記帳方法
① 預かり金も個人別に記帳する方法
記帳例(従業員Aの場合)
給与手当 ××× / 現金預金 ×××
/ 源泉所得税預り金 ×××
/ 住民税預り金 ×××
/ 雇用保険預り金 ×××
メリット
個人別の税・保険料負担が明確に把握できる
給与明細との照合が容易
年末調整や退職時の精算がスムーズ
社員からの問い合わせ対応がしやすい
デメリット
仕訳数が増加(8名×月次)
帳簿が煩雑になりやすい
集計や納付処理には別途合算が必要
② 預かり金は項目別に合算して記帳する方法
記帳例(全員分まとめて)
給与手当 ××× / 現金預金 ×××
/ 源泉所得税預り金 合計額
/ 住民税預り金 合計額
/ 雇用保険預り金 合計額
メリット
仕訳がシンプルで帳簿が見やすい
月次納付額との整合性が取りやすい
経理処理の負担が軽減される
デメリット
個人別の負担額が帳簿上では不明瞭
給与明細との照合に別途資料が必要
精算時に個別確認が必要になる
おすすめ運用例(ハイブリッド)
給与・預かり金は個人別に記帳
納付処理時に項目別合算表を作成(Excelなど)
会計ソフトで個人別仕訳テンプレートを活用し、効率化
このようにすれば、帳簿の精度と実務効率のバランスが取れます。
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