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労務管理

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エグゼンプト

著者 Sakuragaoka さん

最終更新日:2006年12月15日 10:11

私の会社は部長秘書までエグゼンプトで残業が出ません。

秘書は機密事項を扱うとのことでエグゼンプトとくくっているというのが会社の言い分ですが、新聞、労務の本を拝見すると、管理職以上のものがエグゼンプトというくくりになり、それらの者は残業代が出ない代わりに多くの場合は役職手当が支払われているようです。

私の会社の秘書は終電まで残業しても、休日出てきても、一切なんの手当てもございません。

秘書という仕事柄、上司の管理が行き届かないと、仕事が増え、残業になることは日常茶飯事。また外資のため秘書というよりアシスタントとして使われる者も多くおります。

どのように理解したらよいか、また、どのように会社にアピールをしたら良いか、どなたか的確のアドバイスをいただけますでしょうか?

どうぞ宜しくお願いいたします。

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Re: エグゼンプト

著者dragoonさん

2006年12月16日 11:40

秘書は、その性格上、第41条第二項の機密の事務を取り扱う者、とみなされて法律上は問題が無いものと思われます。
 労基法の解説書等を見ても、この「機密の事務を取り扱う者」の例として秘書を挙げている例が多くみられます。

 ただ、秘書は、そういった残業手当がでないかわりに、役員と一緒に行動する、時間的な制約やほかの労苦(たとえば夜遅くも接待等で同行しなければならない等)を鑑みて他の手当や通常の事務職に比べて高い基本給にする、という配慮をしているところが多いのも事実です。
 
 秘書といつつも会社の機密(書類・電子メール・電話・ファックス・会話等、秘書の立場でなければ触れることのできない情報)に触れることなく、単純にお客様がきたらお茶を出す、電話を取り次ぐだけとか(この言い方は古いかもしれません)というのであれば、形式上は秘書という立場でも、法41条の規定を満たしませんので、時間外手当の請求は可能になるでしょう。

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