みなさん、こんにちは!
3・11の東日本大震災発災後3ヶ月以上が経ちましたが、福島原発問題は依然と
して解決の目途が立たず周りに放射能の脅威を与え続けています。
瓦礫の撤去なども遅々として進まず、避難所暮しを強いられている人たちの
我慢も限界に近づいているようです。
東日本大震災ほど「想定外」という言葉を聞いた災害はなかったように思います。
“「想定外」の津波に襲われた結果、東京電力福島第一原子力発電所の非常用電源
まで故障してしまった・・・・”と、記者会見で当事者が「想定外」という言葉を
連発した裏には、「自分たちに責任はない」という気持ちがあるのでしょう。
この「想定外」と似た言葉に「
人事を尽くして天命を待つ」というコトワザもあり
ますが、「想定外」にしろ、「
人事を尽くす」にしろ、前提としては「考えられる
ことは全部やった」ということが条件となります。
もちろん人知を超えた自然の力というものはあります。かつて地球に巨大隕石が
衝突し、恐竜の絶滅につながったこともあるそうですし、噴火によってひとつの
都市が壊滅したこともあるようです。マグニチュード9クラスの地震も過去に何度か
起きたとも聞きます。
それでも私たちは「想定外」という言葉を使うことに慎重でなければならないと
思います。その言葉を使うからには、本当に「考えられることは全部やった」
のかどうか常に問い直す慎重さが求められると思うのです。
「想定外」ではなく「想定の範囲内」という言葉をよく使った人もいました。
上告審で敗訴し、先般、実刑に服するために収監されたライブドアの堀江元社長です。
ニッポン放送株取得後、その子会社であるフジテレビとの間で大きな騒動を巻き起こし、
殺到した報道機関などに彼は「想定の範囲内である」などとよく答えていました。
こうした株取引は一種の将棋の戦いのようなものですから、「想定外」のことが起こった
ときは一気に不利な状況になることもあります。だから「ホリエモン」は、実際には自分
では想定していなかった事態であっても「想定の範囲内」と突っ張らざるをえなかった
のかもしれません。
「ホリエモン」は、仲間が自分を裏切るような証言をしたり、経済界などの
エスタブリッシュメントが、総力をあげて自分を攻撃してくるなどとは想定していなかった
はずです。もちろん裁判で有罪になり、実刑を食らうことも最初のうちは考えてもみなかった
はずに違いありません。
きっと本当は「想定外」の出来事の続出でこんな羽目になってしまったのでしょう。
あの大震災からもう3ヶ月以上が経ってしまいました。
「時間」は、ひとの世で何が起ころうと淡々と過ぎて行きます。
ひとの世の喜びや悲しみや怒りなどに関係なくただ淡々と過ぎて行きます。
今のような日本全体が無力感に覆われているような「時間」も何十年後
(私は生きていないでしょうが)かには、きっと「アノ頃は・・・」と誰かに
思い出されることでしょう。
梅雨が終るともう直ぐ暑い夏が来ます。節電に努めなければならない今年は
さぞかし暑い夏になることでしょう。
みなさま、くれぐれもご自愛下さい!
さて、
前回の「
健康診断受診後の措置」についての話、如何でしたでしょうか。
今回は、「労使トラブルに「合同労組」」についての話をします。
──────────◆ 目 次 ◆──────────────
○「労使トラブルに「合同労組」」
───────────────────────────────
近年、労使トラブルに「合同労組」「ユニオン」などと呼ばれる団体が関与する
ケースが増えていると言われていますが、そのことがデータ上からも明らかに
なりました。
先日、中央労働員会から、「平成22年 全国の労使紛争取扱件数まとめ」が発表され
ましたが、「合同労組」が関与した集団的労使紛争事件の割合が69.8%(前年比3.1%増)
となり、過去最高となったことがわかりました。
この「合同労組」には、“柔軟路線”をとる組合、イデオロギー性の強い“労使対立路線”
をとる組合など、その性格は様々です。また、“労使対立路線”の組合の中にあっても、
冷静に落としどころを考える組合もあれば、逆にあまり考えない組合もあるようです。
さらに、組合の交渉担当者によって会社への対応が変わってくるケースもあります。
また最近では、小規模な「地域労組」(コミュニティ・ユニオン)と言われる団体も
増加しており、組合としての統制が本当にとれているのか、疑問の生じるケースも
あるようです。
労働者が、労使トラブルの解決のため合同労組に加入し、その合同労組が
使用者に
団体交渉を申し入れてくる例も多くあります。先ほどの中央
労働委員会のまとめでは、
懲戒や解雇などの処分を受けた後に
労働者が加入した組合から調整の申請があった
「駆け込み訴え事件」の占める割合は36.8%(前年比横ばい)で、過去最高となって
います。
これら「合同労組」「ユニオン」などから
団体交渉の申入れがなされた場合、初めに
とるべき対応が重要となります。安易に
団体交渉の申入れに応じてはいけませんし、
組合側が求めてくる「
労働協約」の締結要求にも注意が必要です。
団体交渉の申入れがあった場合には、私ども専門家に相談する等しながら、
しっかりと事前準備を行うことが重要です。
今回は、ここまでです。
皆さんもこのメルマガで、“こういった話を聞いてみたい・教えて欲しい”といった
ご要望がありましたら、是非ご連絡下さい。
ご質問いただいた内容については、メールマガジンを通してご回答させて頂きます。
ご質問・ご意見は
info@node-office.comからどうぞ。
当事務所のホームページを更新しております。
ご興味のある方は、
http://www.node-office.com/index/index.html
または、
http://www.humansource.co.jp/ へどうぞ
みなさん、こんにちは!
3・11の東日本大震災発災後3ヶ月以上が経ちましたが、福島原発問題は依然と
して解決の目途が立たず周りに放射能の脅威を与え続けています。
瓦礫の撤去なども遅々として進まず、避難所暮しを強いられている人たちの
我慢も限界に近づいているようです。
東日本大震災ほど「想定外」という言葉を聞いた災害はなかったように思います。
“「想定外」の津波に襲われた結果、東京電力福島第一原子力発電所の非常用電源
まで故障してしまった・・・・”と、記者会見で当事者が「想定外」という言葉を
連発した裏には、「自分たちに責任はない」という気持ちがあるのでしょう。
この「想定外」と似た言葉に「人事を尽くして天命を待つ」というコトワザもあり
ますが、「想定外」にしろ、「人事を尽くす」にしろ、前提としては「考えられる
ことは全部やった」ということが条件となります。
もちろん人知を超えた自然の力というものはあります。かつて地球に巨大隕石が
衝突し、恐竜の絶滅につながったこともあるそうですし、噴火によってひとつの
都市が壊滅したこともあるようです。マグニチュード9クラスの地震も過去に何度か
起きたとも聞きます。
それでも私たちは「想定外」という言葉を使うことに慎重でなければならないと
思います。その言葉を使うからには、本当に「考えられることは全部やった」
のかどうか常に問い直す慎重さが求められると思うのです。
「想定外」ではなく「想定の範囲内」という言葉をよく使った人もいました。
上告審で敗訴し、先般、実刑に服するために収監されたライブドアの堀江元社長です。
ニッポン放送株取得後、その子会社であるフジテレビとの間で大きな騒動を巻き起こし、
殺到した報道機関などに彼は「想定の範囲内である」などとよく答えていました。
こうした株取引は一種の将棋の戦いのようなものですから、「想定外」のことが起こった
ときは一気に不利な状況になることもあります。だから「ホリエモン」は、実際には自分
では想定していなかった事態であっても「想定の範囲内」と突っ張らざるをえなかった
のかもしれません。
「ホリエモン」は、仲間が自分を裏切るような証言をしたり、経済界などの
エスタブリッシュメントが、総力をあげて自分を攻撃してくるなどとは想定していなかった
はずです。もちろん裁判で有罪になり、実刑を食らうことも最初のうちは考えてもみなかった
はずに違いありません。
きっと本当は「想定外」の出来事の続出でこんな羽目になってしまったのでしょう。
あの大震災からもう3ヶ月以上が経ってしまいました。
「時間」は、ひとの世で何が起ころうと淡々と過ぎて行きます。
ひとの世の喜びや悲しみや怒りなどに関係なくただ淡々と過ぎて行きます。
今のような日本全体が無力感に覆われているような「時間」も何十年後
(私は生きていないでしょうが)かには、きっと「アノ頃は・・・」と誰かに
思い出されることでしょう。
梅雨が終るともう直ぐ暑い夏が来ます。節電に努めなければならない今年は
さぞかし暑い夏になることでしょう。
みなさま、くれぐれもご自愛下さい!
さて、
前回の「健康診断受診後の措置」についての話、如何でしたでしょうか。
今回は、「労使トラブルに「合同労組」」についての話をします。
──────────◆ 目 次 ◆──────────────
○「労使トラブルに「合同労組」」
───────────────────────────────
近年、労使トラブルに「合同労組」「ユニオン」などと呼ばれる団体が関与する
ケースが増えていると言われていますが、そのことがデータ上からも明らかに
なりました。
先日、中央労働員会から、「平成22年 全国の労使紛争取扱件数まとめ」が発表され
ましたが、「合同労組」が関与した集団的労使紛争事件の割合が69.8%(前年比3.1%増)
となり、過去最高となったことがわかりました。
この「合同労組」には、“柔軟路線”をとる組合、イデオロギー性の強い“労使対立路線”
をとる組合など、その性格は様々です。また、“労使対立路線”の組合の中にあっても、
冷静に落としどころを考える組合もあれば、逆にあまり考えない組合もあるようです。
さらに、組合の交渉担当者によって会社への対応が変わってくるケースもあります。
また最近では、小規模な「地域労組」(コミュニティ・ユニオン)と言われる団体も
増加しており、組合としての統制が本当にとれているのか、疑問の生じるケースも
あるようです。
労働者が、労使トラブルの解決のため合同労組に加入し、その合同労組が使用者に
団体交渉を申し入れてくる例も多くあります。先ほどの中央労働委員会のまとめでは、
懲戒や解雇などの処分を受けた後に労働者が加入した組合から調整の申請があった
「駆け込み訴え事件」の占める割合は36.8%(前年比横ばい)で、過去最高となって
います。
これら「合同労組」「ユニオン」などから団体交渉の申入れがなされた場合、初めに
とるべき対応が重要となります。安易に団体交渉の申入れに応じてはいけませんし、
組合側が求めてくる「労働協約」の締結要求にも注意が必要です。
団体交渉の申入れがあった場合には、私ども専門家に相談する等しながら、
しっかりと事前準備を行うことが重要です。
今回は、ここまでです。
皆さんもこのメルマガで、“こういった話を聞いてみたい・教えて欲しい”といった
ご要望がありましたら、是非ご連絡下さい。
ご質問いただいた内容については、メールマガジンを通してご回答させて頂きます。
ご質問・ご意見は
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