• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

会計の果たす役割

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010/07/05(第348号)━━
■■
■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで儲かる会社を作る
■□    
■□  ”業績をアップしたいのであれば、まずは会計から変えろ!!”
■■          http://www.tm-tax.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 皆様、おはようございます。
 税理士の北岡修一です。

 参院選あと1週間ですが、今回は税制論議が活発になっていますね。
 いいことだと思います。

 日本の財政については、本当に真剣に考える必要があると思います。
 GDPの2倍も借金がある国は、他にはないのではないでしょうか?

 ギリシャみたくなっては、本当に困ります。
 増税も含め、本当に真剣に考えて欲しいですね。


 ということで、本日も、実践!社長の財務いってみましょう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■  
■□  会計の果たす役割
■■  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●そもそも「稲盛和夫の実学」は、バブル経済の崩壊、その後の不況に
 おける経営者の意識・モラルの低さに警笛を鳴らすところから始まっ
 ています。

 経営者が常に公明正大で、透明な経営をしようと努めていたら、また、

 企業経営の原点である「会計の原則」を正しく理解していたら、

 バブル崩壊後、これほどまでに不況が長引くことはなかっただろう、
 という強い思いが根幹にあります。


●バブル崩壊後も、そして21世に入ったこの10年においても、
 企業の不祥事や不正は、後を絶ちません。

 日本においては、バブル崩壊後、小さな好景気はありましたが、
 本当の好景気というのは、ついぞ訪れていないのではないかと
 思います。

 社会主義経済が崩壊した今、資本主義経済ももはや機能しなく
 なっているのではないか、という危惧すらあります。


●稲盛和夫の実学は、90年代後半、発刊されてから13年が過ぎて
 いますが、そこで稲盛氏が言われていることは、いまだにまったく
 古くなっていないと思います。

 すなわち、現在、資本主義の限界もささやかれていますが、

「そもそも資本主義社会は、利益を得るためなら何をしてもいい社会
 ではない。
 参加者全員が、社会的正義を必ず守るという前提に築かれた社会な
 のであり、厳しいモラルがあってこそ初めて、正常に機能するシス
 テムなのである。」

 ということをおっしゃっています。

 資本主義がダメになっているのではなく、その前提が崩れかかって
 いると、いうのです。

 資本主義を正常に機能させていくためには、資本主義社会を支えて
 いる経営者が、高い倫理観を持ち、すべての企業がフェアで公明正大
 な経営を実践していく必要がある、ということなのです。


●そのために、会計の果たす役割は非常に大きい、ということです。

 なぜなら会計において、万全を期した管理システムが構築されていれ
 ば、人をして不正を起こさせないからです。

 これを、今までやってきた実学の実践原則7か条、特に、

 「一対一対応の原則」、「ガラス張り経営の原則」、「ダブルチェック
 の原則」を取り入れることで、そのような管理システムを構築すること
 ができるのです。

 複雑なシステムは必要ではなく、実践原則に基づくシンプルなシステム
 を作ればいいのです。

 まずは、当たり前のことを当たり前にやれる仕組みをつくる、それを
 運用するということが大事であり、それが会計の役割、ということ 
 ですね。


 もちろん、不正を起こさせないということだけでなく、これらを実施
 することにより、企業の健全な成長発展をももたらすことも可能に
 なっていきます。


 このような会計の大きな役割を認識して、日頃の会計業務、管理会計
 業務に取り組んでいかなければと、あらためて感じます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
 の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。

   【お勧めメルマガ 「実践!社長の財務」】
   ⇒ http://www.mag2.com/m/0000119970.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション

●『会計理念経営』を追求することにより、中小企業の成長発展に貢献する

   ◆「会計を良くすると、会社が良くなる!」
   ◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
   ◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」

 ※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中小企業
  が、「強い会社」・「儲かる会社」・「継続する会社」になるために、
  財務・会計を中心に誠心誠意支援していく。

 ※是非、当社のHPもご覧ください。→ http://www.tm-tax.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆本メルマガへの意見、質問、感想、ご相談など→  kitaoka@tmcg.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【 発行 】東京メトロポリタン税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【 編集 】税理士 北岡修一 kitaoka@tmcg.co.jp
【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992

──────────────────────────────────
※本メルマガの解除は、コチラから ⇒ http://www.tm-tax.com/mm-k.html
 このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
 ( http://www.mag2.com/ )       ID 0000119970
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<編集後記>
 
 7月に入りましたね。そろそろ夏休みもどうしようか、と考える時期
 (もっと早い?)ですが、子どもも大きくなってくると、まとまらなく
 なり、ほとんどノーアイディアの状態です。まあ、それぞれ既にいろい
 な予定があり、家族全員というのは難しいでしょうが...。
 父親一人取り残されそうです...(笑)。

絞り込み検索!

現在22,868コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP