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【会社のルール作りの参考に】コロナ禍により増加傾向の「副業」現場から届いた相談まとめ

【会社のルール作りの参考に】コロナ禍により増加傾向の「副業」現場から届いた相談まとめ

2017年頃から政府による副業への検討会やガイドラインの提示など、企業の副業解禁が進み始めてきました。
皆さまの近くにも副業を行っているという人がいるのではないでしょうか。

しかし副業に対する明確なルールはなく、副業の内容によって留意すべきポイントは異なるので、まだまだ分からないことも多いかと思います。

そこで今回は「総務の森 相談の広場」に寄せられた副業に関するお悩みをまとめました。

1.何をもって「副業」とする?会社のルール作りの参考に。

【二重就労(副業)について教えてください。】

質問日:2021年09月14日(火)
◆質問内容(一部抜粋)

(前略)

二重就労について教えてください。
弊社では、就業規則に「職員は、会社の承認を得ないで就業に支障があると認められる他の職務に従事し、または事業を営んではならない」と明記し、二重就労を制限しています。
一律で禁止しているわけではないようなのですが、そこで疑問なのが、就業規則に従うとするなら、就業に支障が無いような、まったくの余暇の時間にわずかな時間と労力を使って利益を得るような仕事であれば、それは二重就労とはならないということになるのでしょうか(例:昆虫の養殖など)。
また、例えば本業の他に、家で農業を営んでおり、そこで利益を得た場合はどうなのか。また収穫した農作物等を、会社のイベント等で販売して利益を得た場合はどうでしょうか。
さらに、例えば実家がお寺であり、本人が会社員と住職とを兼ねていたりする場合は、どうでしょうか。この場合、実家の家業が「就労」となるのかがわからないのですが・・・。

(後略)

>質問と返信一覧はこちら
総務の森<相談の広場> 『二重就労(副業)について教えてください。

2.入社後、副業をしていることが発覚。副業を理由に解雇できる?

【臨時社員の副業について】

質問日:2021年06月24日(木)
◆質問内容(一部抜粋)

(前略)

週5勤務 時給制にて8:30~16:30(内休憩1時間)にて働いて頂いている臨時社員がおります。

当社で、入社と同時に社会保険、雇用保険に加入しております。

今年の4月入社ですが、月3回程度、副業をしていることがわかりました。
入社時の面談にて、副業をすることを知りませんでした。

会社で社会保険をかけている社員について副業を認めていませんが
もし他の副業を即やめなかった場合、契約解消(解雇)として良いでしょうか?

参考までに、逆に、もし今後、会社が副業を認めたとして、他の副業収入があった場合に社会保険等、の算定基礎額や雇用保険など副業の収入を合算して当社が計算しなくてはならないのでしょうか?

>質問と返信一覧はこちら
総務の森<相談の広場>『臨時社員の副業について

3.副業で自営業を行う場合、健康保険はどうなる?

【サラリーマンが副業で社長を務める場合の健康保険の取り扱い】

質問日:2020年01月25日(土)
◆質問内容(全文)

現在、一人株式会社の社長を務めています。

近いうちに、別の会社に普通の社員として入社する予定です。
そこで会社員と社長を兼務しようと考えています。

新しく入社する会社は独自の健康保険組合を有しています。
この場合、社長時代に入った国民健康保険はどうなりますか?
また、どちらの保険証を使えばよいのでしょうか。

>質問と返信一覧はこちら
総務の森<相談の広場>『サラリーマンが副業で社長を務める場合の健康保険の取り扱い

4.会社が副業を承認する際に気を付けるべきことは?

【副業の承認に際し留意すべきこと】

質問日:2018年03月05日(月)
◆質問内容(一部抜粋)

(前略)

弊社の若手社員ですが、以前から趣味で携帯小説を書いていましたが、最近では売れるようになり収入が発生しているとの申出がありました。今後は節税のため青色申告とすべく、開業届を提出したいが、会社にとって問題はあるか、との照会があります。

勤怠、勤務態度は良好で、趣味の延長程度のもので業務に支障を来たすこともないと思われますが、許可にあたり留意すべきことはありますでしょうか。

>質問と返信一覧はこちら
総務の森<相談の広場>『副業の承認に際し留意すべきこと

5.近年増加傾向の「副業」メリットとリスクを専門家とおさらい

近年、コロナ禍での環境変化によって1つの企業のみに依存する生活への危機意識の高まりから、副業希望者が増加していく傾向があります。

勘違いしている企業がまだまだ多いのですが、原則、副業を禁止することができません。

総務の森と同じコクヨが運営する中小企業の事業継続を支えるメディア「経営ノウハウの泉」で先日行われたウェビナー「副業制度の導入と人材確保の副業社員の受け入れ」より企業の副業対応について一部抜粋してご紹介します。

「副業をはじめた社員への対応が分からない」、「会社はどのような副業制度を整備すればよいのか」、また「優秀な副業社員を受け入れるためにどうしたらよいのか」など、知っておきたいポイントや注意点を解説していますので参考にしてみてください。

>詳しくはこちら
経営ノウハウの泉『【副業禁止は原則できません!企業が知るべき「副業」のメリットとリスク対策

2021年12月17日(金)開催の「副業」に関する無料セミナーはこちら
経営ノウハウの泉『【会社は社員の副業を禁止できない?!】 セミナーで解決!早期に副業制度を整備するためのポイント

最後に〜相談の広場ご紹介〜

『総務の森』は、『経営ノウハウの泉』の姉妹サイト。総務、人事、経理、企業法務に関わる方の、業務のお悩みを解決する日本最大級の総務コミュニティーサイトです。
調べても分からなかったことを質問や相談をしたり、専門家が執筆しているコラムを参考にしたりして、今抱えている疑問や問題を解決していく場を提供しておりますので、ぜひご参考にしてください。

※記載されている返信はいずれも総務の森サイトの会員による投稿文であり、掲載情報の正確性、有効性および完全性等に関して、保証することはできません。
詳しくは、下記「総務の森 利用規約」をご確認ください。

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*umaruchan4678 / Shutterstock