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コラムの泉

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組織論

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成長し続ける企業に!サービス業専門社労士日記(第652回)

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おはようございます。

メルマガ発行者のこまつじゅんいちです。

このメルマガは
サービス業特に飲食店経営者及び店長
売上が上がらないとお悩みの経営者
労務管理の難しさを感じている人事担当者
同業の社労士さん

へ向けてこまつが自由に書きたいこと書いているメルマガです。

テーマは
従業員のやる気と売上は本当に連動している」
です。

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◎お客様の売上アップのため!サービス業専門社労士日記
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小松潤一社会保険労務士事務所
http://www.style-neo.jp  http://www.style-neo.com
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目次
■はじめに
■組織論
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■はじめに

一人で会社を立ち上げ一人ぼっちで仕事をしていることは
結構気が楽なもんです。


サラリーマンであれば上司や部下や同僚、先輩など気を使いながら
仕事をしなければいけません。

会社の命令であれば嫌な仕事もこなす必要があります。


これが自分の会社で自分一人しかいない場合
部下からの愚痴に付き合う必要もなく

上司からがみがみ言われることもなく
社長からやりたくない仕事を命じられることもありません。


しかし一人で出来ることは限られます。

人間には一人24時間しかありません。
しかも睡眠時間や食事の時間などもありますので
1日15時間も働ければ十分です。

しかし疲れ切ってしまうでしょう。


これが2人だと今まで15時間かかっていた仕事が
半分で済むようになります。

今日も昨日に引き続いて組織の話


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■組織論

(今日も作り話です)

飲食店を経営したい!

そう思っていた男がいました。

現在は雇われの男で料理には自信があります。
またこの男は勉強家で人事や経理にも精通しています。

そして仲の良い友達はみんな何かしらの会社を経営していて
その経営者と話をしているうちにどんどんと知識を吸収していきました。


男は思います。

絶対に今の店のオーナーよりも俺が経営した方が店はうまくいく

だってオーナー数字わかんないんだもん。


俺だったらあんなすぼらな数字の管理を絶対にしない
っていうかオーナー税金のことや減価償却
棚卸資産のこととか全く興味がないみたいで
あんなんで良くこの店のオーナーになってられると思うよ。



男は腕も磨き、お金もある程度貯めている。

そして時期がついに来た。

希望の物件が見つかったのだ。

男は最初から狙いがあった。

5年間で5店舗まで店舗を展開していくぞと

コンセプトは
「憩いの場を提供できるイタリアンだ!」

簡単に言うと店の店員とお客さんが気さくに会話して
食事を楽しんでもらうという店で
イタリアなどにあるバールをイメージしている

自分の家で友達と食事を楽しむ雰囲気だ

店の広さは30席程度を考えていてその希望する物件が見つかったのだ

すぐにお金を金融機関から融資を受けて今の店を退職して
独立することになった。


男がまずやったことは店の従業員教育マニュアルを作ったのです。
まだ従業員は誰もいませんが最初に行ったのがこれです。

コンセプトが憩いの場であるので

憩いの場を提供できる従業員になってもらうための考え方や男の方針を
マニュアル化したのだ。

簡単に言うと
「クレド」
と呼ばれるものだ

憩いの場にするために
何をすべきか?
何をやってはいけないか?

こと細かく作った。

他の知り合いにはバカにされた
「まだ従業員も雇っていないのにまだ店のオープンすらしていないのに
 バカだな」

でも男は全く気にしない

なぜなら男の中では5年で5店舗を展開するためには同じ思いで
働いてくれる人を集めることが必須だったからだ

【働く従業員が一番大切】

そう思っていた男だからまずクレドを作ったのだ

それを読めばいったいどんな気持ちで働けば良いかが
わかるようにしてこれに沿わない人材は採用しないつもりだ


30席の店ですから料理人は男一人で十分だった。
ホールを担当してくれるアルバイトを数名雇えば1店舗目は十分だが

男の発想は違っていた。

すぐに店を軌道に乗せてもう1店舗を展開しないと5年で5店舗なんて
難しい。

料理人とホール担当者は社員を採用することにした。
この2人には厳しいかもしれないが1年で2人で店舗を運営できる位の
能力を身につけてもらう必要があるのだ

これも5年で5店舗展開するためには必要なことだから


そして面接が始まった。

応募者が10名以上集まってくれた。

採用しても構わないと思う4人に作ったクレドを
読んでもらいこう言った。

「このコンセプトやクレドに賛同してくれる人だけ残って欲しい
 また採用してもこのクレドにあわない行動をとる方には会社を
 去ってもらう。どうだろうか?」


そして2名の採用が決まった。
アルバイトも採用が決まった。

通常30席程度の店であれば
オーナー一人が料理を担当し
アルバイト3名がホールなどを担当するなど
4名で運営が出来るのだ

アルバイトだけなので人件費も低く抑えられる。


ところがこの店では違っていた。

オーナーと
料理担当社員
ホール担当社員
アルバイト5名
と全部で8名の人員となっている。


これも来年にはもう1店舗を展開するために今から
教育を行う人員のギリギリだった。

他の人は笑った
「バカだな。1ヶ月間に人件費が20万円程度で済むはずなのに
 70万円位かかるじゃないか?潰れるぞ!」


他の人は笑った
「お前みたいなやつが創業してすぐに会社をつぶすんだよ
 先を全く読めていない奴だ!!」


男は全く気にしない

なぜなら5年で5店舗だから


そしてオープンした

スタッフのみんなは気さくにお客さんに話しかけ
くつろぎの空間を
癒しの空間でもあり
憩いの場でもある

ここに来たら楽しい仲間がいる

そんなことで毎日30席が満席になったのだ

店が終わったらみんなでミーティングだ

「どうやったらもっとお客様にくつろいでもらえるか?
 どうやったらもっと憩いの場になるのか?」

毎日のようにみんなで話し合って
ちょっとずつちょっとずつ店のやり方を変えていった。

クレドも
マニュアルも
ちょっとずつお客様のために
変更していったのだ


「癒しの場の提供は難しそうだ
 もっと憩いの場にしていこう」

1年が経過した時には完全にコンセプトが固まった。
そしてまた店の近くにそのコンセプトにあう物件が見つかった。

すぐに契約した。


アルバイトと社員の採用を実施して
また1年前と同じようにコンセプトを理解してくれる人材を採用した。


そして2店舗目のオープン


1店舗目の店はもとの社員2名に任せることにした。

料理も当初はシェフであるオーナーでしか作れないメニュー構成が
多かったが今では多少技術があればアルバイトでも作れるメニュー構成に
なっていた。


コンセプトは
憩いの場の提供だ

新しい人が入社してきても同じように気さくにお客さんと会話して
お客さんにくつろいでもらう。


そしてついに5年でオーナーの希望通り5店舗出店することが出来た。

そしてオーナーの今の仕事は料理を作ることでなく
どうやったらお客様が喜んでもらえるのか?
を考えることに集中できるようになっていた。



創業当初バカにしていた連中はこんなように言っていた。

「あいつは最初から出来る奴だと思っていたんだよ俺は」



それでもオーナーは気にしない

なぜならその店は
憩いの場の提供がコンセプトだから

 



皆さんの会社は1年先や5年先の将来のことを考えて
行動をしているでしょうか?

行き当たりばったりで活動していませんでしょうか?

「5年先どころか半年後もわからんわ!!!!」
と言う人もいるでしょうが

やっぱり将来を見据えて今から行動をしている会社と
そうでない会社は大きな差が出てきます。

人材の採用についても
人材の教育についても
人員の配置についても

就業規則
人事制度についても

大きな差になってきます。


給与体系もです。


何もかも違ってくるのです。


本来組織と言うものは今日のメルマガのようなコンセプトやクレドに
そって作り替えていく必要があるのです。

それなのに行き当たりばったりで組織立てをしてしまうから

「勝手に社長が新しい部署を作りやがった」
「勝手に社長が新人を採用した」
みたいに

上と下との連携が悪くなってくるのです。


どうでしょうか?


目標を立て
コンセプトを作り
クレドを作り
組織図を作る

やってみたらどうでしょうか?



おしまい


よかったら感想をください
info@style-neo.jp


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創造人材株式会社
小松潤一社会保険労務士事務所
小松潤一



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