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それは、「新・π型人財」を見据えた「質問力」ですか?

総務の森』コラムをご覧のみなさま


こんにちは! 合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。

プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/


本コラムでは、弊社配信の無料ニューズレター第101号(2011年8
月20日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
今回のタイトルに興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てく
ださい。

<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
 なお、システム上、本コラムでご紹介できない『図表』などを含
 めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
 もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>

============================================================

(前略)

今回は、「今後の高齢者雇用のあり方」に関するニュースの話題か
ら始めて、「新・π型人財」の育成という観点から、「質問力研修
が提供する価値と特徴」についてお伝えできればと思います。


■「就労者としての寿命 > ビジネスの寿命」という時代

先月19日、(社)日本経済団体連合会は、「今後の高齢者雇用のあ
り方について(概要)」という提言を発表し、定年を65歳に引き上げ
る政府案に反対を示しました。

しかし、少子高齢化による労働力維持の問題や厚生年金の問題など
もあって、いずれ近い将来には、定年の引き上げがあるのではない
かと推測される方も多いのではないでしょうか。

仮に近い将来、企業における定年が65歳になったとすると、大学
を卒業してすぐに就職した場合、23歳くらいから社会人生活が始
まることとなり、65-22=43年間程度働く人が多くなるだろ
うと見込めます。→就労者としての寿命≒43年

では現在、ビジネスの寿命はどうなっているのでしょうか?

例えば、日経ビジネス誌は、2009年2月18日「企業短命化の衝撃~
新・会社の寿命」という特集で、
------------------------------------------------------------
1983年、弊誌は「会社の寿命(企業が繁栄を謳歌できる期間)は30
年」と唱えた。しかし、その後時代の変化はめざましい。グローバ
ル化、ネットワーク化が進み、世界を舞台にした激烈な競争時代に
入った。もはや企業の寿命(盛期)は30年どころか、10年は確実に
切ったと見られる。前回は、総資産売上高といった規模の大きさ
をベースに寿命を算出した。本特集では、時価総額というマーケッ
トからの評価尺度をもとに会社の寿命を調べ、日本企業で約7年、
米国企業で約5年という結果を得た。
------------------------------------------------------------
という書き出しで、企業の短命化について紹介しています。

あくまでも平均値ですし、業界などによっても異なるのでしょうが、
それでも、目安として「現時点における、企業/特定ビジネスの盛
期は、数年程度である」と思っていていいのではないでしょうか。
→ビジネスの寿命≒数年

つまり、現代は「就労者としての寿命 > ビジネスの寿命」であり、
「1つの組織にずっとぶら下がっていられない人たちが増える」と
いう傾向が顕在化しつつある時期であることがわかります。

また、少なくとも一部では、中間管理職の人員を削減することで経
営の合理化を進める過程で、40・50代の管理職の役職を無くす
動きがあると聞きます。

これらの、「新たな領域の専門知識を学ぶために学校に行くには抵
抗を感じ、引退するには早過ぎるという世代」は、新たな仕事を見
つけても、以前のような地位や条件は約束されず、年収も低くなる
ことが多いこともあって、「早期退職・独立・起業の道を選ぶ人が
増える」という傾向にあるようです。

(ただし個人的な意見としては、「同じ実力不足なら、若手を雇っ
た方が安上がりだ」「新たな環境への適応能力が期待できない」な
どと判断され、再雇用の対象とならない場合もあるので、早期退職
独立・起業は、安易に誰にでも勧められるわけではないと考えてい
ます。)


■求められる人財スキルの変遷

上述の文章を読まれて、「自社内の昇進競争で勝ち残るか、社外に
放り出されて新たな活路を見い出すか」というキャリア・デザイン
の方針あるいはライフ・プランを持っていないと、時代の波に翻弄
されてしまうかもしれないと感じられた方もいらっしゃるかもしれ
ませんね。(そういった不安を感じられている方の中には、社外の
コーチにライフ・コーチングを頼まれる方もいらっしゃいます。)

いつの時代も変わらず周囲から求められる人財像というのがあると
は思いますが、これまでの話の流れを踏まえて、求められる人財像
の中でも、特に「マネジャー層以上の人財が持つスキルの変遷」に
ついて整理を試みてみましたので、次に、その概要を図表1「新・
π(パイ)型人財」としてお示しします。

図表1:新・π型人財

もちろん、「適材適所」(対象とする人財の能力・特性などを評価
し、その人財にふさわしいポジションにつけること)、あるいは、
「適所適材」(事業戦略などに基づいて、人財育成に注力したい特
定のポジションを決定してから、そのポジションにふさわしい人物
を選んだり、そのポジションにふさわしい人物となるよう育成した
りするアプローチ)などといった、組織の人財戦略に応じて、どう
いった人財が多く求められるかが異なります。

つまり、図表1は、I型人財への需要がなくなったという主張の図
ではなく、時代の変遷と共に、下段に向かう人財が求められる比率
が高まってきているという傾向を示す内容となっています。

ここでは、「就労者としての寿命 > ビジネスの寿命」という時代
の生き方について考える何かのヒントになればと、「求められる人
財スキルの変遷」という切り口から図表1をご紹介しましたが、あ
なたは、どのようなことをお考えになったでしょうか?


■今まで以上に「深み・厚み」が求められる、
 「領域横断的」な能力

図表1は、リーダーシップ開発コーチングのウェブサイトでご紹介
している、「ハーバード大学のロバート・カッツ教授は、マネジャ
ーに求められる3つの能力として、『専門的スキル』『対人関係ス
キル』『概念化スキル』を提唱」という切り口を基に、私が感じて
いる「求められる人財スキルの変遷」を整理した内容です。

もちろん、私がそう感じているというだけで、主観的なもの・偏見
だと言ってしまえばそれで終わりなのですが、しかし、例えば「ニ
ュースの報道」という切り口などから見ても、こういった傾向は、
まったくの間違いではないのでは?と思っています。

例えば、一昔前のニュースと言えば、新聞・テレビ・ラジオによる
報道が一般的で、重要視されていたのは「速報性」「専門家による
正確な情報」でした。

ところが今では、二次情報を公開するウェブサイト(アルジャジー
ラ、CNNなど)と共に、ブログやTwitterなどのように一般市民
一次情報を投稿・公開する手段が身近となり、各種モバイル・デ
バイスによって「速報性」の高いニュースを確認するのが容易とな
ってきましたし、同じ出来事に対して異なる見解を持つ専門家がそ
れぞれ独自の意見を発する機会(…東日本大震災後の原発事故につ
いて、複数の”専門家”が異なる主張をしていたために、一般市民
が余計に混乱したという事例など)が増えてきました。

つまり、「速報性」「専門家による正確な情報」に関するニーズは、
ある程度満たされてきたのではないかと思います。

それに代わって求められるようになってきたのが、「まとめ記事」
や「断片的な情報を基に、全体像を把握する咀嚼(そしゃく)力」
を備えたキュレーター(curator:最近では、「大量の情報の中か
ら、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新た
な意味を与え、そして多くの人と共有する人」を指すことが増えて
きている)のような存在です。

「わかりやすさよりも、正確さを優先しがちな専門家」がそれぞれ
に異なる見解を発信することによって生じる混沌状態から抜け出す
ために、「正確さよりも、まずは、わかりやすさを優先することを
心掛ける人物」(例えば、池上彰さんのような存在)が求められる
機会(単一領域における専門知識を持っているだけでは対応しきれ
ない状況)が増えてきているのではないでしょうか。

こういった解釈を踏まえ、図表1では、「新・Π型人財」のΠとい
う文字の横棒に対応する部分[ 特定領域(コンテンツ)に依存せず、
領域を横断して発揮できる能力(メタ・スキル) ]を幅広に表示する
ことで、「旧・Π型人財」以上に「領域横断的な能力」の「深み・
厚み」が求められていると考えていることを示していました。


■縦軸の「質問力」が多い中、
 弊社「質問力」は横軸に焦点を当てている

「就労者としての寿命 > ビジネスの寿命」という時代における、
「マネジャー層以上の人財が持つスキルの変遷」という切り口のニ
ーズに沿った「領域横断的な能力」として、過去のニューズレター
(2010年12月08日配信「これからの『コミュニケーション能力』と
は?」)では、弊社流の「コミュニケーション能力」を次のように
定義しています。

合同会社5W1Hによる、
「コミュニケーション能力」の言語化・定義
------------------------------------------------------------
・公表された情報源から、
 目的や目標の達成に有用な情報を引き出す能力

・会話や文章を通して、意思疎通を図る能力

・対話やインタビューを通して、学習する能力

・個々の情報のつながりや概念を、図解する能力

・立場や意見の違いを基に議論を行い、
 全体最適の問題解決や意思決定に導く能力

・コンピューターやインターネットをはじめとする、
 情報処理機器を扱う能力

・言葉だけでなく、態度や行動を通して、周囲に影響を与える能力

・目的や目標の達成に向けて、
 適切な「意味のやり取り」を行う能力
------------------------------------------------------------

そして、このコミュニケーション能力の1つとして、「領域横断的
な能力」の向上に資する形の「質問力」研修/セミナーを提供して
きています。

…一口に「質問力」研修と言っても、多くの研修では「営業の~」
 「20代の~」「嘘を見破る~」などと、図表1の縦軸に焦点を
 当てた内容が乱立していますが、弊社では最初から「横軸に焦点
 を当てた質問力研修」を開催し続け、5年目に突入しています。

「正解だけ教えて欲しい」(…唯一絶対解があるという前提、他者/
他社がとった行動だけ真似れば解決できるという前提) というニー
ズに応えようとする「縦軸の質問力研修」、「特定の状況下で、特
定の経験と勘を持った人だからこそ成功できた事例、質問のフレー
ズ」を欲しがる人向けの「縦軸の質問力研修」はたくさんあるよう
ですが、「自身の問題解決能力の向上」などに役立つ、汎用性の高
い「横軸の質問力研修」を提供しているのは、知っている限り、弊
社だけなのかもしれません。

「質問力」と名のつく一般公開セミナーに複数参加されたことのあ
る方と話していて、そのように感じたので、改めて、図表2「合同
会社5W1Hの質問力研修が提供する価値と特徴」の形に整理して
みました。

図表2:合同会社5W1Hの質問力研修が提供する価値と特徴

(中略)

ここでは、

・特定領域(コンテンツ)に依存し、「縦軸」を重視する「他社の
 質問力」と異なり、領域横断的な能力(メタ・スキル)という
 「横軸」能力の向上を重視する「弊社の質問力」という切り口、

そして、

・弊社質問力研修が創出する「価値」・その価値を生み出す「特徴」

・それらの価値と特徴を提供できる講師であると考える「根拠」

についてご紹介しました。

(後略)

============================================================


冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。

●ニューズレター第101号
 それは、「新・π型人財」を見据えた「質問力」ですか?
 → http://5w1h.hatenablog.jp/entry/101(ブログ版)
 → http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no101.pdf(PDF版)
============================================================
出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
であれば、お知り合いなどに転送していただいて構いません。
============================================================


以上、何か少しでも、『総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。

お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!

               高野潤一郎@合同会社5W1H

P.S.1
●5月10日(土)~11日(日)
 「フレームワーク質問力(総論)」セミナー
 http://www.5w1h.co.jp/pl/saimf.html

合同会社5W1H流「コーチング学習プログラム」
 http://www.5w1h.co.jp/pl/clp.html (分割払い可)
5月10日(土)~11日(日)の「フレームワーク質問力(総論)」
セミナーに参加されれば、第1・2日目の内容をカバーできます
ので、5月24日に実施する第3日目から「抜けなく、漏れなく」、
「コーチングについて体系的に学ぶプログラム」に途中編入するこ
とが可能です。


P.S.2
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。

●無料ニューズレター『QOL向上のヒント』の購読/解除
 http://www.5w1h.co.jp/newsletter.html
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 「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
 「人財と組織の育成を支援」する 合同会社5W1H

         代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]

合同会社5W1Hウェブサイト 】 http://www.5W1H.co.jp/


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