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働く女性の子育てカイゼン

働く女性の子育てカイゼン――トヨタが社内に託児所

 16日の日経新聞に託児所の子供の写真が掲載されました。トヨタ自動車が約70人を預かっている事務職が主に利用する本社(愛知県豊田市)近くに2カ所ある託児所のひとつの写真です。
同社は来春、工場で働く女性社員を対象にした社内託児所をあらたに開設します。工場従業員も働きながら育児ができるように預けやすい工場近くに新設するということです。あわせて工場での労働を考慮して妊娠3カ月前後で休職できる制度も検討中です。

 トヨタは少子高齢化による労働力不足をにらみ工場で働く女性社員を増やしており、託児所新設はこの一環。工場が集積する三好地区(愛知県三好町)に子供40人を預かる託児所を設ける計画で保育日や時間はトヨタの工場稼働日に合わせ、社員の利便性を高める。

都会では会社近くの託児所をつくっても、そこに行くまでは通勤ラッシュの満員電車に子供を乗せざるを得ず、実際にはほとんど不可能ですが、車通勤が出来るトヨタならではの次世代育成支援といえます。

 
トヨタでは「人間性尊重」の理念のもと、2002年に発足した『ダイバーシティ・プロジェクト』 で特に女性が働きやすい環境を整備してます。
2005年4月1日に届出を行った次世代育成支援対策推進法の行動計画(「技能職の妊娠・育児期の支援」「キャリアデザインサポート」「職場の意識・風土改革」が取組の柱)のうち「キャリアデザインサポート」の具体的な制度として、
2005年8月1日より、配偶者の転勤や介護により退職する社員に、退職前の部署に復帰できる新制度『プロキャリア・カムバック制度』も導入しました。対象は夫の転勤や介護でやむを得ず退職した女性を想定しているといいます。

このように2002年から多様な人材の活用を進めるプロジェクトを開始、育児休業の取得者は毎年20%ずつ増えており昨年は216人ということです。

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