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コラムの泉

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泣く位までやってきたか!!7

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第1070回)

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テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

小松潤一社会保険労務士事務所

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【今週の一言】 

「これでもか!!これでもか!!と繰り返したら何かが見えてくる。
 そのうえで これでもか!!!これでもか!!!と繰り返し続けると
 さらに何かが見えてくる」

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(実話をもとにした作り話)


中学の時にサッカー部でなかった俺が試合でミスをしても
誰も怒ることはなかった

失敗しても当たり前だったのだ

ところがわずか数カ月の間で状況は変わってしまった


「ミスをするならそのポジションをどけ!!」

もう中学サッカー部でない素人だからという言い訳は通用しないのだ


続き


ちょっと話は変わるのだがうちのサッカー部の練習は非常に厳しかった

監督がいないうちの高校ではOBが代々コーチを担当していて
大学に通いながら
会社で働きながら

空いている時間を使って俺たちの指導をしてくれるのだ

数人のコーチがローテーションを組んで高校の練習に参加するのだ

そしてそのコーチたちはみんなサッカーが非常にうまく
過去には東京都ベスト4などの実績を残したり
大学サッカーで有名になった先輩などがいた

そのコーチの一人に
通称「やまさん」と呼ばれる人がいる。
きちんとした名前はそう言えば聞いたことがないが
おそらく山本のはずだ

「やまさん」のシュートはすさまじく
キャプテン翼の日向小次郎のタイガーショットかと
思うようなシュートをけってくるのだ

当然誰よりもサッカーが上手だ


そのほかにもコーチは数人いるのだが


この「やまさん」がコーチ役で練習に来た時は
ほんとうに気分が地獄まで落ち込む

ああ今日は晩御飯が食べれない・・・・・



サッカーの練習と言うよりかは基礎体力の向上が
中心で筋トレや走りこみをかなりさせられる

そしてダッシュなど体力強化が終わった時には
心底疲れて切ってしまってもう足が上がらず
サッカーボールをけることが出来なくなる位だ

もうサッカーの練習どころではない

坂道ダッシュ 100本
30メートルダッシュ 100本
など殺す気かと思われるような伝説的なメニューを与えれれて


今でもその走らされた坂道を見ると
吐き気が出るほどだ


その「やまさん」は大学生なのに車で高校にやってくる

車はマツダのロードスター

どうやったら大学生がそんな車を買えるんだ・・・・

しかもオートマではなくギアのシフトチェンジが必要な
ミッション車だ


授業が終わり運動着に着替えてグランドで準備体操をしていたら
突如恐怖がやってくる


遠くの方から音が聞こえてくるのだ

「ブー、ブーン、ブーーン キキーーーーー」

ギアチェンジの音
どうせ急ブレーキをかけたりして走っているのだろうと
思われる音

そしてエンジン音


そのエンジン音が徐々に大きくなってきて

その音を聞いた瞬間恐怖が湧いてくる

まだ「やまさん」の姿は見えていないのだが

あのロードスターのエンジン音で「やまさん」が近づいてきてくることがわかる


エンジン音が聞こえた瞬間みんな
「はあーー」とため息をつき


中には

「ぶつかれ!!!ぶつかれ!!!壁にぶつかれ!!!」
と祈っている先輩がいて

「高校の壁にぶつかれ!!!!」

事故をすれば練習が楽になるのだ
高校の壁にぶつけたらさすがに二度と練習には来れないだろうと


当然事故など起きずにエンジン音もマックスで我々の目にロードスターが現れた瞬間

みんなが一気に落胆する

「事故れよ!!!ボケ」
と普段おとなしい俺の友達まで言う始末


社会人となった俺は今でもロードスターのエンジン音を聞くと
吐き気が出る

そして社会人で知り合った友達がロードスターを乗っていて
その車だけはいつまでたっても乗ることが出来なかった


そんな時近くの高校との練習試合が組まれた

1試合だけでなく
1軍戦と2軍戦との2試合が組まれた

そんなときにおかしなことを「やまさん」が言うのだ

やまさん
「最近はお前らはよく負ける」

確かに最近は連敗が続いている


やまさん
「今日もし負ければ、得失点差×50本のダッシュを罰として与える」

例えば0対1で負ければ50本ダッシュ
1対3で負ければ100本ダッシュだ

まあこれ位なら普段の練習と変わらないからまあいいかと思っていたら


やまさん
「コーナーフラッグから逆のコーナーフラッグまでのダッシュだ!!!!!」

ええええええ!!!!!!!

いつもはだいたい30メートルダッシュを50本位するのだが

コーナーフラッグから逆のコーナーフラッグまでって
100メートル以上あるぞ!!!


100メートル×50本って
5キロも全速力ダッシュなんて出来るかよ

ってか2点差付けられたら10キロ全速力ダッシュって

殺す気か


試合が始まる前から恐怖心でいっぱいだった

点を取られたら殺される
点を取られたら殺される
点を取られたら殺される
点を取られたら殺される
点を取られたら殺される
点を取られたら殺される
点を取られたら殺されるううううううう・・・・


みんな同じ思いだったと思う


点を取りに行くよりも
点を取られない守り主体になり

めっちゃ時間を稼いで
「早く試合が終われ、早く試合が終われ」
と祈っていた


1軍戦に出ていた俺も同じ気持ちだった

走りたくない

「やまさん」の性格はみんな知っている
もし3点差付けられたら15キロ絶対にダッシュさせられる


そんな時に先輩が試合中にミスをしたのだ

俺は自然に先輩に対して

「なにやってんねん!!!ぼけ!!!殺すぞ!!!」

先輩に対して暴言を俺は言っていた。


でもみんな同じ気持ちだったので先輩に偉そうに言ったことに対しては
そのあと何も言われなかった(笑)


そして0対2で試合は負けてしまった

1点を先に取られたのだが恐怖からもう1点を取り返す気にはなれない
1点だけならまだ50本のダッシュで済む


いつもの3倍くらいのダッシュになるが
リスクを抱えて点を取りに行って逆に点を取られる位なら
このまま1点差で負ける方がいい


そう思っていたらもう1点取られてしまった

もう無理だ・・・・

「10キロの全力ダッシュかよ・・・・・
 生きては家に帰れない・・・・・・」


1軍戦を終えて負けてぐったりして
心底疲れ切っていた俺にやまさんがもう一言とどめを刺した

やまさん
「お前!!!何休すんどるんじゃ!!!!
 次は1年生中心の2軍戦だぞ。お前はもう1試合だ!!!」


えーーーー

今試合が終わってぐったりしている俺を
もう1試合出させるか????


休憩もほとんどなく2試合こなして
10キロもダッシュできるかよ

ちなみに高校サッカーは30分ハーフ
2試合こなすと2時間走っていることになるのだ

2時間走ってさらに10キロダッシュ

殺される
俺の人生は16歳で幕を閉じる・・・・

2軍戦が始まったがもう試合内容はどうでもよかった
この試合が終わった後に訪れる恐怖の10キロダッシュを
どうするか???

俺に出来ることはこの2試合目の体力を出来る限り温存し
10キロダッシュに備えることだけだった

当然試合に勝てるわけもなく2軍戦も負けてしまい


さすがに「やまさん」も10キロをダッシュさせることは
やっぱり無謀だと気がついて

いつもの30メートルダッシュ100本とかに
してくれるのかも~~~

と甘い期待をしていたがそんな期待は
単なる期待だけで終わってしまった・・・・


人生数十年生きているがコーナーフラッグから逆のコーナーフラッグまで
を100回全力ダッシュしたのは後にも先にもあの日だけだった


なお一人でもダッシュをさぼる奴がいたら
そのダッシュは1本とカウントされないという
おまけ付き

15キロ位はダッシュしているはず



まあ高校生レベルなら体力だけで試合に勝てるのだから
体力強化は理論的にもあっているのだが


通常なら自転車で20分の距離で家まで帰れるがその日は
疲れと苦しみから1時間以上かかったはず





そして今日も授業が終わりグランドで体操中

また例のエンジン音が聞こえてくる

だんだんと学校にその音が近づいてきて

もう諦めてしまった
事故をしろと祈ることも

どうせ事故らないし
どうせダッシュが続くんだ


ところが今日に限ってはエンジンが近づいてきたと思ったら
遠のいていくのだ

「やまさん」のロードスターじゃない

まぎわらしい

そして別のコーチが歩いてグランドに入ってきて
みんなめっちゃ最高の笑顔を見せる


「今日はちゃんとサッカーの練習が出来る!!!」


その時に練習をいっしょにやってきた先輩や友達は全員
エンジン音で車の車種を当てられるという特殊能力が身につき

就職の際に履歴書の特技の欄に

「エンジン音でロードスターかどうかを当てれる」
と書いている奴が数人いるはずだと今でも信じている

マツダの車を憎んでいる奴も結構多いはずだ

続く

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社労士事務所の仕事は単純作業の繰り返し

でもその単純作業は一つもミスが出来ない
大事な仕事

ミスれないのです。

最初はミスがいっぱい

たくさんミスをしてこまつの場合はめっちゃお客様に怒られました(笑)

どんだけ怒るんだって位怒られましたが

正直体育会系で怒られ慣れています。

しかも理不尽なことで怒られ慣れていますから
こちらのミスであったり理論整然と怒られても

へこむことがないのです。


そして数をこなしていくととある時に突然不思議な感覚がやってきます。

何かと何かがバシッとつながるというか

突然今まで作業でやってきた業務が
宝の山になり

宝の山から提案内容がどんどん頭の中に浮かんできて

そしてお客様にそれを提案したら喜ばれて
売上もアップし


めっちゃ良いことが起きます。


その上でさらに数をこなしていくと突然神様が舞い降りた感じになり
もう一段自分が明らかに成長していることを実感するタイミングが訪れます。

ありとあらゆることがバシバシバシーってつながって
仕事の幅が一気に膨らむのです。


とりあえず数をこなせ
そのうえで考えろ



何かが見えてきますよ

2段階で

不思議なことに


良かったら感想ください
info@style-neo.jp


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【先週のバカウケ】 

「死ぬほど頑張って実際に死んだ奴は一人もいない」

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小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一
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