━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017/05/01(第704号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで強い会社を作る
■□
■□ ”業績をアップするには、まずは
会計から変えよう!”
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http://www.tm-tax.com/
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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
GWも終わりました。
これから当面、祝祭日なしで仕事に没頭、ですね(笑)。
特に5月~6月は、3月
決算の会社の
決算、申告、
株主総会そ
の他、大変な時期だと思います。
十分鋭気を養ったと思いますが、健康に気をつけて頑張って
いきましょう!
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いい
たします。
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■□ 税法上の
繰延資産
■■
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●
繰延資産というと、どのような
資産を思い浮かべるでしょうか?
そもそも
繰延資産自体、何かわからない方も多いかも知れません。
繰延資産とは、その支出の効果が1年以上におよぶもの、を言い
ます。
●簿記を勉強した方などは、
繰延資産と言えば、
創立費や
開業費、
開発費などを思い浮かべるのではないでしょうか?
これらは、
会計上の
繰延資産と言われています。
会計上の
繰延資産は、
繰延資産として計上して償却していっても
構わないし、一時の
損金で落としても構いません。
これを任意償却と言いますが、
資産でも
費用でも構わないという
ちょっと便利?な科目ですね。
●
繰延資産は、上記の他にも、実は税法上の
繰延資産というものが
あります。
税法上の
繰延資産は、しっかり
資産に計上して、決められた耐用
年数で償却をしていかなければいけません。
決算上、これが結構もれていることが多いのです。
●たとえば、次のようなものがあります。
・建物賃借時の
礼金・
更新料、立退料
・
借入金の保証料
・FCの加盟金
・自社製品の広告ための看板や陳列棚、ネオンサイン等の贈与
・同業者団体等への加入金や、会館建設
費用の負担金
・商店街のアーケード、街路の簡易舗装、街灯等の負担金
・出版権設定の対価、プロスポーツ選手との
契約金
などです。いずれも支払った時だけでなく、長期に渡り支払の
効果が続くようなものですね。
●これらについては、
会計上の
繰延資産と違って、強制的に
資産
計上して、
契約期間とか税法に定められた年数で、償却してい
かなければなりません。
特に、最初の2つなど、よくありますので要注意ですね。
礼金や
更新料を払っても、地代家賃で落としてしまっているよう
なケースです。
これらは基本的に賃貸
契約期間で、償却していきます。
科目としては、
長期前払費用にしておきます。
●ただし、すべてを
資産計上しろというわけではなく、少額繰延
資産の規定があります。
それは1つの支出が、20万円未満であれば、それは支払い時
に
損金に落として構わない、というものです。
これから3月
決算の申告をする会社も多いでしょうから、是非
気をつけていただければと思います。
━━【弊社セミナーのご案内】━━━━━━━━━━━━━━━━
■「
事業承継&自社株対策」セミナー
講師:
税理士 北岡 修一
http://www.tm-tax.com/seminar/
──────────────────────────────
平成29年度税制改正により、本年度から自社株評価が変わって
います。
場合によっては、皆様の会社の「株価」も大きく変わるかも知れ
ません。さらには、
事業承継税制も使いやすくなってきました。
そこで、自社株に関するあらゆる悩みをお持ちの方を対象に、
事業承継&自社株対策セミナーを、4月に引き続き開催すること
にしました。
4月セミナーにても、大変わかりやすかった、とご好評をいただ
きましたので、是非、4月に来れなかった皆様にもいらしていた
だければと思います。
詳しくは、下記の弊社サイトをご覧ください。
→
http://www.tm-tax.com/seminar/
●日時:平成29年6月8日(木)
受付開始/14:00
セミナー/14:30~16:30
個別相談/16:00~ または当日予約受付
●会場:ホテルローズガーデン新宿 別館2Fローズルーム
丸の内線「西新宿駅」1番出口1分
http://www.hotel-rosegarden.jp/access/
●参加費:3,000円(東京メトロポリタン
相続クラブ会員は無料)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。
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⇒
http://www.mag2.com/m/0000119970.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ミッション】━━━
■当社&本メルマガのミッション
●『
会計理念』を追求することにより、中小企業の成長発展に
貢献する。
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの
中小企業が、「強い会社」・「儲かる会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
http://www.tm-tax.com/
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◆ご意見、質問、感想、ご相談など→
kitaoka@tmcg.co.jp
お気軽にメールください。必ず返信します。
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【発行】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【編集】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992
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http://www.mag2.com/ ) ID 0000119970
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<編集後記>
今年のGWは大して外出することもなく、籠っていました。
最近結構、経済小説に凝ったりして、ついはまってしまいます。
そっちの方面に行くと、そうなるとわかっていたので、あまり
読まないようにしていたのですが...(笑)。まあ、たまに
はいいですかね。
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税理士の北岡修一です。
GWも終わりました。
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●繰延資産というと、どのような資産を思い浮かべるでしょうか?
そもそも繰延資産自体、何かわからない方も多いかも知れません。
繰延資産とは、その支出の効果が1年以上におよぶもの、を言い
ます。
●簿記を勉強した方などは、繰延資産と言えば、創立費や開業費、
開発費などを思い浮かべるのではないでしょうか?
これらは、会計上の繰延資産と言われています。
会計上の繰延資産は、繰延資産として計上して償却していっても
構わないし、一時の損金で落としても構いません。
これを任意償却と言いますが、資産でも費用でも構わないという
ちょっと便利?な科目ですね。
●繰延資産は、上記の他にも、実は税法上の繰延資産というものが
あります。
税法上の繰延資産は、しっかり資産に計上して、決められた耐用
年数で償却をしていかなければいけません。
決算上、これが結構もれていることが多いのです。
●たとえば、次のようなものがあります。
・建物賃借時の礼金・更新料、立退料
・借入金の保証料
・FCの加盟金
・自社製品の広告ための看板や陳列棚、ネオンサイン等の贈与
・同業者団体等への加入金や、会館建設費用の負担金
・商店街のアーケード、街路の簡易舗装、街灯等の負担金
・出版権設定の対価、プロスポーツ選手との契約金
などです。いずれも支払った時だけでなく、長期に渡り支払の
効果が続くようなものですね。
●これらについては、会計上の繰延資産と違って、強制的に資産
計上して、契約期間とか税法に定められた年数で、償却してい
かなければなりません。
特に、最初の2つなど、よくありますので要注意ですね。
礼金や更新料を払っても、地代家賃で落としてしまっているよう
なケースです。
これらは基本的に賃貸契約期間で、償却していきます。
科目としては、長期前払費用にしておきます。
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資産の規定があります。
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講師:税理士 北岡 修一
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平成29年度税制改正により、本年度から自社株評価が変わって
います。
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ません。さらには、事業承継税制も使いやすくなってきました。
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受付開始/14:00
セミナー/14:30~16:30
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貢献する。
◆「会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
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<編集後記>
今年のGWは大して外出することもなく、籠っていました。
最近結構、経済小説に凝ったりして、ついはまってしまいます。
そっちの方面に行くと、そうなるとわかっていたので、あまり
読まないようにしていたのですが...(笑)。まあ、たまに
はいいですかね。