• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

サッカー人事59

--------------------------------------------------------------------

成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第577号)

--------------------------------------------------------------------
おはようございます。

メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。

このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん

へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。

テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

--------------------------------------------------------------------
◎お客様の売上アップのため!サービス業専門社労士日記
のバックナンバー・配信停止はこちら
http://archive.mag2.com/0000250571/index.html

小松潤一社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp  http://www.style-neo.com
--------------------------------------------------------------------
目次
■はじめに
■サッカー人事59
■最後に
--------------------------------------------------------------------
■はじめに

プロ野球ではかつてはこんなこともあったようです。

「プロ野球経験者でない人がプロ野球の監督を行う」

うる覚えで申し訳ないのですが新聞記者が
南海だったと思うのですが監督に就任したことがあるようです。


サッカーではどうかというとこまつが突然日本代表監督をしたい!!
とほざいたところで日本代表に選ばれる可能性は0%です。

日本代表に選手として選ばれるチャンスは0%ではありませんよ
可能性が少しはありますが


代表監督をするには日本サッカー協会が公認するS級ライセンスと言うものが
必要になります。

なおこのライセンスを取得するには厳しい条件があり
年間20人程度しか合格していないのです。
(試験的にはそれほど難しくないようです)


S級ライセンスがあればJ1リーグの監督や日本代表監督になれます。

これ以外にも
A級は2軍チームの監督やトップリーグや代表のコーチ

B級は高校生以下の監督やコーチ
C級、D級はそれ以外の指導員として

サッカー協会のライセンスが必要になって
これがなければ指導員として働くことが出来ないのです。

会社経営とサッカーは共通する部分が多いのです。

今日もサッカー人事です。



--------------------------------------------------------------------
■サッカー人事59

車の運転にもライセンスが必要です。

どんなにドライビングテクニックを持っていても
免許がなければ車を運転しては駄目です。


社労士もライセンスが必要です。
どんなに社労士業の知識が豊富でも資格に合格して
登録しなければ社労士として働いたら駄目なんです。


工場とかでよく見るフォークリフトも講習を受けて
なければ乗ることも出来ません。


そうなんです。ライセンスがなければやってはいけないことが
この世の中にはたくさんあるのです。


サッカーの監督もそのライセンスが存在しています。


どんなに日本代表の監督をしたいと言ってもライセンスがなければ
代表監督に選ばれることはありません

なぜライセンスがあるのか?


それは簡単なことです。

指導するコーチの能力が上がると
指導される学生や子供たちの能力も上がってきて
日本全体のサッカーのレベルが上がるからです。


監督のレベルを上げることが日本が世界で通用する
サッカーをすることに必要なことなんです。

だから監督のレベルを上げるため
向上させるため


何よりもプロの指導者を育成することが日本のサッカーのレベルの
向上になりよりも必要と感じたサッカー協会が
設立してライセンスなんです。



このライセンスを持っている人はプロの指導者として
広くサッカーの普及や能力の向上に貢献する立場にある人なんです。


誰でもが監督を出来るものではありません。


きちんと勉強をしてある程度能力があり
今後のサッカー界を盛り上げてくれる人であるのです。



【プロの指導員からきちんと教わった方が覚えが早い】


ゴルフでもそうですよね。

変なちょっとうまいおっさんから教えてもらっても
なかなかスコアが上がってきませんが
プロ選手に教わったらうまくなります。

教え方がうまい方に教わった方が断然に
能力が上がってきます。



ここまでで反論はないですよね?みなさん


でも企業ではこのうまい人に教わった方が上達が早い
という当たり前の原則すらやっていないことが非常に多いのです。



もしあなたの会社で新人が入社したとして
誰が教育担当をしていますでしょうか?


誰も決めていない
年齢が近い方に教育担当者にしている


こんな状態になっていることはないでしょうか?

まったく教育するセンスがない人を
年齢が近いという理由だけで教育担当者として
やってしまったらどうやって新人の能力が向上するのでしょうか?


企業では人材の育成が将来の会社の発展を左右すると言っても
過言ではありません。

それに新人の教育が遅れて戦力化が遅れれば遅れるほど
当然費用がかかってくるのです。


採用したばかりの人材は会社の利益に貢献するどころか
結果が出ませんのでその人件費だけマイナスになるのです。



だから新人の教育者は本当であればその会社で一番の能力者が
やるべきなんです。

あと担当者をきちんとつけることも非常に大切です。


みんなから教育を受けると
人によって違うことを言われて新人が混乱します。

ぼくも同じような経験をしたことがあります。


ぼくが新人の時に先輩が

「遅くまで働くことが会社への貢献になるからガンバロー」
と言われて

休日出勤とか残業とかバンバンしていたのですが

突然上司に呼ばれて
「何勝手に休日出勤してるんだ!!!」
と怒られたことがあります。


これだけで退職したいと思われるかもしれないのです。


教育担当者に任命したら上司はその教育方法にケチをつけても
駄目です。


教育担当者の教育方針がちょっと方向性が違ってきたなと
感じた時だけしか口を出してはいけません。

混乱しますし誰も教育担当者なんてしたくないからです。



まとめます。


【教育担当者のレベルが高いと新人の能力向上も早い】


飲食店とかでよくアルバイトがすぐに退職するってお悩みの会社があると
思いますがもしかしたら教育担当をする店舗の店長とかの教育能力が低すぎて
アルバイトがすぐに退職しているかも知れません。


アルバイトの質を上げようと思ったらまずは店長など教育担当者の
レベルを向上させることが一番なんです。




御社でもサッカーのようにS級ライセンスなど
教育のランセンスを発行して
S級ライセンス保持者には資格手当1万円とか給与にプラスしてみてはいかがでしょうか?


【教育が会社の将来を決める!!!】


以上です


おしまい

良かったら感想下さい
info@style-neo.jp

--------------------------------------------------------------------
■最後に

人に教えるのって結構難しいですよね。

体系だって教育出来れば良いのですが
そんなの中小企業では難しいですもんね。


でも難しい難しいと言っていたらいつまでたっても
会社は大きくなりません。

ラッキーで優秀な人材を採用するまでは会社は大きくならないのです。

そもそも優秀な人以外しか採用できない中小企業では
自分で教育するしかないのです。


だって優秀な人材は多く給与がもらえる大きな企業に就職できますから
中小企業に就職してくれることはありません。

ですから自分で教育して優秀にしていくしかないのです。


こんな制度作ったらいいのに

移籍金制度

もし教育を行った従業員が成長した時に残念なことに
御社を退職して他の企業に就職したとします。

そんな時には新しい就職先が指導ありがとう費用として
30万円位移籍金としてもとの企業に支払い就職を認めるという
制度を

どうでしょうか?


教育することはお金になるのです。


--------------------------------------------------------------------
創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一



絞り込み検索!

現在22,386コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP