相談の広場
こんにちは。
会社で算出した厚生年金額(個人負担・会社負担)
が、実際に社会保険庁から月末に差し引かれる金額
と一致しません。
月によって、当社で計算した金額より、多かったり
少なかったりと、まちまちです。
児童手当も同様の状態です。
この状況をどうすれば良いのか、わかりません。
ご解答よろしくお願いします。
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アイコさん、こんにちは
どのくらいの金額が違うのかわからいので、なんともいえませんが、
①「円未満の端数処理」はあっていますか?
保険料は個人と事業主で折半しますが、どちらの負担分も切り捨て(もしくは切り上げ)していませんか?
保険料=個人負担(端数切上)+事業主負担(端数切捨て)
②ある標準報酬月額の保険料だけ足りない(多い)のですか?
資格取得者、資格喪失者、月額変更者の加算・減算はあっていますか?
③そもそも、保険料率はあっていますか?
一度チェックしてみてください
> こんにちは。
> 会社で算出した厚生年金額(個人負担・会社負担)
> が、実際に社会保険庁から月末に差し引かれる金額
> と一致しません。
> 月によって、当社で計算した金額より、多かったり
> 少なかったりと、まちまちです。
> 児童手当も同様の状態です。
> この状況をどうすれば良いのか、わかりません。
> ご解答よろしくお願いします。
こんにちは
社会保険事務所や健康保険組合から増減表と言うのが送られてくるはずです。
本来はそれを元に照合するのですが、あまりに金額がかけ離れているのであれば、被保険者の保険料額の一覧表をもらって確認することを
お勧めします。
それで照合しておけば、あとは楽になると思います。
保険料の照合は頭の痛い問題です。人数が多いとなおのことですよね。
> ハニハニさん、こんにちは。
> ご丁寧にありがとうございます。
>
> 恥ずかしながら、「事業主負担(端数切捨て)」を知らず
> 単純に折半しておりました。。。
>
> 厚生年金につきましては、多い月で10万前後の差額がご
> ざいます。
> 後は、円未満の端数処理が間違っている感じです。
>
> 教えていただいた事を踏まえて、もう一度再確認してみ
> たいと思います。
>
> 本当にありがとうございます!!
◎> 会社で算出した厚生年金額(個人負担・会社負担)
> が、実際に社会保険庁から月末に差し引かれる金額
> と一致しません。
> 月によって、当社で計算した金額より、多かったり
> 少なかったりと、まちまちです。
● 役所から通知された金額が、会社の計算と一致しない原因はいくつもあります。
その原因をいちいち調べることは、やや徒労に終わる嫌いがあります。私がサラリーマン時代には、その検査はしませんでした。
それよりも、各被保険者ごとの保険料を正確に控除徴収することに意を注ぐべきでしょう。
● 一歩譲って調べる場合、どのような方法で調べていますか。
幼稚と思える簡単な方法ですが、エクセルで次のようにされたら如何でしょうか。
被保険者の氏名、標準報酬月額の2列を作ります。
各行に、氏名、その人の標準報酬月額を入力します。
最終行の標準報酬月額セルに、総計を算出するため、シグマ関数を入力します。
その右のセルに、貴社に適用される、会社負担分と被保険者負担分の合計負担率に、総計を乗じる関数を入力します。
このセルに算出された金額が、役所からの通知と合致すればOKです。合致することは稀だと思います。
● 1円未満端数処理により、被保険者ごとの丸め計算を検証するなどは、手数ばかり掛かって益することはありません。
役所は事業所単位に、標準報酬合計額に保険料率を乗じて保険料額を算出しているのです。
● 被保険者ごとの保険料丸め計算の計算式を正しくしておられるならば、差異原因の一つは各被保険者の保険料額の誤りです。
それが正しいか否か、標準報酬月額変更の際の処理をチェックして下さい。誤って居れば、社員の信頼を失います。
● 私は社会保険労務士として、被保険者負担保険料の丸め計算は、1円未満全額切り捨てをお勧めしています。理論上、1人当たり最高99銭、1万人いても9900円です。平均的には5000円です。
そんな金額のために、1万人の従業員にしみったれた不満を持たすよりも、気前よくした方が結局会社のトクだと思います。
特に経理担当者は、些細な金額を追求することを自慢する傾向があり(私のサラリーマン時代)、会社の役に立たないことをせっせとやっていました。
● 合計標準報酬が変動する原因に、資格得喪もあります。
この届出が役所に届いた後、役所は電算処理をして一定期日に保険料通知を発出します。このタイムラグにより、会社は変更していても、役所の処理に間に合わないことがあります。
● 役所が手入力するのであれば、稀には操作ミスを生じます。
◎> 児童手当も同様の状態です。
● 児童手当拠出金についても、同じことが言えます。
● ご質問の範囲ではありませんが、健康保険料についても、保険者からの通知と合致しないことがあるのではないでしょうか。
● こちらは年齢によって、介護保険料負担の有無があるので、厚生年金・児童手当分以上に面倒です。
前述のエクセル表の頭の表題部に、介護保険該当有無を検査する基準日のセルを設け、検査する日付を入力します。
生年月日の列を設け、その右に介護保険該当有無列を作ります。
介護保険・・・セルに、基準日と各人の生年月日により介護保険有無を表示させる関数を入力します。
それ以外はもうおわかりだと思いますので、適宜お作り下さい。これを用いると、標準報酬が正しく入力してあれば、介護保険料の検査も容易です。
● 76歳の社会保険労務士 日高 貢
アクト経営労務センター 様
いつも拝見させていただいております。
今回の件は、経理上の問題も絡んでくるので、数字が合わないと
会社として大きな問題になってしまうと考えます。
今後の確認作業としては、ご指摘の通りに行うことが望ましいと考え
ますが、まずは、合わない原因を探ることが必要なのではと言うこと
です。そのために社会保険事務所からも健康保険組合からも増減表な
るものが出ているのと、保険金額の一覧表を手配すればもらえるので
、何が原因で合わないのかを突き止めるのは非常に重要なことかと
考えます。それにより算定の間違いに気づくこともあるし、場合に
よっては、喪失もれ、取得忘れなども発覚する場合がございます。
その点を含めて、アドバイスさせていただいた次第です。
役所のミスを確認する上でも必要な作業と考えます。
年に一度は改訂もあるわけですし、確認作業は会社としては
必須作業ではないでしょうか?
> ◎> 会社で算出した厚生年金額(個人負担・会社負担)
> > が、実際に社会保険庁から月末に差し引かれる金額
> > と一致しません。
> > 月によって、当社で計算した金額より、多かったり
> > 少なかったりと、まちまちです。
>
> ● 役所から通知された金額が、会社の計算と一致しない原因はいくつもあります。
> その原因をいちいち調べることは、やや徒労に終わる嫌いがあります。私がサラリーマン時代には、その検査はしませんでした。
> それよりも、各被保険者ごとの保険料を正確に控除徴収することに意を注ぐべきでしょう。
>
> ● 一歩譲って調べる場合、どのような方法で調べていますか。
> 幼稚と思える簡単な方法ですが、エクセルで次のようにされたら如何でしょうか。
> 被保険者の氏名、標準報酬月額の2列を作ります。
> 各行に、氏名、その人の標準報酬月額を入力します。
> 最終行の標準報酬月額セルに、総計を算出するため、シグマ関数を入力します。
> その右のセルに、貴社に適用される、会社負担分と被保険者負担分の合計負担率に、総計を乗じる関数を入力します。
> このセルに算出された金額が、役所からの通知と合致すればOKです。合致することは稀だと思います。
>
> ● 1円未満端数処理により、被保険者ごとの丸め計算を検証するなどは、手数ばかり掛かって益することはありません。
> 役所は事業所単位に、標準報酬合計額に保険料率を乗じて保険料額を算出しているのです。
>
> ● 被保険者ごとの保険料丸め計算の計算式を正しくしておられるならば、差異原因の一つは各被保険者の保険料額の誤りです。
> それが正しいか否か、標準報酬月額変更の際の処理をチェックして下さい。誤って居れば、社員の信頼を失います。
>
> ● 私は社会保険労務士として、被保険者負担保険料の丸め計算は、1円未満全額切り捨てをお勧めしています。理論上、1人当たり最高99銭、1万人いても9900円です。平均的には5000円です。
> そんな金額のために、1万人の従業員にしみったれた不満を持たすよりも、気前よくした方が結局会社のトクだと思います。
> 特に経理担当者は、些細な金額を追求することを自慢する傾向があり(私のサラリーマン時代)、会社の役に立たないことをせっせとやっていました。
>
> ● 合計標準報酬が変動する原因に、資格得喪もあります。
> この届出が役所に届いた後、役所は電算処理をして一定期日に保険料通知を発出します。このタイムラグにより、会社は変更していても、役所の処理に間に合わないことがあります。
>
> ● 役所が手入力するのであれば、稀には操作ミスを生じます。
>
> ◎> 児童手当も同様の状態です。
>
> ● 児童手当拠出金についても、同じことが言えます。
>
> ● ご質問の範囲ではありませんが、健康保険料についても、保険者からの通知と合致しないことがあるのではないでしょうか。
>
> ● こちらは年齢によって、介護保険料負担の有無があるので、厚生年金・児童手当分以上に面倒です。
> 前述のエクセル表の頭の表題部に、介護保険該当有無を検査する基準日のセルを設け、検査する日付を入力します。
> 生年月日の列を設け、その右に介護保険該当有無列を作ります。
> 介護保険・・・セルに、基準日と各人の生年月日により介護保険有無を表示させる関数を入力します。
> それ以外はもうおわかりだと思いますので、適宜お作り下さい。これを用いると、標準報酬が正しく入力してあれば、介護保険料の検査も容易です。
>
> ● 76歳の社会保険労務士 日高 貢
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