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平成29年度選択式試験について

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■□   2017.9.2
■□     K-Net 社労士受験ゼミ   
■□               合格ナビゲーション No724   
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└■ 本日のメニュー
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1 はじめに

2 正答予想

3 平成29年度選択式試験について


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└■ 1 はじめに
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平成29年度社会保険労務士試験を受験された方、
お疲れさまでした。

試験、いかがでしたでしょうか?

試験まで勉強をしてきたことで身に付けた実力を、
しっかりと発揮できた方もいるでしょうが、
緊張してしまったとか、当日は体調がよくなかったとかで
思うように発揮できなかったという方もいるでしょう。

ただ、
実力が発揮できたかどうかは、必ずしも結果に直結するものではありません。

思うように実力を発揮することができなくても、
得点を重ねることができたという方はいるでしょう。

いずれにしても、試験は終わりました。
とりあえず、結果は置いておいて、少しのんびりと
というのもありです。

ここまで必死に勉強してきたことでしょうから、
ちょっと立ち止まって、先を考えるというのも、大切です。


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└■ 2 正答予想
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平成29年度試験の解答速報は、すでにどこかでご覧になっているかと思いますが、
「K-Net 社労士受験ゼミ」の独自見解に基づく正答予想は、

【 選択式 】
http://blog.goo.ne.jp/sr-knet/e/f518848470ec3912abf6e93b9bb1b0d4

【 択一式 】
http://blog.goo.ne.jp/sr-knet/e/9137062242b8f3f013cdc4bb5774f083

に掲載しております。


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└■ 3 平成29年度選択式試験について
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平成29年度試験が終わり、
受験された方のうち多くの方は、すでに自己採点をしているかと思います。

正式な基準点は、合格発表まで明らかにはなりませんが、
絶対に大丈夫だという結果の方、いるでしょう。
逆に、残念という方もいるでしょう。
で、どちらでもなく、
基準点がわからないと、どうなるか微妙な状況という方、
かなり多いのではないでしょうか。

そこで、平成29年度選択式試験ですが、
難しいものもありましたが、全体としてみると、比較的取り組みやすかったといえます。

合格基準点は毎年補正されていて、
前年の平均点との差を少数第1位で算出し、それを四捨五入で換算した点に
応じて基準点を上げ下げします。

たとえば、差が「-1.4点」なら1点下げ 「+1.6点」なら2点上げ となります。

ただ、科目別の基準点の引下げがあったりなどすると、
必ずしも平均点の上下だけではありませんが、
平均点で考えた場合、平成29年度は、平成28年度に比べて少し高くなるでしょう。


科目別にみた場合、
労働基準法労働安全衛生法」は、過去に出題された判例や規定などからの
出題で、それほど難しいというものではないので、3点は確保できる問題です。
ですので、基準点の引下げはないと思われます。

労災保険法」は、不服申立て時効からの出題で、基本な内容ですから、
確実に正解しなければいけないところです。
その中でCの空欄について、問題文中に「3か月」という言葉があるため、
もしかしたら、他の選択肢を選んでしまったという可能性があります。
空欄になっている語句と同じものが問題文中にあるということは、
過去の出題でも何度もあったことで、それを知っていれば、大丈夫なのですが、
それを知らないとミスをしてしまう可能性があります。
とはいえ、満点も可能な内容ですから、基準点の引下げはないでしょう。


雇用保険法」も、それほどレベルは高くなく、基本事項、それと改正点からの
出題でした。
ですので、改正点を押さえていないと、少し厳しい状況になるかもしれませんが、
基準点が引き下げられる可能性は低いです。


労務管理その他の労働に関する一般常識」は、労働経済からの出題であったことから
苦戦された方が多かったようです。
「能力開発基本調査」については、過去に択一式で何度か出題されていて、そのうち
平成24年度試験で、BやCに関する部分が出ています。
ただ、さすがに、それらの内容を覚えているという受験生はわずかでしょう。
ですので、Dを正解し、それに加えて、いくつ当てられるかというところです。
そのため、自信をもって3点を確保するというのは難しい状況ですので、
基準点が下がる可能性、高いといえます。


社会保険に関する一般常識」は、基本的な内容からの出題でした。
ただ、たとえば、Bの空欄について、
選択肢に「国民の疾病、負傷、出産又は死亡」があり、こちらを選んでしまうなんて
こともあり得、正確に覚えていないことによる取りこぼしがありそうです。
だからといって、基準点が下がるほどではないでしょう。


健康保険法」は、まず、Aは、できなくても致し方ないでしょう。
ですので、残りの4つの空欄のうちいくつ正解することができるかというところですが、
いずれにしても、極端にレベルが高いものではありません。
ただ、BとCは正確に覚えていない可能性があり、Dは他の規定と混同してしまう
なんてことがあり、正解することができていない受験生が少なからずいるようです。
レベルとしては3点をとれる問題ですが、B~Dの正解状況によっては、
基準点が2点に下がるかもしれません。


厚生年金保険法」は、まず、Dについて、合意分割の請求の特例的な扱いで、
多くの受験生は知らない内容なので、正解することができなくとも問題ないところです。
AとBは基本的な問題ですから、確実に正解しないといけません。
CとEも難しいことではないので、正解することができるはずです。
ということで、基準点が下がる可能性は低いです。


国民年金法」については、全体としてレベルは高くありません。
ただ、AとBは、正確に覚えていない受験生がいそうです。
Eは、知っている規定でしょうが、規定全体をなんとなく見ていただけで、
キーワードを1つ1つ押さえていないということがあり、このような空欄は、
意外と埋められないことがあります。
ということで、3点を確保することは難しくはないのですが、
得点状況によっては、基準点が下がる可能性があります。


基準点、合格発表までわかりませんが、どれだけ正確に知識を定着できたか、
この点が、得点に大きく影響したのではないでしょうか。


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発行:K-Net 社労士受験ゼミ
              加藤 光大
まぐまぐID:0000148709
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