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シリーズ「人活経営でパワーは倍増できる!」
<第221回>[(第27話)“働きがい”で世界の物流制覇を目指すフェデックスの野望!]
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今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「人活経営でパワ
ーは倍増できる!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介して
いきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論「“働きがい”で世界の物流制覇を目指すフェデックスの野望!」
1.フェデックスとは?
2.ピープル・サービス・プロフィットとは!
3.満足度も大事だが“働きがい”はもっと大事!
4.表彰制度はそんなに効果があるのか!
5.米国企業は
株主至上主義から社員重視に舵を切る!
【3】今日のポイント
【4】編集後記
===========================
アメリカ的経営は
成果主義と
株主至上主義に代表れさて来ました。今でもその傾
向に変わりはありません。
株主の機嫌を損ねると株は売り抜けられ、株価が下がります。すると他の
株主か
らブーイングが起こるというわけです。
コスト優先で社員に対しては過度の
成果主義を徹底してきました。成果に貢献で
きない社員は「明日はわが身」です。
日本企業は猫も杓子もこぞって
成果主義、それも本来の
成果主義とは違う結果主
義やノルマ主義に走った例が多くありました。
しかし、今アメリカの優良企業は
株主至上主義から脱して「社員の生きがい」に
大きく舵を切っているのです。社員満足を越えて「社員の生きがい」に目を向け
ているのです。
今回は日本でもなじみの深いフェデラルエクスプレス(フェデックス)を採り挙
げました。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
People Service Profit。会社が社員を第一に考えることにより、社員はお客様
へよりよいサービスを提供する。その結果、会社を成功に導くに必要な利益が
還元される。
フェデラルエクスプレス経営理念
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【2】メルマガ本論
[(第27話)“働きがい”で世界の物流制覇を目指すフェデックスの野望!]
1.フェデックスとは?
本社はアメリカのテネシー州メンフィスにあります。
フェデラルエクスプレス(以下フェデックス)は、世界最大の航空輸送会社であ
るフェデックスコーポレーションの一部門です。
世界中の
法人および個人の顧客に向けて各種輸送業務のほかにeコマースやビジ
ネスサービスをグローバル規模で展開しています。
世界で14万人以上の社員を抱え、年間
売上高320億ドル(日本円で約3.7兆円)。
グループ会社の強みを生かし、ビジネスソリューションを提供しています。
創立は1973年(昭和48年)、現在220カ国で事業を展開しています。自社運行
機670機を保有していて、1営業
日当たり何と330万個の貨物を取り扱っています。
ヤマト運輸が宅配便に進出したのは、故小倉昌男氏がフェデックスを視察したこ
とがきっかけでした。そういう意味ではフェデックスとヤマト運輸の親蜜性が今
でも維持されているわけです。
2.ピープル・サービス・プロフィットとは!
フェデックスの経営理念は「People Service Profit」です。日本流に言えば
「社員第一主義」ということになります。
アメリカの大多数の会社が
成果主義です。そして日本の大多数の会社が
成果主義
に舵を切り、リストラをむしろ賞賛してきたきらいがありました。
しかし、フェデックスは一貫して社員のことを第一に考える施策を講じてきたの
です。「世界でもっとも賞賛される会社」に常に選ばれてきた所以です。
3.満足度も大事だが“働きがい”はもっと大事!
フェデックスの企業文化(Culture)を見てみましょう。
「私たちは、革新性、誠実性、そして確実性を重要視しています。私たちの経営
方針やプログラムはそれらを基礎として作成されており、全社員に対しても最善
の形となってもたらされています」。(フェデックスHPより)
フェデックスの使命(Mission)を見てみましょう。
「私たちは、国際航空貨物輸送業界の中で、ベストのサービス、ベストのブラン
ドを保有するベストな会社になることを目指します」。(フェデックスHPより)
フェデックスのように優れて企業ほど社員のやる気を引き出す制度を整備し、働
きがいを向上させる施策を充実させているのです。
社員を大切にするということは甘やかすことではありません。社員が働きがいを
感じて働けば顧客へのサービスが向上して、いずれ会社に利益をもたらしてくれ
る。そうなれば会社としてさらに社員のために投資できる。そのサイクルをスパ
イラルアップさせるのです。
4.表彰制度はそんなに効果があるのか!
日本では昔
社内表彰制度があったのに廃止してしまっている会社が多くあります。
今どき、表彰でやる気が出るとは考えられない。何よりもコストがバカにならな
いということです。
しかしそれは違います。表彰で社員の
モチベーションは磨かれ、同時にコンピテ
ンシーが磨かれていくのです。
焼肉チェーンの牛角、家電量販店のギガスケーズデンキ、キヤノンなどはいいこ
とをする社員、活躍する社員を全員の前で表彰しています。
アメリカのデルはマレーシアや中国に拠点工場を持っていますがやはり小集団活
動や表彰制度が有効に機能しています。
フェデックスでは顧客から感謝された社員や人道的行為を行った社員を表彰する
などいろいろな表彰制度が設けられています。幹部への登用もプロパー社員が多
いのです。
人の移動の激しいアメリカにあって離職率が10%以下というのは特筆すべきで
しょう。
5.米国企業は
株主至上主義から社員重視に舵を切る!
日本では年々社員の会社に対するロイヤルティ(忠誠心)が低下し、今や世界で
最低レベルになっているという報道まであります。
働く社員が自分の会社を愛することができないようでは人材の人財化も進まない
でしょう。
第二、第三の村上ファンドが出現することは間違いありません。だからといって
株主至上主義はどうかと思います。やはり会社は社員のものというフィロソフィ
に立つべきだと思います。
(今回の参考文献:日経ビジネス2006年6月5日号、他)
【3】今日のまとめ
1.
株主対応は大事だけれども、「People Service Profit」という「社員第一
主義」に舵を切ることは大事であること。
2.革新性、誠実性、そして確実性を重要視する企業文化の形成が大事であるこ
と。
3.社員の
モチベーションと
コンピテンシーは表彰で磨かれていくということ。
(このような制度は仕事の結果や行為に対する承認の意味があるということ。)
4.日本の企業ももう一度有能な社員に対する表象制度を見直すべきであること。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
【4】編集後記
授賞式の演出は大事です。
フェデックスでは楽団の演奏を聞きながら真っ赤なじゅうたんを踏みしめて壇上
に上り、経営トップや上司・同僚の拍手を受けながら表彰されます。個室に呼ん
での表彰では意味がないのです。
名誉を最大限の賛辞でたたえられれば、次の仕事にも
モチベーションが高まるの
です。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く
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発行責任者:さいたま市中央区上落合8丁目1-20-304
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
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彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから
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(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから
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シリーズ「人活経営でパワーは倍増できる!」
<第221回>[(第27話)“働きがい”で世界の物流制覇を目指すフェデックスの野望!]
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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要
性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「人活経営でパワ
ーは倍増できる!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介して
いきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論「“働きがい”で世界の物流制覇を目指すフェデックスの野望!」
1.フェデックスとは?
2.ピープル・サービス・プロフィットとは!
3.満足度も大事だが“働きがい”はもっと大事!
4.表彰制度はそんなに効果があるのか!
5.米国企業は株主至上主義から社員重視に舵を切る!
【3】今日のポイント
【4】編集後記
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アメリカ的経営は成果主義と株主至上主義に代表れさて来ました。今でもその傾
向に変わりはありません。
株主の機嫌を損ねると株は売り抜けられ、株価が下がります。すると他の株主か
らブーイングが起こるというわけです。
コスト優先で社員に対しては過度の成果主義を徹底してきました。成果に貢献で
きない社員は「明日はわが身」です。
日本企業は猫も杓子もこぞって成果主義、それも本来の成果主義とは違う結果主
義やノルマ主義に走った例が多くありました。
しかし、今アメリカの優良企業は株主至上主義から脱して「社員の生きがい」に
大きく舵を切っているのです。社員満足を越えて「社員の生きがい」に目を向け
ているのです。
今回は日本でもなじみの深いフェデラルエクスプレス(フェデックス)を採り挙
げました。
【1】心に刻んでおきたい言葉
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People Service Profit。会社が社員を第一に考えることにより、社員はお客様
へよりよいサービスを提供する。その結果、会社を成功に導くに必要な利益が
還元される。
フェデラルエクスプレス経営理念
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【2】メルマガ本論
[(第27話)“働きがい”で世界の物流制覇を目指すフェデックスの野望!]
1.フェデックスとは?
本社はアメリカのテネシー州メンフィスにあります。
フェデラルエクスプレス(以下フェデックス)は、世界最大の航空輸送会社であ
るフェデックスコーポレーションの一部門です。
世界中の法人および個人の顧客に向けて各種輸送業務のほかにeコマースやビジ
ネスサービスをグローバル規模で展開しています。
世界で14万人以上の社員を抱え、年間売上高320億ドル(日本円で約3.7兆円)。
グループ会社の強みを生かし、ビジネスソリューションを提供しています。
創立は1973年(昭和48年)、現在220カ国で事業を展開しています。自社運行
機670機を保有していて、1営業日当たり何と330万個の貨物を取り扱っています。
ヤマト運輸が宅配便に進出したのは、故小倉昌男氏がフェデックスを視察したこ
とがきっかけでした。そういう意味ではフェデックスとヤマト運輸の親蜜性が今
でも維持されているわけです。
2.ピープル・サービス・プロフィットとは!
フェデックスの経営理念は「People Service Profit」です。日本流に言えば
「社員第一主義」ということになります。
アメリカの大多数の会社が成果主義です。そして日本の大多数の会社が成果主義
に舵を切り、リストラをむしろ賞賛してきたきらいがありました。
しかし、フェデックスは一貫して社員のことを第一に考える施策を講じてきたの
です。「世界でもっとも賞賛される会社」に常に選ばれてきた所以です。
3.満足度も大事だが“働きがい”はもっと大事!
フェデックスの企業文化(Culture)を見てみましょう。
「私たちは、革新性、誠実性、そして確実性を重要視しています。私たちの経営
方針やプログラムはそれらを基礎として作成されており、全社員に対しても最善
の形となってもたらされています」。(フェデックスHPより)
フェデックスの使命(Mission)を見てみましょう。
「私たちは、国際航空貨物輸送業界の中で、ベストのサービス、ベストのブラン
ドを保有するベストな会社になることを目指します」。(フェデックスHPより)
フェデックスのように優れて企業ほど社員のやる気を引き出す制度を整備し、働
きがいを向上させる施策を充実させているのです。
社員を大切にするということは甘やかすことではありません。社員が働きがいを
感じて働けば顧客へのサービスが向上して、いずれ会社に利益をもたらしてくれ
る。そうなれば会社としてさらに社員のために投資できる。そのサイクルをスパ
イラルアップさせるのです。
4.表彰制度はそんなに効果があるのか!
日本では昔社内表彰制度があったのに廃止してしまっている会社が多くあります。
今どき、表彰でやる気が出るとは考えられない。何よりもコストがバカにならな
いということです。
しかしそれは違います。表彰で社員のモチベーションは磨かれ、同時にコンピテ
ンシーが磨かれていくのです。
焼肉チェーンの牛角、家電量販店のギガスケーズデンキ、キヤノンなどはいいこ
とをする社員、活躍する社員を全員の前で表彰しています。
アメリカのデルはマレーシアや中国に拠点工場を持っていますがやはり小集団活
動や表彰制度が有効に機能しています。
フェデックスでは顧客から感謝された社員や人道的行為を行った社員を表彰する
などいろいろな表彰制度が設けられています。幹部への登用もプロパー社員が多
いのです。
人の移動の激しいアメリカにあって離職率が10%以下というのは特筆すべきで
しょう。
5.米国企業は株主至上主義から社員重視に舵を切る!
日本では年々社員の会社に対するロイヤルティ(忠誠心)が低下し、今や世界で
最低レベルになっているという報道まであります。
働く社員が自分の会社を愛することができないようでは人材の人財化も進まない
でしょう。
第二、第三の村上ファンドが出現することは間違いありません。だからといって
株主至上主義はどうかと思います。やはり会社は社員のものというフィロソフィ
に立つべきだと思います。
(今回の参考文献:日経ビジネス2006年6月5日号、他)
【3】今日のまとめ
1.株主対応は大事だけれども、「People Service Profit」という「社員第一
主義」に舵を切ることは大事であること。
2.革新性、誠実性、そして確実性を重要視する企業文化の形成が大事であるこ
と。
3.社員のモチベーションとコンピテンシーは表彰で磨かれていくということ。
(このような制度は仕事の結果や行為に対する承認の意味があるということ。)
4.日本の企業ももう一度有能な社員に対する表象制度を見直すべきであること。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
【4】編集後記
授賞式の演出は大事です。
フェデックスでは楽団の演奏を聞きながら真っ赤なじゅうたんを踏みしめて壇上
に上り、経営トップや上司・同僚の拍手を受けながら表彰されます。個室に呼ん
での表彰では意味がないのです。
名誉を最大限の賛辞でたたえられれば、次の仕事にもモチベーションが高まるの
です。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
次回に続く
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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