『
総務の森』コラムをご覧のみなさま
こんにちは!
合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。
本コラムでは、弊社配信の無料ニューズレター第131号(2013年1月
11日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
今回のタイトルに興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てく
ださい。
<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
なお、システム上、本コラムでご紹介できない『図表』などを含
めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>
============================================================
(前略)
本日、IT系の会社で部長を務めていらっしゃるYさんが、弊社流
コーチングを体験してみたいと「スナップショット・セッション」
をご利用になり、「上司によるコーチング?で困っています…。」
というテーマを扱いました。(中略)今回は、Yさん本人のご承諾
を得て、Yさんのセッション内容の一部をご紹介しようと思います。
(Yさん、ご承諾ありがとうございました!)
■個別面談をしてくださるのはありがたいのだけど…
背景として、Yさん自身はコーチングの学習や利用の経験はなく、
Yさんの上司に当たる
執行役員のTさんは、所属会社の
契約先のコ
ーチング・スクールでコーチングを学ばれ、コーチを名乗る資格を
お持ちとのことでした。 そして、上司のTさんは、部下を育成し
たいという思いが旺盛で、定期的に個別面談の機会を設けてくださ
るのだそうです。
詳細は省略しますが、「Yさんは、上司のTさんから次のような質
問をされて随分戸惑った」そうです。そこで、「社内に相談できる
人もいないし、利害関係のない社外のコーチとなら、自分の考えを
整理できそうか確認したい」と考えられ、スナップショット・セッ
ションの利用を思いつかれたということでした。
------------------------------------------------------------
Q1: 2013年のYさんの部署の目標は達成できると思いますか?
Q2: 達成できると思えるようになるには、どうすればいいです
か?
------------------------------------------------------------
ちなみにYさんは、Q1については「難しいと思います」、Q2に
ついては「(Yさんの)部下への指示をこれまで以上に明確にする
こと、定例会議で進捗状況を把握し適切なフォローアップを行うこ
とで対応しようと思います」とお答えになったそうですが、心の中
では「しかし、こんな一般的な抽象論だけでは『達成できる!』と
思えるまでには至っていない。
部下より先に自分が『達成できる!』と思えるようになるには、ど
うしたらいいのだろう?」と悩んでいらっしゃるということでした。
さぁ、あなたがYさんからこういった話をうかがったとしたら、ど
ういった切り口から話を進めて行かれるでしょうか? 有効なアプ
ローチは、1つだけではないと思います。 次に読み進める前に、
是非、「30秒でも良いので」考えてみてください。
■
合同会社5W1H流コーチング、フレームワーク質問力では?
ここでは、私が実際にスナップショット・セッションで、どのよう
に話を進めて行ったのかについて、「Yさんの現状」(Yさんが認
識している状況)について把握する段階の話の一部を取り上げてご
紹介します。
------------------------------------------------------------
Q1: 2013年のYさんの部署の目標は達成できると思いますか?
Q2: 達成できると思えるようになるには、どうすればいいです
か?
------------------------------------------------------------
Q1は、「設定された目標は適切である」という前提の下で、「関
係者・関係部署・キーパーソンなどの同意が得られていない段階」
でなされるだろう質問であり、この段階では、上司のTさんの質問
の「意図」は不明ですね。
ただ、「関係者の同意が得られていない」とすれば、「『設定され
た目標が不適切だ』という認識が関係者の間にある」という推測が
成り立ちそうです。こういった推測について、Yさんはどう思われ
ますか?
「上記の推測が適切だと思う」という趣旨のYさんの発言(承認・
同意)を得た後、私は、
------------------------------------------------------------
修正Q1:
2013年のYさんの部署の「目標」は、どういった「目的」を達成す
るために有効あるいは必須だと考えられたのでしょうか?
------------------------------------------------------------
などと「目標設定の背景」を確認したり、「目標設定プロセスを進
める際に、関係者をどの程度巻き込んだのか」について尋ねたりし
ました。(そして、それらは、Yさん自身が上司のTさんに尋ねて
構わない質問だったことをお伝えしました。)
従来の日本の学校教育では、「与えられた問題」自体には間違いは
なく「いかに効率的に正解にたどり着くか」ということばかりを重
視してきていますが、「課題設定能力を育む」ことが大切だと考え
る弊社「コーチング学習プログラム」では、「投げかけられた質問
あるいは質問者が、常に正しいと思わないでください。その質問が
適切かどうか(考えることが適切な対象かどうか;適切な「What」
かどうか)を確認することが大事です。」とお伝えしています。
(中略)
次のQ2は、「自分が、達成できると思えることであれば、達成で
きる(思えなければ、達成できない)」という前提を相手の意識に
刷り込む質問で、相手の意識の焦点を「どうすればいいか(適切な
「How」探し)」に向かわせます。
このような質問で「自分が、できると思えることにだけ取り組む」
といった姿勢を助長するのでは、「安心領域」から抜け出して「新
たな領域に挑戦する」ような人は育ちませんし、異業種や競合他社
と結びついた形のプロジェクトを発案し実行に移すような人も育ち
ません。
同様に、すぐに「ほんの小さなことでもいいので、今すぐできるこ
とは?」などと尋ねるのが有効なのは「セラピーやカウンセリング」
が適切なステージの人(や、本質的問題解決に向かわず「対症療法」
を求める人)であることにも注意してください。こういったアプロ
ーチは、「心理学的な健全さ」を備えたステージの人向けの「コー
チング」とは異なるのだという理解が広まることを願っています。
(中略)
さて、こういった視点に配慮して、私はQ2の代わりに、
------------------------------------------------------------
修正Q2:
その目標を達成するために、あらゆるリソース(資金、人脈、技術、
時間、知識、経験、スキルなど)を用いることができるとすれば、
何種類の手段を思いつきますか? その中からどれか1つを選ぶと
すれば、どういった基準で、どれを選びますか?
------------------------------------------------------------
などといった形の質問をされても、やはりTさんとの面談時と同じ
ように戸惑われるでしょうか?と、Yさんにお尋ねしました。
するとYさんからは、「随分印象が違います。どの人・組織と手を
組めば、その目標をできるようになるかについて具体的に考えるこ
とになりますし、こういった質問であれば自分の部下のアイディア
も引き出しやすくなりそうです。」といった趣旨のコメントが返っ
てきました。
そして…もちろん、「修正Q1」を用いて、上司のTさんとの間で
「目的」や「目標」に関する確認を重ね、納得・同意できる「目的」
の実現に適切だと思える「目標」を探求・設定した上であれば、よ
り望ましい効果が期待できるのではないでしょうか?…などといっ
た話をYさんに差し上げていました。
すると、Yさんは、「コーチと言っても、やり方が全然違うんです
ね。もし、こういったやり取りのできる考え方やコミュニケーショ
ンが身につけば、上司との会話の密度も高くなりますし、部下のパ
フォーマンスを高めるのにも役立ちそうだと感じます。是非、自分
がコーチングを学ぶことや、コーチングを活用することを検討した
いと思います。」とおっしゃって、セッションを終了いたしました。
------------------------------------------------------------
【 一般的な「コーチ」の資格を持つという、上司Tさんの質問 】
Q1:2013年のYさんの部署の目標は達成できると思いますか?
Q2:達成できると思えるようになるには、どうすればいいですか?
↓
【
合同会社5W1H流コーチング、
フレームワーク質問力を踏まえた質問の例 】
修正Q1:2013年のYさんの部署の「目標」は、どういった「目的」
を達成するために有効あるいは必須だと考えられたのでしょうか?
修正Q2:その目標を達成するために、あらゆるリソース(資金、
人脈、技術、時間、知識、経験、スキルなど)を用いることができ
るとすれば、何種類の手段を思いつきますか? その中からどれか
1つを選ぶとすれば、どういった基準で、どれを選びますか?
------------------------------------------------------------
今回は、「事例の紹介」というご要望にお応えする形で、「上司に
よるコーチング?で困っています…。」というテーマを扱ったセッ
ションのさわりをご紹介いたしました。あなたはどんな印象をお持
ちになったでしょうか
(後略)
============================================================
冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。
●ニューズレター第131号
上司によるコーチング?で困っています…。
→
http://5w1h.hatenablog.jp/entry/131(ブログ版)
→
http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no131.pdf(PDF版)
============================================================
出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
であれば、お知り合いなどに転送していただいて構いません。
============================================================
以上、何か少しでも、『
総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。
お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!
高野潤一郎@
合同会社5W1H
P.S.1
お申し込み締め切り間近のイベント、お見逃しなく♪
●12月28日(土)~29日(日)
年末の短期集中、2日間「コーチング漬け」体験!
http://www.5w1h.co.jp/mutual_learning/two_days_coaching.html
●12月30日(月)
新型【目標設定】セミナー「舵取りコミットメント(個人篇)」
http://www.5w1h.co.jp/mutual_learning/i-commit.html
●1月11日(土)~12日(日)
1月23日(木)~24日(金)
「フレームワーク質問力」セミナー
http://www.5w1h.co.jp/mutual_learning/individual_quest.html
『率直な対話で、協働を進める人』になる!
『チームの学習・適応・相乗効果』を促進する!
『複眼思考』で『関係者の納得解』を導き出す!
(「一般公開セミナーの日程以前に来期の研修を検討したい!」と
いったご要望をお持ちの組織の方からのご相談は、随時、お受
けしております。
こちら→
https://www.5w1h.co.jp/all2/sfm_form.html から、
お氣軽にお問い合わせくださいませ。)
●1月19日(日)ほか
視座を高め、視野を広げ、視点を適切に選ぶ力
を育みたい人のための「教養醸成の会」
次回は、「先端医療をひらく(別冊日経サイエンス)」
(
http://ow.ly/rVZCl )をテキストに用います。
単発参加が可能ですので、お氣軽にご参加ください♪
詳細確認・お申し込みはこちら↓
http://www.5w1h.co.jp/community/CGG.html
P.S.2
新しくできたウェブサイト、もうご覧いただけましたか?
価値観の多様化が進み、市場の変化が激しさを増し続けるビジネス
環境では、
→『唯一絶対解』が無いため、『納得解』を探求する
→『変化』に『適応』する
→『変化』を『創出』する
といった3つの選択肢が、主要な事業方針となります。
こういった意識の下、「組織が持つ本来の力」を引き出すことを狙
って新プログラムを開発いたしました。
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「協創時代のリーダーシップ発揮」に必要な
「実践的コミュニケーション」と
「納得解をもたらす思考法」の運用力を身につける!
●協創志向リーダーシップ養成プログラム
詳細・お申し込みはこちらから→
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関心をお持ちでしたら、上記リンク先をあちこち眺めて、あなたの
(組織の)目的達成・問題解決の参考にご活用くださいませ!
P.S.3
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。
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「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
「人財と組織の育成を支援」する
合同会社5W1H
代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]
【
合同会社5W1Hウェブサイト 】
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(前略)
本日、IT系の会社で部長を務めていらっしゃるYさんが、弊社流
コーチングを体験してみたいと「スナップショット・セッション」
をご利用になり、「上司によるコーチング?で困っています…。」
というテーマを扱いました。(中略)今回は、Yさん本人のご承諾
を得て、Yさんのセッション内容の一部をご紹介しようと思います。
(Yさん、ご承諾ありがとうございました!)
■個別面談をしてくださるのはありがたいのだけど…
背景として、Yさん自身はコーチングの学習や利用の経験はなく、
Yさんの上司に当たる執行役員のTさんは、所属会社の契約先のコ
ーチング・スクールでコーチングを学ばれ、コーチを名乗る資格を
お持ちとのことでした。 そして、上司のTさんは、部下を育成し
たいという思いが旺盛で、定期的に個別面談の機会を設けてくださ
るのだそうです。
詳細は省略しますが、「Yさんは、上司のTさんから次のような質
問をされて随分戸惑った」そうです。そこで、「社内に相談できる
人もいないし、利害関係のない社外のコーチとなら、自分の考えを
整理できそうか確認したい」と考えられ、スナップショット・セッ
ションの利用を思いつかれたということでした。
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Q1: 2013年のYさんの部署の目標は達成できると思いますか?
Q2: 達成できると思えるようになるには、どうすればいいです
か?
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ちなみにYさんは、Q1については「難しいと思います」、Q2に
ついては「(Yさんの)部下への指示をこれまで以上に明確にする
こと、定例会議で進捗状況を把握し適切なフォローアップを行うこ
とで対応しようと思います」とお答えになったそうですが、心の中
では「しかし、こんな一般的な抽象論だけでは『達成できる!』と
思えるまでには至っていない。
部下より先に自分が『達成できる!』と思えるようになるには、ど
うしたらいいのだろう?」と悩んでいらっしゃるということでした。
さぁ、あなたがYさんからこういった話をうかがったとしたら、ど
ういった切り口から話を進めて行かれるでしょうか? 有効なアプ
ローチは、1つだけではないと思います。 次に読み進める前に、
是非、「30秒でも良いので」考えてみてください。
■合同会社5W1H流コーチング、フレームワーク質問力では?
ここでは、私が実際にスナップショット・セッションで、どのよう
に話を進めて行ったのかについて、「Yさんの現状」(Yさんが認
識している状況)について把握する段階の話の一部を取り上げてご
紹介します。
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Q1: 2013年のYさんの部署の目標は達成できると思いますか?
Q2: 達成できると思えるようになるには、どうすればいいです
か?
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Q1は、「設定された目標は適切である」という前提の下で、「関
係者・関係部署・キーパーソンなどの同意が得られていない段階」
でなされるだろう質問であり、この段階では、上司のTさんの質問
の「意図」は不明ですね。
ただ、「関係者の同意が得られていない」とすれば、「『設定され
た目標が不適切だ』という認識が関係者の間にある」という推測が
成り立ちそうです。こういった推測について、Yさんはどう思われ
ますか?
「上記の推測が適切だと思う」という趣旨のYさんの発言(承認・
同意)を得た後、私は、
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修正Q1:
2013年のYさんの部署の「目標」は、どういった「目的」を達成す
るために有効あるいは必須だと考えられたのでしょうか?
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などと「目標設定の背景」を確認したり、「目標設定プロセスを進
める際に、関係者をどの程度巻き込んだのか」について尋ねたりし
ました。(そして、それらは、Yさん自身が上司のTさんに尋ねて
構わない質問だったことをお伝えしました。)
従来の日本の学校教育では、「与えられた問題」自体には間違いは
なく「いかに効率的に正解にたどり着くか」ということばかりを重
視してきていますが、「課題設定能力を育む」ことが大切だと考え
る弊社「コーチング学習プログラム」では、「投げかけられた質問
あるいは質問者が、常に正しいと思わないでください。その質問が
適切かどうか(考えることが適切な対象かどうか;適切な「What」
かどうか)を確認することが大事です。」とお伝えしています。
(中略)
次のQ2は、「自分が、達成できると思えることであれば、達成で
きる(思えなければ、達成できない)」という前提を相手の意識に
刷り込む質問で、相手の意識の焦点を「どうすればいいか(適切な
「How」探し)」に向かわせます。
このような質問で「自分が、できると思えることにだけ取り組む」
といった姿勢を助長するのでは、「安心領域」から抜け出して「新
たな領域に挑戦する」ような人は育ちませんし、異業種や競合他社
と結びついた形のプロジェクトを発案し実行に移すような人も育ち
ません。
同様に、すぐに「ほんの小さなことでもいいので、今すぐできるこ
とは?」などと尋ねるのが有効なのは「セラピーやカウンセリング」
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ーチは、「心理学的な健全さ」を備えたステージの人向けの「コー
チング」とは異なるのだという理解が広まることを願っています。
(中略)
さて、こういった視点に配慮して、私はQ2の代わりに、
------------------------------------------------------------
修正Q2:
その目標を達成するために、あらゆるリソース(資金、人脈、技術、
時間、知識、経験、スキルなど)を用いることができるとすれば、
何種類の手段を思いつきますか? その中からどれか1つを選ぶと
すれば、どういった基準で、どれを選びますか?
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などといった形の質問をされても、やはりTさんとの面談時と同じ
ように戸惑われるでしょうか?と、Yさんにお尋ねしました。
するとYさんからは、「随分印象が違います。どの人・組織と手を
組めば、その目標をできるようになるかについて具体的に考えるこ
とになりますし、こういった質問であれば自分の部下のアイディア
も引き出しやすくなりそうです。」といった趣旨のコメントが返っ
てきました。
そして…もちろん、「修正Q1」を用いて、上司のTさんとの間で
「目的」や「目標」に関する確認を重ね、納得・同意できる「目的」
の実現に適切だと思える「目標」を探求・設定した上であれば、よ
り望ましい効果が期待できるのではないでしょうか?…などといっ
た話をYさんに差し上げていました。
すると、Yさんは、「コーチと言っても、やり方が全然違うんです
ね。もし、こういったやり取りのできる考え方やコミュニケーショ
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フォーマンスを高めるのにも役立ちそうだと感じます。是非、自分
がコーチングを学ぶことや、コーチングを活用することを検討した
いと思います。」とおっしゃって、セッションを終了いたしました。
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【 一般的な「コーチ」の資格を持つという、上司Tさんの質問 】
Q1:2013年のYさんの部署の目標は達成できると思いますか?
Q2:達成できると思えるようになるには、どうすればいいですか?
↓
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フレームワーク質問力を踏まえた質問の例 】
修正Q1:2013年のYさんの部署の「目標」は、どういった「目的」
を達成するために有効あるいは必須だと考えられたのでしょうか?
修正Q2:その目標を達成するために、あらゆるリソース(資金、
人脈、技術、時間、知識、経験、スキルなど)を用いることができ
るとすれば、何種類の手段を思いつきますか? その中からどれか
1つを選ぶとすれば、どういった基準で、どれを選びますか?
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今回は、「事例の紹介」というご要望にお応えする形で、「上司に
よるコーチング?で困っています…。」というテーマを扱ったセッ
ションのさわりをご紹介いたしました。あなたはどんな印象をお持
ちになったでしょうか
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http://5w1h.hatenablog.jp/entry/131(ブログ版)
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範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
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1月23日(木)~24日(金)
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(
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