みなさん、こんにちは!
今回、このメルマガも,皆様のお蔭をもちまして、100号目の発刊となりました。
1ヶ月一刊づつ出しておりますので、なんと8年3ヶ月と長きに渡って続ける事が
できたことになります。
これからも続けて行きたいと思っておりますので、引続きのご支援をどうぞよろしく
お願い申し上げます。
春の暴風が吹き荒れ、黄砂、PM2.5や煙霧にびくびくしている内にも、桜の季節が
また巡ってきました。
今日(3月23日)の朝、オフィスへの道で見上げた靖国通りの桜も随分と花を
つけていました。今日は、鮮やかな花を満開に開いて咲き誇ることでしょう。
そして、これから昼頃にかけて、ここの通りは、満開の桜を愛でる人たちで一杯
になることでしょう。私も上を向いてそぞろに歩く人たちにぶつからないように
気をつけながら、「今年もまた、桜を見られること」に感謝しながら見事な桜花を
愛でながら歩くことにします。
桜の咲く春は、心が浮き立つ「お花見」の季節であるとともに、また、別れと出会い
の時期でもあります。
年に1回、「サッと咲いて。サッと散る」桜を見ながら、いつも頭に浮ぶのは、
「一期一会」という言葉です。
この意味は、「一生に一度会うこと。また一生に一度限りであること。」(「現代国語例解辞典」)
だそうで、茶道を大成したあの有名な千利休が、茶の湯の時に“あなたとお会いできるのも、
私の人生の中でこのひと時かぎりかもしれないから、そういう気持ちで精一杯おもてなしします”
と用いた言葉だそうです。
でも、これは、何も茶の道だけに限らず、人々の夫々の人生、夫々の日々の一コマ一コマにも、
決して止まることも繰り返すこともできない、いわば「一期一会」の場面があり、この繰り返し
により「人生」が編まれているとも言えるでしょう。
特に、会社を
定年退職し、それまで毎日決まりきった時間を過ごせる場所(会社)が無くなって
からの「一期一会」は、その後の人生を快適に過ごして行くためには、とっても大切なものだと
よく言われます。
仕事や会社中心の人生を送ってきたご同輩にとって、
定年後をどのように過ごすかが大きな
課題です。 会社や組織を背負って生きてきた男性ほど、ひとりの個人として生きていくことに
戸惑いが出るようです。それを端的に表すのが、
定年後の名刺の「肩書き」だそうです。
「よくある」と言われていることですが、自分の住む地域でいろいろな活動に参加しても
“わたしは、元○○会社の○○部長をやっていました”と自己紹介する例が、とても多いそうです。
どうしても現役時代のクセが抜けきらないことと「わたしという個人」をきちんと見出せないこと
からこう言ってしまうのかもしれません。
「リタイア後の第2の名刺に何を書き込むのか」がとても大きな課題となります。
これをクリアーし、
定年後の新しいステージを気持ちよく生きるためのコツは、
「過去の栄光を捨てる」ことだとよく言われます。 これまでの肩書きを捨てて、
「会社人間から地域人間」へと気持ちをシフトさせていかないと、自分を紹介する適切な肩書きは
見つからないということなのかもしれません。
この「
定年後の肩書き」に悩んだ某氏が、ある日、奥さんにこぼしたところ、
“あなたには今までも、そしてこれからも、我家の「代表」という立派な肩書きがあるじゃない。”
と言われてホッとしたそうです。何より気にしていた奥さんが自分の立場をわかってくれたと
思ったからです。
やはり、
退職後の人生を快適に過ごして行くためには、日々の一コマ一コマを
「一期一会」として精一杯相手に尽くし、そして、その場その場で出会う人(特に奥さん)の
共感を得ることがとても大切なようです。
でも、私の場合、生来わがままで「相手に尽くす(特に妻に)」というのはどうも苦手です。
とすると、老後(今ももう老後かな?)は、そんなに快適には過ごせないかもしれないと、
実は心の中で戦々恐々としているのです。
さて、
前回の「個人型
確定拠出年金の利用」についての話、如何でしたでしょうか。
今回は、「精神障害者の
雇用義務化」についての話をします。
──────────◆ 目 次 ◆──────────────
○ 「精神障害者の
雇用義務化」
───────────────────────────────
障害者
雇用は現在の
雇用政策の中で重要な論点の一つとなっており、4月以降は
法定
雇用率の引き上げ(1.8%→20.%)も実施されます。
そんな中、厚生労働省においては労働政策審議会障害者
雇用分科会で障害者
雇用制度の
更なる見直しの議論がなされていますが、先般、障害者
雇用促進法で精神障害者の
雇用義務化
の必要(現在は、身体障害者と知的障害者が義務化。なお、精神・知的障害の違いは、次の通り。
「知的障害の正式名称は精神遅滞で、1999年以前は、精神薄弱と呼ばれていた。
精神遅滞(知的障害)は発達段階で生じ、特徴は
認知・言語・運動・社会的能力などの障害。
精神障害は疾病なので治癒する可能性があるのに対し、知的障害の完治は困難、且つ
精神遅滞(知的障害)をもった人は精神障害も生じることが多いのに対し、精神障害をもって
いる人が必ず精神遅滞(知的障害)という訳ではない。精神障害とは、現在では統合失調症
・そう病・うつ病・薬物中毒・人格障害などとされている」)
があるとする意見書を纏めました。
次にそのポイントについて見てみます。
(1)
ハローワークで求職活動を行う精神障害者数が増加する中で、企業において
雇用されている精神障害者数も増加しており、
雇用環境の更なる整備を図りつつ、
精神障害者を
雇用義務の対象とすることが求められている。
(2)一方、精神障害者を
雇用する上での企業に対する支援策は十分とはいえない状況に
あることから、企業が精神障害者の
雇用に着実に取り組むために、企業に対する支援の
更なる充実が求められている。
(3)これらを踏まえると、精神障害者を
雇用義務の対象とすることについては、企業が
精神障害者の
雇用に着実に取り組むことができるよう、十分な準備期間を設けることを前提と
した上で、企業に対する大幅な支援策の充実を進めつつ、実施することが必要である。
(4)精神障害の特性やプライバシーへの配慮、公正、一律性、事業主の予見可能性の
担保等の
観点から、精神障害者保健福祉手帳で判断することが適当である。その際、本人の意に反し、
手帳の取得が強要されないようにすべきである。
厚生労働省では労働政策審議会の諮問・答申を経た上で改正法案を作成し、2018年4月の施行
を目指すとしています。予想よりも施行まで時間的な余裕がありますが、更なる法定
雇用率の
引き上げは不可避であり、企業として一層、障害者
雇用を進める準備が必要となってくるでしょう。
ご質問等がある場合は、弊事務所にご照会下さい。
ご質問いただいた内容については、メールマガジンを通してご回答させて頂きます。
ご質問・ご意見は
info@node-office.comからどうぞ。
当事務所のホームページを更新しております。
ご興味のある方は、
http://www.node-office.com/index/index.html
または、
http://www.humansource.co.jp/ へどうぞ
当事務所所長 野手 茂 著の「サラリーマン講座
退職金・年金編」が 文芸社
より、全国書店、ネット書店で販売中です。
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できたことになります。
これからも続けて行きたいと思っておりますので、引続きのご支援をどうぞよろしく
お願い申し上げます。
春の暴風が吹き荒れ、黄砂、PM2.5や煙霧にびくびくしている内にも、桜の季節が
また巡ってきました。
今日(3月23日)の朝、オフィスへの道で見上げた靖国通りの桜も随分と花を
つけていました。今日は、鮮やかな花を満開に開いて咲き誇ることでしょう。
そして、これから昼頃にかけて、ここの通りは、満開の桜を愛でる人たちで一杯
になることでしょう。私も上を向いてそぞろに歩く人たちにぶつからないように
気をつけながら、「今年もまた、桜を見られること」に感謝しながら見事な桜花を
愛でながら歩くことにします。
桜の咲く春は、心が浮き立つ「お花見」の季節であるとともに、また、別れと出会い
の時期でもあります。
年に1回、「サッと咲いて。サッと散る」桜を見ながら、いつも頭に浮ぶのは、
「一期一会」という言葉です。
この意味は、「一生に一度会うこと。また一生に一度限りであること。」(「現代国語例解辞典」)
だそうで、茶道を大成したあの有名な千利休が、茶の湯の時に“あなたとお会いできるのも、
私の人生の中でこのひと時かぎりかもしれないから、そういう気持ちで精一杯おもてなしします”
と用いた言葉だそうです。
でも、これは、何も茶の道だけに限らず、人々の夫々の人生、夫々の日々の一コマ一コマにも、
決して止まることも繰り返すこともできない、いわば「一期一会」の場面があり、この繰り返し
により「人生」が編まれているとも言えるでしょう。
特に、会社を定年退職し、それまで毎日決まりきった時間を過ごせる場所(会社)が無くなって
からの「一期一会」は、その後の人生を快適に過ごして行くためには、とっても大切なものだと
よく言われます。
仕事や会社中心の人生を送ってきたご同輩にとって、定年後をどのように過ごすかが大きな
課題です。 会社や組織を背負って生きてきた男性ほど、ひとりの個人として生きていくことに
戸惑いが出るようです。それを端的に表すのが、定年後の名刺の「肩書き」だそうです。
「よくある」と言われていることですが、自分の住む地域でいろいろな活動に参加しても
“わたしは、元○○会社の○○部長をやっていました”と自己紹介する例が、とても多いそうです。
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からこう言ってしまうのかもしれません。
「リタイア後の第2の名刺に何を書き込むのか」がとても大きな課題となります。
これをクリアーし、定年後の新しいステージを気持ちよく生きるためのコツは、
「過去の栄光を捨てる」ことだとよく言われます。 これまでの肩書きを捨てて、
「会社人間から地域人間」へと気持ちをシフトさせていかないと、自分を紹介する適切な肩書きは
見つからないということなのかもしれません。
この「定年後の肩書き」に悩んだ某氏が、ある日、奥さんにこぼしたところ、
“あなたには今までも、そしてこれからも、我家の「代表」という立派な肩書きがあるじゃない。”
と言われてホッとしたそうです。何より気にしていた奥さんが自分の立場をわかってくれたと
思ったからです。
やはり、退職後の人生を快適に過ごして行くためには、日々の一コマ一コマを
「一期一会」として精一杯相手に尽くし、そして、その場その場で出会う人(特に奥さん)の
共感を得ることがとても大切なようです。
でも、私の場合、生来わがままで「相手に尽くす(特に妻に)」というのはどうも苦手です。
とすると、老後(今ももう老後かな?)は、そんなに快適には過ごせないかもしれないと、
実は心の中で戦々恐々としているのです。
さて、
前回の「個人型確定拠出年金の利用」についての話、如何でしたでしょうか。
今回は、「精神障害者の雇用義務化」についての話をします。
──────────◆ 目 次 ◆──────────────
○ 「精神障害者の雇用義務化」
───────────────────────────────
障害者雇用は現在の雇用政策の中で重要な論点の一つとなっており、4月以降は
法定雇用率の引き上げ(1.8%→20.%)も実施されます。
そんな中、厚生労働省においては労働政策審議会障害者雇用分科会で障害者雇用制度の
更なる見直しの議論がなされていますが、先般、障害者雇用促進法で精神障害者の雇用義務化
の必要(現在は、身体障害者と知的障害者が義務化。なお、精神・知的障害の違いは、次の通り。
「知的障害の正式名称は精神遅滞で、1999年以前は、精神薄弱と呼ばれていた。
精神遅滞(知的障害)は発達段階で生じ、特徴は認知・言語・運動・社会的能力などの障害。
精神障害は疾病なので治癒する可能性があるのに対し、知的障害の完治は困難、且つ
精神遅滞(知的障害)をもった人は精神障害も生じることが多いのに対し、精神障害をもって
いる人が必ず精神遅滞(知的障害)という訳ではない。精神障害とは、現在では統合失調症
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があるとする意見書を纏めました。
次にそのポイントについて見てみます。
(1)ハローワークで求職活動を行う精神障害者数が増加する中で、企業において
雇用されている精神障害者数も増加しており、雇用環境の更なる整備を図りつつ、
精神障害者を雇用義務の対象とすることが求められている。
(2)一方、精神障害者を雇用する上での企業に対する支援策は十分とはいえない状況に
あることから、企業が精神障害者の雇用に着実に取り組むために、企業に対する支援の
更なる充実が求められている。
(3)これらを踏まえると、精神障害者を雇用義務の対象とすることについては、企業が
精神障害者の雇用に着実に取り組むことができるよう、十分な準備期間を設けることを前提と
した上で、企業に対する大幅な支援策の充実を進めつつ、実施することが必要である。
(4)精神障害の特性やプライバシーへの配慮、公正、一律性、事業主の予見可能性の担保等の
観点から、精神障害者保健福祉手帳で判断することが適当である。その際、本人の意に反し、
手帳の取得が強要されないようにすべきである。
厚生労働省では労働政策審議会の諮問・答申を経た上で改正法案を作成し、2018年4月の施行
を目指すとしています。予想よりも施行まで時間的な余裕がありますが、更なる法定雇用率の
引き上げは不可避であり、企業として一層、障害者雇用を進める準備が必要となってくるでしょう。
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