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固定費を下げれば「損益分岐点」は下がるが…

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>>★今日のコストダウン論
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‥‥‥★30 固定費を下げれば「損益分岐点」は下がるが…
ひらめき! 損益分岐点の考え方、分かっていますか?

損益分岐点が低い会社は黒字体質

学問的に利益を出すということを考えると「損益分岐点」に行き着きます。
損益分岐点とは費用と利益が同じで、利益も損も出ない売上高のことです。数
式にすると、「y=ax-b」(y=利益、a=変動利益率、x=売上、b=
固定費)になります。

つまり「利益=売上×変動利益率-固定費」であり、「売上×変動利益率=
粗利」ですから、粗利から固定費を引いて、ゼロになるのが損益分岐点。損益
分岐点が低い会社は利益が出やすく、黒字体質の会社、一方、損益分岐点が高
い会社は利益が出にくく、赤字体質の会社といわれています。損益分岐点を低
くするためには、費用を削減すれば実現できます。

費用には固定費変動費と2つがあり、この2つをまとめておくと次のよう
になります。

固定費:人件費(正社員の給与)や賃貸料、減価償却費、電気・ガス・水道
の基本料金、固定資産税、保険料、支払利息など。
 変動費:雑給(短期のアルバイトの給与など)や外注費、材料費、燃料費、
荷造運賃(宅配便代など)、車両費など。

変動費は売上に比例して大きくなります。飲食店を考えればわかりやすいよ
うに、売れれば材料費がかかるし、電気代やガス代もかかる。人手が足りなけ
れば、アルバイトも増やさなければいけません。変動費の平均を出し、利益に
応じた比率で考えたのが先の数式の「変動利益率」です。

理論を追求すると、黒字にするためには、固定費を下げればいいことになり
ます。つまり、「b=0」に近づけるほど、黒字体質になるということです

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>>★最新実践テクニック
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‥‥‥★32 保険は、会社で掛けて法人税節税
ノウハウ! 漫然と保険を掛け続けて、いませんか。

経費になる定期保険に会社で加入して、法人税のコストダウン(節税)

世の中には、たくさんの保険がありますが、大きく分けると生命保険と損害
保険に分かれます。生命保険は、各生命保険会社で独自に名称を付けて取り扱
っていますが、定期保険、養老保険、終身保険、逓増定期保険、長期平準定期
保険、医療保険などに区別することができます。

会社で加入した場合は、、定期保険と医療保険の保険料は、基本的に法人税
法上、全額経費になります。逓増定期保険、長期平準定期は、一部が経費にな
ります。養老保険、終身保険は、経費になりません。

一方、個人で加入した場合は、どの保険でも所得税法上、生命保険控除とし
て、最高5万円しか所得控除(経費)に認めれません。

つまり、経費になる金額が、会社の方が多いので、定期保険を会社で加入す
ることで、法人税所得税の差額分のコストダウン(節税)になります。


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