◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
<第142回>仕事のできる人の行動特性に学ぶ!
==■「重点志向で仕事を進めるのがうまい人!」■==
=================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「仕事のできる人の行動特性に学ぶ!」と題して分かりやすく解説してい
きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
=================================
■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直してい
ただくと理解が一層深まります。(
コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
=================================
【1】重点志向で仕事を進められない人!
【2】重点志向で仕事を進めるのがうまい人!
【3】こんな点を学べ!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記
=================================
【1】重点志向で仕事を進められない人!
「アドバルーンぶち上げ型」の企業は、決まって業績が悪いです。
ビジネスマンなら仕事の出来ない典型的パターンです。アドバルーンのぶ
ち上げだけで、終わってしまうからです。つまり重点志向で仕事を進める
ことが苦手なのです。このようなタイプの人の口癖は「ああ、忙しい」、
「時間がない」です。
ビジネスマンの仕事は常に複数あり、しかも複雑に絡み合っています。今
日やるべき仕事を明日に引き延ばせば、明日はまた新しい次の仕事が舞い
込みます。
督促された順番に追いかける結果となってしまい、
計画性もなく、自主的
な管理もできない状態で仕事に追いくくられます。この状態を「トピック
管理」と名づけました。
仕事の結果は芳しくありません。上司に差し戻され、見直しややり直しも
頻繁に生じます。
【2】重点志向で仕事を進めるのがうまい人!
ビジネスマンの仕事というものは、「急ぎで、かつ重要な仕事」、「急ぎ
だが、あまり重要ではない仕事」、「急ぎでないが、重要な仕事」、「急
ぎでなく、かつ重要でもない仕事」というように分類されるでしょう。
重点志向で仕事を進めるのがうまい人は、上記のように分類した上で「優
先順位」をつけたり、どれぐらいの時間が掛かるのかを読んで計画を立て、
綿密に段取り(準備)を行ってから着手しています。
着手した後も分単位で時間を追いながら管理しています。
計画には三つの要素があります。仕事の「優先順位」を決めること、時間
の「管理」をすること、そして計画を楽に遂行できるように十分「段取り
(準備)」することです。
仕事のできる人の行動特性を観察してみれば分かります。頭の使い方、優
先順位の決め方、段取りの仕方、進捗管理のやり方など全てにおいて一味
違うはずです。
このような人でも全部の仕事をこなすことができないときもあるでしょう。
しかし、そのような場合は、早めに上司に相談し、この仕事は誰かに手伝
ってほしいと申し出ます。そして、余裕のあるときは自分も誰かの仕事を
ヘルプしてあげるのです。
仕事は一人で全てできるものではありません。あるときは自分が誰かをヘ
ルプし、あるときは誰かにヘルプしてもらうのです。
【3】こんな点を学べ!
性格的にアドバルーンぶち上げ型の人は、ぶち上げるだけで終わってしま
うため、重点志向で仕事をうまく進めることが苦手です。
督促管理、トピック管理になってしまい、自分で仕事や時間を追うことが
できないのです。
それに対して重点志向で仕事を進めるのがうまい人は、「優先順位」をつ
けたり、どれぐらいの時間が掛かるのかを読んで計画を立て、綿密に段取
り(準備)を行ってから着手しています。
計画には三つの要素があって、仕事の「優先順位」を決めること、時間の
「管理」をすること、そして計画を楽に遂行できるように十分「段取り(
準備)」することです。
仕事のできる人の行動特性は、頭の使い方、優先順位の決め方、段取りの
仕方、進捗管理のやり方など全てにおいて一味違います。
余裕を自ら作り、他人をヘルプしてあげますから、自分が困ったときも他
の人にヘルプしてもらえる確率が高くなるのです。
【4】今日のまとめ
1.アドバルーンぶち上げ方の企業は決まって業績が悪いように、アドバ
ルーンぶち上げ方のビジネスマンは仕事のできる人ではないこと。
2.督促管理、トピック管理に陥っている人の口癖は「ああ、忙しい」、
「時間がない」を連発すること。
3.重点志向で仕事を進めるのがうまい人は、頭の使い方、優先順位の決
め方、段取り(準備)の仕方、進捗管理のやり方など全てにおいて一
味違っていていること。
4.あるときは他人に対してヘルプし、あるときは他人からヘルプを受け
ることは良好な職場の人間関係がもたらすものであること。
【5】編集後記
仕事が速くて出来栄えがよければ言うことなしです。しかし、そのような
人は少ないでしょう。仕事の結果というものは、見直せばいくらでも不満
個所が出てきます。
しかし、仕事が速ければ、見直す時間も取れるでしょう。今回の記事はそ
のヒントになるはずです。
次回に続く
次回は、「前向きで、ねあか志向の人!」を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「仕事のできる人の行動特性に学ぶ!」と題して分かりやすく解説してい
きます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
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ただくと理解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
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【1】重点志向で仕事を進められない人!
【2】重点志向で仕事を進めるのがうまい人!
【3】こんな点を学べ!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記
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【1】重点志向で仕事を進められない人!
「アドバルーンぶち上げ型」の企業は、決まって業績が悪いです。
ビジネスマンなら仕事の出来ない典型的パターンです。アドバルーンのぶ
ち上げだけで、終わってしまうからです。つまり重点志向で仕事を進める
ことが苦手なのです。このようなタイプの人の口癖は「ああ、忙しい」、
「時間がない」です。
ビジネスマンの仕事は常に複数あり、しかも複雑に絡み合っています。今
日やるべき仕事を明日に引き延ばせば、明日はまた新しい次の仕事が舞い
込みます。
督促された順番に追いかける結果となってしまい、計画性もなく、自主的
な管理もできない状態で仕事に追いくくられます。この状態を「トピック
管理」と名づけました。
仕事の結果は芳しくありません。上司に差し戻され、見直しややり直しも
頻繁に生じます。
【2】重点志向で仕事を進めるのがうまい人!
ビジネスマンの仕事というものは、「急ぎで、かつ重要な仕事」、「急ぎ
だが、あまり重要ではない仕事」、「急ぎでないが、重要な仕事」、「急
ぎでなく、かつ重要でもない仕事」というように分類されるでしょう。
重点志向で仕事を進めるのがうまい人は、上記のように分類した上で「優
先順位」をつけたり、どれぐらいの時間が掛かるのかを読んで計画を立て、
綿密に段取り(準備)を行ってから着手しています。
着手した後も分単位で時間を追いながら管理しています。
計画には三つの要素があります。仕事の「優先順位」を決めること、時間
の「管理」をすること、そして計画を楽に遂行できるように十分「段取り
(準備)」することです。
仕事のできる人の行動特性を観察してみれば分かります。頭の使い方、優
先順位の決め方、段取りの仕方、進捗管理のやり方など全てにおいて一味
違うはずです。
このような人でも全部の仕事をこなすことができないときもあるでしょう。
しかし、そのような場合は、早めに上司に相談し、この仕事は誰かに手伝
ってほしいと申し出ます。そして、余裕のあるときは自分も誰かの仕事を
ヘルプしてあげるのです。
仕事は一人で全てできるものではありません。あるときは自分が誰かをヘ
ルプし、あるときは誰かにヘルプしてもらうのです。
【3】こんな点を学べ!
性格的にアドバルーンぶち上げ型の人は、ぶち上げるだけで終わってしま
うため、重点志向で仕事をうまく進めることが苦手です。
督促管理、トピック管理になってしまい、自分で仕事や時間を追うことが
できないのです。
それに対して重点志向で仕事を進めるのがうまい人は、「優先順位」をつ
けたり、どれぐらいの時間が掛かるのかを読んで計画を立て、綿密に段取
り(準備)を行ってから着手しています。
計画には三つの要素があって、仕事の「優先順位」を決めること、時間の
「管理」をすること、そして計画を楽に遂行できるように十分「段取り(
準備)」することです。
仕事のできる人の行動特性は、頭の使い方、優先順位の決め方、段取りの
仕方、進捗管理のやり方など全てにおいて一味違います。
余裕を自ら作り、他人をヘルプしてあげますから、自分が困ったときも他
の人にヘルプしてもらえる確率が高くなるのです。
【4】今日のまとめ
1.アドバルーンぶち上げ方の企業は決まって業績が悪いように、アドバ
ルーンぶち上げ方のビジネスマンは仕事のできる人ではないこと。
2.督促管理、トピック管理に陥っている人の口癖は「ああ、忙しい」、
「時間がない」を連発すること。
3.重点志向で仕事を進めるのがうまい人は、頭の使い方、優先順位の決
め方、段取り(準備)の仕方、進捗管理のやり方など全てにおいて一
味違っていていること。
4.あるときは他人に対してヘルプし、あるときは他人からヘルプを受け
ることは良好な職場の人間関係がもたらすものであること。
【5】編集後記
仕事が速くて出来栄えがよければ言うことなしです。しかし、そのような
人は少ないでしょう。仕事の結果というものは、見直せばいくらでも不満
個所が出てきます。
しかし、仕事が速ければ、見直す時間も取れるでしょう。今回の記事はそ
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次回に続く
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