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コラムの泉

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「Kindleでレポート作成」他…私のソーシャル・ラーニング

総務の森』コラムをご覧のみなさま


こんにちは! 合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。

プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/

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・「グローバル人財」の育成に役立てること
・自分が「グローバル人財」になっていくこと
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本コラムでは、弊社配信の無料ニューズレター第169号(2014年12
月18日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
今回のタイトルに興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てく
ださい。

<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
 なお、システム上、本コラムでご紹介できない『図表』などを含
 めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
 もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>


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(前略)

最近、Facebook、Google+、YouTube、ブログ、各種Webinarなどと
いったソーシャル・メディアを活用した学習 […以降、「ソーシャ
ル・ラーニング」(Social Learning) ] について尋ねられることも
増えてきたので、今回は、現在私が実際に行っている範囲のソーシ
ャル・ラーニングについて、いくつかご紹介しようと思います。


■道具は「使い方」次第 & リスクをまったく取らずに新しいこと
 はできない

例えば「包丁」という道具は、使い方によって、「人を傷つける凶
器」にもなれば、「心温まる、楽しい食事体験を生み出す利器」に
もなりえます。 当たり前のことかもしれませんが、各種ツール
(道具)自体に対して、善悪や要不要などといった固定評価を与え
ることは不適切であり、「ツールをどういった目的で用いるか?」
が大切なのではないかと、私は考えています。

Facebookの場合について考えると、「友人/知り合いの『リア充
(じゅう)』なんてどうでもいい!」「友人/知り合いの楽しそうな
近況/成功事例の共有が、自分の劣等感を刺激するので、見たくな
い」という意見を強く持つ人が一定の割合でいらっしゃることや、

そういった思いが強いためにFacebookを使用しない人々がいるとい
うのは自然なことだと思います。 ただ、その状況だけを取り上げ
て、「Facebookは有害/不要だ」などと分別を欠いて信じる必要は
ないのではないか?とも思っています。

コンプライアンス(※1)や生産性(…遊んでばかりで仕事しない
人が増えることで生産性が下がるのではないか)などといった観点
から、Facebookなどにアクセスできないような環境設定をしている
組織があることは承知していますが、

自社の社員を信頼し、ソーシャル・ラーニングの活用によってもた
らされる効果(…教える側と教えられる側といった役割が固定され
ずに相互学習・異分野交流が進む; 学習を当初の目的としていな
かった情報をきっかけとして新たな発想が生まれる; ある程度の
緊張感などが伴う公式学習と異なり、リラックスした状態での非公
式学習のため柔軟な発想が可能となる etc.)の方を重視するとい
う組織も存在するわけです。

※1 コンプライアンス(compliance)
公正・適切な企業活動を通じ、社会貢献を行うために、法令のみな
らず社内規程・マニュアルを遵守することや、倫理に則って活動す
ること。コンプライアンスを基礎に企業文化を改善し、不祥事の発
生といったリスクを回避する、「コンプライアンス経営」に取り組
む企業が増えています。


「虫食いがある材木は一本も使わない」と言っていたら木造の家が
建てられなくなるかもしれませんし、「火事を起こす可能性がある
から、火は一切使わない」と言っていたら、暖をとったり、料理を
したり、発電したり、モノづくりを行ったり....といったことも困
難になるでしょう。

やはり、物事は一面だけから捉えて判断するのではなく、多角的に
検討した上で適切な接し方をすることが大切ではないでしょうか?


「『この変化の速い時代に、一切のリスクを取らない』ことこそが
リスクだ」という考え方を採用する人も少なくない中で、「リスク」
(…「事象の変動に関する不確実性であり、リターンとトレードオ
フの関係にあるもの」という解釈をされることもある)について、
個々人・各組織がどういった判断を下すのが良いのか、検討してお
くことも大切だと考えています。 あなた(の所属組織)は、どの
ように考えることを選ぶのでしょうか?


■One-Stop Information-Gathering ツールとしての Facebook

前段でご紹介したような考え方を基に、私の場合には、「恩恵/利
益 > リスク」と判断し、「会社からの情報発信ツール」としてだ
けでなく、「個人としての情報収集ツール」などとして、Facebook
を活用しています。

私は、ニューズフィード(※2)に表示される記事について設定し、
「それほど親しくない友人/知り合いが、どこへ行って何を食べた」
といった種類の情報にあまり目を通さなくて済むようにしています。

※2 写真1:「ニューズフィード」欄とは?

一方、積極的に情報収集しようとしているのは、さまざまな企業や
団体のFacebookページ(…「個人ページ」と「Facebookページ」は、
機能や使い方が異なります)から発信される情報です。

特定の企業や団体などが好きであっても、そのFacebookページで発
信される情報の内容が薄かったり、更新頻度が極端に少なく、更新
されても年に数度の告知のみといった状態であったりする場合には、
「いいね!」ボタンを押してフォローすることはありません。

大規模調査のレポートをシェアしてくれるページだったり、独自の
見解を発信してくれるページだったりすると、「いいね!」ボタン
を押してフォローすることが多いかもしれません。

私が「個人ページ」で「いいね!」を押して情報をチェックしてい
るのは、例えば、写真2に示したようなページから流れてくるニュ
ーズフィードです。

新聞購読をせず、テレビのニュース番組をほとんど見ない私にとっ
て、Facebookは、「One-Stop Information-Gathering」ツール
(…「one-stop」とは「一度立ち寄るだけで」、「information-
gathering」とは「情報収集」という意味の英語)であり、「さま
ざまな情報源を個別にチェックして回るのではなく、ここに一度立
ち寄るだけで、一般的なニュースのみならず専門分野の最新情報な
どについてもチェックできるプラットフォーム」という役割を担っ
ています。

写真2:高野が普段からチェックしているページの一部(例)

こういった利便性などについて配慮することで、「実名登録」「自
分の好みなどの公開/漏洩」といったリスクは許容範囲であると捉
え、むしろFacebookのようなツールは、今後も積極的に活用してい
きたいものだと考えています。


■朝の研究会では、Kindleが大活躍です。

以前実施していた「夜の勉強会」では、「700ページを超える、大
きくて重い英語テキストを持ち歩く」といった種類の苦労がありま
した。 しかし、現在も実施している「変化促進研究会」(朝の研
究会)では、私はテキストを「Kindle(キンドル)」(Amazon.com
が製造・販売する電子書籍リーダー端末、同ソフトウェアおよび電
子書籍関連サービス)で読むことにしたお蔭で、いろいろとラクを
させてもらっています。
(…「変化促進研究会」でのテキストをハードカバー版/ペーパー
 バック版で読むか、Kindle版で読むかは、参加者個人の好みで選
 べます。)

①持ち運びが便利…1キログラムを超えるような、大きくて重い本
を持ち歩かずに済むようになりました。私が使っているKindle
Paperwhiteは213グラムで、購入した書籍のみならず、自作のPDFフ
ァイルなども持ち運べます。

②電子辞書が不要…以前は、テキストと一緒に、専用の電子辞書を
持ち歩いていました。しかしKindleでは、写真3で示したような形
で、辞書機能を用いることが可能なため、電子辞書を持ち歩かずに
済むようになりました。

③学習履歴が残せる…選択したテキストについて、「Add Note」で
メモを残すことや、「Highlight」でマーカーを引いたように強調
することが可能です。(写真4を参照)

④Highlight箇所のテキスト・データが使用可能…Kindleの個人ペ
ージに行くと、Highlightした箇所のテキストが抜き書きされてい
るので、これをコピー&ペーストすることで、自分が担当を務める
回の、研究会用配布資料の作成が格段に容易になりました。…写真
5のような資料を作成する際に、ほとんど、英文の手動入力をしな
くて済むようになりました。

⑤Facebookと連動させることで、グループ学習も可能…Facebookに
は「グループ」(公開のものと非公開のもの)作成機能があります。
Kindleに自分のFacebookアカウントを連動させておけば、写真4の
画面で「Share」を選び、写真6の画面に進み、Facebook上に作成
した学習仲間向けに「研究会使用テキストの特定箇所の文章+自分
のコメント」を共有することもできます。

写真3:Kindleの辞書機能

写真4:学習履歴を残す

写真5:Highlight機能を用いて作成した研究会用配布資料の例

写真6:Share機能を用いてグループに投稿

前段では、Facebookを用いた情報収集についてご紹介していました
が、ここでは、Kindleを用いて情報発信(レポート作成)を容易に
したり、情報共有(グループ学習)を容易にしたりする方法をご紹
介しました。 さまざまなツールが増える今日、本当にいろいろな
ソーシャル・ラーニングが始まっていることと思います。

あなたはどういったソーシャル・ラーニングを実施されているでし
ょうか?

さて今回は、「ソーシャル・ラーニングについて尋ねられることが
増えてきた」という話から、現在私が実際に行っているソーシャル・
ラーニングについて、いくつか紹介して参りました。

すでにご存じの内容もあったでしょうし、個人では取り入れていて
も組織ではこれからだという方もいらっしゃったかもしれませんね。

あなたは、どういったことを考えたり、感じられたりしたでしょう
か? 是非、仕事で関係していらっしゃるみなさんと話し合ってみ
てくださいね!

(後略)

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冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。

●ニューズレター第169号
 「Kindleでレポート作成をラクにする」ほか…
 私のソーシャル・ラーニング法
 → http://5w1h.hatenablog.jp/entry/169(ブログ版)
 → http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no169.pdf(PDF版)
============================================================
出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
であれば、お知り合いなどに転送していただいて構いません。
============================================================


以上、何か少しでも、『総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。

お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!

               高野潤一郎@合同会社5W1H

P.S.1
今回の話に何度か登場していた『変化促進研究会』は、
2015年1月7日スタートの第10期参加者を募集中です。

第10期では、『The Moment of Clarity: Using the Human
Sciences to Solve Your Toughest Business Problems』というテ
キストを取り上げます。興味をお持ちの方は、是非、詳細ページを
ご確認くださいませ!

●1月7日スタート【 変化進研究会 】
 http://www.5w1h.co.jp/pl/CLV.html


P.S.2
下記も参加者募集中です♪

●12月28日(日)~29日(月)
 2日間「コーチング漬け」体験
 http://www.5w1h.co.jp/pl/two_days_coaching.html

●12月30日(火)
 【目標設定】セミナー:舵取りコミットメント(個人篇)
 http://www.5w1h.co.jp/pl/i-commit.html

●1月15日(木)
 経営-事業-人財育成-組織開発の懇談会
 HCS懇談会【第3回】…【 参加無料 】
 https://www.5w1h.co.jp/hcs/form.html

●1月16日(金)
チームで人財を育成する『ファクト・ベイスト・フィードバック』
~現場・面談で学び合い、業績向上につなげるコミュニケーション~
http://www.5w1h.co.jp/pl/feedback.html

●1月17日(土)【無料】
 合同会社5W1H流「コーチング学習プログラム」説明会
 http://www.5w1h.co.jp/pl/clp-briefing.html

●1月18日(日)[ほか、月1回開催]
 【 教養醸成の会 】 http://www.5w1h.co.jp/pl/CGG.html
 1月は「重力とは何か」をテキストに用います。

●2月21日(土)スタート
 合同会社5W1H流「コーチング学習プログラム」(CLP)
 http://www.5w1h.co.jp/pl/clp.html
 …「課題の再設定」「システム思考」「ダブル・ループ学習」を
  重視し、「コーチングに適した心理学」「フレームワーク質問
  力(R)」を基盤としたプログラムです。

●1月22日(木)~23日(金)
 1月29日(土)~2月1日(日)
 フレームワーク質問力(R)
 http://www.5w1h.co.jp/pl/saimf.html

●その他、今後のイベント一覧↓ です。 
 http://www.5w1h.co.jp/event.html


P.S.3
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。

●無料ニューズレター『QOL向上のヒント』の購読/解除
 http://www.5w1h.co.jp/newsletter.html
 (バックナンバーもご覧いただけます♪)

合同会社5W1H の『公式 Facebookページ』
 http://www.facebook.com/5W1H.LLC
 (Facebookのアカウントなしで読める公開記事や
  『期間限定公開のレポート』などが入手可能です♪)

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 「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
 「人財と組織の育成を支援」する 合同会社5W1H

         代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]

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