━ 異業種7社での勤務経験がある
社労士の実務に役立つメルマガ ━━━━━━
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経営者が知っておきたい!
労務管理のツボ
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平成23年11月24日 第65号
いつもメルマガのご購読ありがとうございます。
就業規則・
助成金コンサルタントの特定
社会保険労務士 定政晃弘です。
早くも年賀状の宛名書きを終わらせました!
昨年と比較すると、この1年で年賀状を出す相手先が随分変わっています。
「年賀状だけのお付き合い」とか「1回会って名刺交換しただけのお付き合い」
は出すのを止めようと決めたからです。
出す枚数はあまり変わっていないので、
深いお付き合いをする方が増えたんだと、勝手に喜んでいます!
◆今回のテーマ◆
「
労働条件そんなにコロコロ変えられませんよ」
昔在籍していた会社は、毎月のように組織変更が行われていました。
変更とはいっても「組織名の変更」とか「小規模な
人事異動」などで、
その実態は従来と何ら変わらず。
こういう会社って、業績が思わしくないことが多いです。
人の出入りも激しかったりします。
社員からは「またか・・・」と軽蔑されます。
組織変更のみならず、
労働条件をコロコロ変えるような会社も同様。
良い言い方をすれば「柔軟性がある」、
悪い言い方をすれば「一貫性がない」「浮ついている」「筋が通っていない」
といったところでしょうか。
一旦決まった
労働条件を変更する場合、
それが社員にとって不利益な変更なら注意が必要です。
・社員からの「変更内容に関する同意書」を取る。
・
就業規則の変更を行い、これを
労働基準監督署へ届け出る。
上記2つが
不利益変更の場合に会社が行う一般的な対応ですが、
中小企業は知ってか知らずか、これを思いっきり無視していることが多い!!
ツルの一声(最近事件となった○○製紙のようです)で、
社員の給与を勝手に引き下げ、後にトラブルとなるのが典型例です。
以前会社の
休日を減らそうとした社長がいらっしゃいましたが、
これも当然のように頓挫しました。
過去の裁判例にもあるように、変更する内容や会社の状況によっては、
「合理性」「社会的相当性」が強く求められ、
なんでもかんでもコロコロ変更できるものではないことを知っておきましょう。
労働条件が悪い方へコロコロ変わる会社にいたいと思う社員なんかいないのに。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
前号で「パソコンが壊れ、国産メーカーに変更!」と書きましたが、今度は
プリンタが壊れました・・・。急遽家電量販店で国産プリンタを購入。担当の
方も親切に説明してくれました。やっぱりこの安心感、大事です。
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発 行 元 :定政
社会保険労務士事務所
〒165-0026 東京都中野区新井1-41-4-202
TEL 03-3389-7800 FAX 03-6454-0640
発 行 者 :特定
社会保険労務士 定政 晃弘
ホームページ :
就業規則とは.com
http://www.kisokukitei.com/
助成金とは.com
http://www.joseikin-jouhou.com/
給与計算東京センター
http://www.kyuuyo-jouhou.com/
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※是非、ご意見・ご感想を
sadamasa-sr@officeliveusers.comまでお送り下さい。
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その実態は従来と何ら変わらず。
こういう会社って、業績が思わしくないことが多いです。
人の出入りも激しかったりします。
社員からは「またか・・・」と軽蔑されます。
組織変更のみならず、労働条件をコロコロ変えるような会社も同様。
良い言い方をすれば「柔軟性がある」、
悪い言い方をすれば「一貫性がない」「浮ついている」「筋が通っていない」
といったところでしょうか。
一旦決まった労働条件を変更する場合、
それが社員にとって不利益な変更なら注意が必要です。
・社員からの「変更内容に関する同意書」を取る。
・就業規則の変更を行い、これを労働基準監督署へ届け出る。
上記2つが不利益変更の場合に会社が行う一般的な対応ですが、
中小企業は知ってか知らずか、これを思いっきり無視していることが多い!!
ツルの一声(最近事件となった○○製紙のようです)で、
社員の給与を勝手に引き下げ、後にトラブルとなるのが典型例です。
以前会社の休日を減らそうとした社長がいらっしゃいましたが、
これも当然のように頓挫しました。
過去の裁判例にもあるように、変更する内容や会社の状況によっては、
「合理性」「社会的相当性」が強く求められ、
なんでもかんでもコロコロ変更できるものではないことを知っておきましょう。
労働条件が悪い方へコロコロ変わる会社にいたいと思う社員なんかいないのに。
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前号で「パソコンが壊れ、国産メーカーに変更!」と書きましたが、今度は
プリンタが壊れました・・・。急遽家電量販店で国産プリンタを購入。担当の
方も親切に説明してくれました。やっぱりこの安心感、大事です。
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