平成23年10月15日 第97号
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人事のブレーン
社会保険労務士レポート
───────────────────────────────────
目次
1.
賞与の支給額はどの様に考えて決めるべきか
===================================
インターネットTV「覚悟の瞬間」に出演しています
http://www.kakugo.tv/index.php?c=search&m=detail&kid=168
ブログ「
人事のブレーン
社会保険労務士日記」
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是非見てみて下さい!
就業規則サイト「
就業規則.COM」
http://www.sr-syuugyoukisoku.com/
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***********************************
1.
賞与の支給額はどの様に考えて決めるべきか
***********************************
1.世間相場を気にしない
10月も中旬になり、
賞与の支給額を悩む時期になりました。
賞与に関してご相談が多い内容は「よそではどれくらい出しているの?」。
当然
守秘義務がありますから「どこがいくら」とは言いません。
顧問先の統計としての動向をお話します。
しかし世間相場はあてになりません。
例えば
健康診断の数値を考えてみましょう。
健康診断受診者全体のγ─GTPの平均数値は意味があるでしょうか?
肝臓が悪い人、健康な人を合わせた数値です。
この数値を基準に自分の健康を判断することはできません。
医師が健康とする範囲内の数値であることが重要なのは言うまでもありません。
世間相場とは、この
健康診断受診者全体の平均数値を基準としているに等しいの
です。
業績が良い企業もあれば、悪い企業もある。
そしてそれは売り上げ規模や
従業員数別の統計でも同じです。
統計自体が経営判断の資料として直接使える時代は終わったのです。
2.前年との比較
賞与を支給する際には、前年との比較は重要です。
何故なら社員は前年の支給額と比較をするからです。
業績が前年と同様であれば、前年と同水準の
賞与を支給しなければ、社員は
「なぜ?」と思います。
社員の
モチベーション維持の観点から、この「なぜ?」は明確な回答をする必
要があります。
人事とは、大義名分がないことをやってはいけないと考えています。
法律上の問題もさることながら、社員の
モチベーションを維持する為に「なぜ
?」という違和感を解消しなければなりません。
ですから前年の
賞与支給額との比較は重要なのです。
そして今期の売り上げ実績や見通しを考えて、前年度の
賞与支給額を基準にど
の様にしていくのかを考えていくのです。
自社の業績が重要であり、世間相場は“色々な業績の企業の平均値”なのです。
3.自社に適正な人件費水準は
もうひとつ大切なことは、自社に適正な人件費の水準はどの様なものかを検討
すべきです。
適正な人件費水準とは、売り上げと比較をしたり、
費用の総額と比較したりと、
色々なやり方がありますが、一般的には売り上げに対して適正な人件費の割合
を把握する必要があります。
ここでも世間相場はあまり意味がありません。
組織が成長している企業は、人材投資が先行しますので売り上げに対する人件
費の比率が高くなります。
また家族
従業員が多くいる企業は人件費の比率が正確には出ません。
利益を出すためにどの程度まで人件費をかけることが妥当であるか。
ここは経営者の感覚で判断すべきです。
判断する際には、財務的な部分は
税理士と議論をすべきですし、人材投資との
バランスや世代交代の促進などは
社会保険労務士と議論をすべきです。
いずれにしても事業計画を作成していないと、議論の結論が出ません。
事業計画を作成し、過去のデータを踏まえて考えるべきでしょう。
4.まとめ
賞与や
賃金は世間相場で決めるべきではありません。
このお話をすると「他より低いと良い人材が集まらない」と言われます。
これは正しいことですが、「他より高い水準の
賞与が払えない」ことも正しい
のです。
そして優先すべきは「払える水準」で払うことです。
賃金水準を上げて、良い人材を集めたいのであれば人材投資のスキームを決め
て、組織のポテンシャルを上げていくしかありません。
ここで必要なのは経営者の覚悟と良いブレーンです。
ご相談ください!
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発生致しましても責任を負いかねます。
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労務
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社会保険労務士 山本 法史
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1.賞与の支給額はどの様に考えて決めるべきか
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1.世間相場を気にしない
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賞与に関してご相談が多い内容は「よそではどれくらい出しているの?」。
当然守秘義務がありますから「どこがいくら」とは言いません。
顧問先の統計としての動向をお話します。
しかし世間相場はあてになりません。
例えば健康診断の数値を考えてみましょう。
健康診断受診者全体のγ─GTPの平均数値は意味があるでしょうか?
肝臓が悪い人、健康な人を合わせた数値です。
この数値を基準に自分の健康を判断することはできません。
医師が健康とする範囲内の数値であることが重要なのは言うまでもありません。
世間相場とは、この健康診断受診者全体の平均数値を基準としているに等しいの
です。
業績が良い企業もあれば、悪い企業もある。
そしてそれは売り上げ規模や従業員数別の統計でも同じです。
統計自体が経営判断の資料として直接使える時代は終わったのです。
2.前年との比較
賞与を支給する際には、前年との比較は重要です。
何故なら社員は前年の支給額と比較をするからです。
業績が前年と同様であれば、前年と同水準の賞与を支給しなければ、社員は
「なぜ?」と思います。
社員のモチベーション維持の観点から、この「なぜ?」は明確な回答をする必
要があります。
人事とは、大義名分がないことをやってはいけないと考えています。
法律上の問題もさることながら、社員のモチベーションを維持する為に「なぜ
?」という違和感を解消しなければなりません。
ですから前年の賞与支給額との比較は重要なのです。
そして今期の売り上げ実績や見通しを考えて、前年度の賞与支給額を基準にど
の様にしていくのかを考えていくのです。
自社の業績が重要であり、世間相場は“色々な業績の企業の平均値”なのです。
3.自社に適正な人件費水準は
もうひとつ大切なことは、自社に適正な人件費の水準はどの様なものかを検討
すべきです。
適正な人件費水準とは、売り上げと比較をしたり、費用の総額と比較したりと、
色々なやり方がありますが、一般的には売り上げに対して適正な人件費の割合
を把握する必要があります。
ここでも世間相場はあまり意味がありません。
組織が成長している企業は、人材投資が先行しますので売り上げに対する人件
費の比率が高くなります。
また家族従業員が多くいる企業は人件費の比率が正確には出ません。
利益を出すためにどの程度まで人件費をかけることが妥当であるか。
ここは経営者の感覚で判断すべきです。
判断する際には、財務的な部分は税理士と議論をすべきですし、人材投資との
バランスや世代交代の促進などは社会保険労務士と議論をすべきです。
いずれにしても事業計画を作成していないと、議論の結論が出ません。
事業計画を作成し、過去のデータを踏まえて考えるべきでしょう。
4.まとめ
賞与や賃金は世間相場で決めるべきではありません。
このお話をすると「他より低いと良い人材が集まらない」と言われます。
これは正しいことですが、「他より高い水準の賞与が払えない」ことも正しい
のです。
そして優先すべきは「払える水準」で払うことです。
賃金水準を上げて、良い人材を集めたいのであれば人材投資のスキームを決め
て、組織のポテンシャルを上げていくしかありません。
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