◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
(第404回)人間力!<その1>
=■「人間力
コンピテンシーを考えてみる!」■=
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
コンピテンシーの重要項目である「業務遂行力」ついて分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
===================================
■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理解が一層深 まります。(
コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
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【1】転んでもただで起きない心構えが大切!
【2】創意・工夫して仕事の効率を上げる人は尊い!
【3】悩めるときは目前のことだけを考えるのもいい!
【4】人間力
コンピテンシーを考えてみる!
【5】編集後記
=================================
ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて人間力について解説したいと思います。
【1】転んでもただで起きない心構えが大切!
【はじめに】
一度、いや二度転んでも何も気付かない人がいる。このような人は七度転んでも気付かないだろう。少なくとも二度転んだなら気付く人間になるべきだ。
感受性を高め、転んでもただでは起きない心構えを持つことが必要だ。
【本文】
仕事をしていると失敗することが何度もある。ホンダの創業者、本田宗一郎氏は「失敗は許す。だが同じ失敗はするな」と常に言っていた。
サントリーの社風は「やってみなはれ。やってみな、分からしまへんやろ」からきている。だから社員は指示される前に自主的に行動する。
当然失敗もある。失敗を恐れて行動しないよりは、行動して失敗を経験するほうが人間として成長する。
だが、中には失敗を許さない会社もあって、左遷されたり最悪は
解雇される場合もある。もしあなたの会社がそのような会社なら長居は無用ではないかと思う。
人間力を高めるためには、少なくとも二度目に転んだ段階でハッと気付いて三度目は何としても成功してほしいのである。
【2】創意・工夫して仕事の効率を上げる人は尊い!
【はじめに】
残業を厭わず頑張ってくれる人は尊い。だが、残業をせずに今日の仕事をキッチリやり遂げてくれる人はもっと尊い。
働き方に創意・工夫を加えて明日はもっと進歩することだ。
【本文】
ワーク・ライフ・バランスと言うキーワードが頻繁に使われるようになった。中には「当社はライフ・ワーク・バランス」だとおっしゃる経営者もいる。
何のために働くかと言えば、生きるための糧を得るためではないだろうか。昔は「食うために生きるのか、生きるために食うのか」とよく言われた。生きるためには食べなくてはならない。食べていくためには働かなければならない。
残業代は生活費の一部としての位置付けで、昔から重要な意味があった。
今の時代は、生活を楽しむ時代だから残業せずに定時に退社するのが望ましい。昼間ダラダラ、夜残業と言うのではなく、昼間効率よく仕事をして決まった終業時刻に退社する。
そうすれば生活や余暇を楽しく過ごすことができる。そのためには、常に働き方に創意・工夫を加えて明日はもっと進歩することだ。美空ひばりさんの「今日の我に明日は勝つ」という遺訓を思い出した。
【3】悩めるときは目前のことだけを考えるのもいい!
【はじめに】
人間は悩み、苦しむためにこの世に生まれたと考えてはいけないだろうか。裕福な人には裕福さゆえの悩みがあり、貧しい人には貧しさゆえの悩みがある。
悩めるときは、目前のことだけを考えて無用な悩みは切り捨てたほうがいいのではないか。人生、生きているだけで十分だもの。
【本文】
どんな人にも悩みや苦しみはあるだろう。裕福な人と貧しい人とでは悩みや苦しみの中身が違うだけと割り切るのもいいだろう。
昔は「ノイローゼ」と言うキーワードがよく使われたが、今は「うつ」と言うキーワードが使われるようになった。
似て非なるものなのだろうか。
人の言うこと、人に言われたことを気にしすぎる人がいる。気にしすぎて被害妄想に陥る。自分は生きている価値がないなどと考え始めたら重症だ。「気にするな、考えすぎるな」と人に言われれば言われるほど症状は深刻になっていく。
うつの人に「頑張れ」は禁句だそうだ。
頑張らずに目前のことだけを考えて無用な悩みは切り捨てるほうが人間として強くなれる。そう、目先のことだけを・・・。
【4】人間力
コンピテンシーを考えてみる!
【はじめに】
人間力の定義と言われても答えに窮する。
「自立した一人の人間として力強く生きていくための総合力」と定義してはどうだろうか。
【本文】
人間力
コンピテンシーとして、基礎学力や仕事に必要な専門知識が挙げられよう。それらの知識を継続的に高めていく力が当然求められる。そのうえに立って、論理思考力や創造力を備えることが大事になる。
社会や組織の中で浮いてしまわないためには「コミュニケーション能力」が求められるし、部下を持つようになれば「リーダーシップ力」が必要になる。
お互いに尊重しあい、お互いを高めあう「対人関係能力」を身に付ければ浮き上がることはまずない。
そうは言っても人間だから、腹の立つことも多く、我慢の限界に達することだってある。そんなときこそグッとこらえて「セルフコントロール(自己制御)」しなければならない。
それを人は「忍耐力」と言うだろう。現代人は「切れる人」が年々多くなっているように思えてならない。
浮いた存在にならないためにも人間力
コンピテンシーを磨きたいものだ。
【5】編集後記
人間力
コンピテンシーに関する解説の中に登場した
コンピテンシー項目をレビューしてみる。基礎学力、論理思考力、創造力、コミュニケーション力、リーダーシップ力、対人関係能力、セルフコントロール、忍耐力。そのほかに冷静さや誠実さも加えたい。
小池百合子都知事は久々に人間力
コンピテンシーに満ちた都知事だと思う。
次回に続く
次回は、「人間力その2」を解説します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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【2】創意・工夫して仕事の効率を上げる人は尊い!
【3】悩めるときは目前のことだけを考えるのもいい!
【4】人間力コンピテンシーを考えてみる!
【5】編集後記
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ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて人間力について解説したいと思います。
【1】転んでもただで起きない心構えが大切!
【はじめに】
一度、いや二度転んでも何も気付かない人がいる。このような人は七度転んでも気付かないだろう。少なくとも二度転んだなら気付く人間になるべきだ。
感受性を高め、転んでもただでは起きない心構えを持つことが必要だ。
【本文】
仕事をしていると失敗することが何度もある。ホンダの創業者、本田宗一郎氏は「失敗は許す。だが同じ失敗はするな」と常に言っていた。
サントリーの社風は「やってみなはれ。やってみな、分からしまへんやろ」からきている。だから社員は指示される前に自主的に行動する。
当然失敗もある。失敗を恐れて行動しないよりは、行動して失敗を経験するほうが人間として成長する。
だが、中には失敗を許さない会社もあって、左遷されたり最悪は解雇される場合もある。もしあなたの会社がそのような会社なら長居は無用ではないかと思う。
人間力を高めるためには、少なくとも二度目に転んだ段階でハッと気付いて三度目は何としても成功してほしいのである。
【2】創意・工夫して仕事の効率を上げる人は尊い!
【はじめに】
残業を厭わず頑張ってくれる人は尊い。だが、残業をせずに今日の仕事をキッチリやり遂げてくれる人はもっと尊い。
働き方に創意・工夫を加えて明日はもっと進歩することだ。
【本文】
ワーク・ライフ・バランスと言うキーワードが頻繁に使われるようになった。中には「当社はライフ・ワーク・バランス」だとおっしゃる経営者もいる。
何のために働くかと言えば、生きるための糧を得るためではないだろうか。昔は「食うために生きるのか、生きるために食うのか」とよく言われた。生きるためには食べなくてはならない。食べていくためには働かなければならない。
残業代は生活費の一部としての位置付けで、昔から重要な意味があった。
今の時代は、生活を楽しむ時代だから残業せずに定時に退社するのが望ましい。昼間ダラダラ、夜残業と言うのではなく、昼間効率よく仕事をして決まった終業時刻に退社する。
そうすれば生活や余暇を楽しく過ごすことができる。そのためには、常に働き方に創意・工夫を加えて明日はもっと進歩することだ。美空ひばりさんの「今日の我に明日は勝つ」という遺訓を思い出した。
【3】悩めるときは目前のことだけを考えるのもいい!
【はじめに】
人間は悩み、苦しむためにこの世に生まれたと考えてはいけないだろうか。裕福な人には裕福さゆえの悩みがあり、貧しい人には貧しさゆえの悩みがある。
悩めるときは、目前のことだけを考えて無用な悩みは切り捨てたほうがいいのではないか。人生、生きているだけで十分だもの。
【本文】
どんな人にも悩みや苦しみはあるだろう。裕福な人と貧しい人とでは悩みや苦しみの中身が違うだけと割り切るのもいいだろう。
昔は「ノイローゼ」と言うキーワードがよく使われたが、今は「うつ」と言うキーワードが使われるようになった。
似て非なるものなのだろうか。
人の言うこと、人に言われたことを気にしすぎる人がいる。気にしすぎて被害妄想に陥る。自分は生きている価値がないなどと考え始めたら重症だ。「気にするな、考えすぎるな」と人に言われれば言われるほど症状は深刻になっていく。
うつの人に「頑張れ」は禁句だそうだ。
頑張らずに目前のことだけを考えて無用な悩みは切り捨てるほうが人間として強くなれる。そう、目先のことだけを・・・。
【4】人間力コンピテンシーを考えてみる!
【はじめに】
人間力の定義と言われても答えに窮する。
「自立した一人の人間として力強く生きていくための総合力」と定義してはどうだろうか。
【本文】
人間力コンピテンシーとして、基礎学力や仕事に必要な専門知識が挙げられよう。それらの知識を継続的に高めていく力が当然求められる。そのうえに立って、論理思考力や創造力を備えることが大事になる。
社会や組織の中で浮いてしまわないためには「コミュニケーション能力」が求められるし、部下を持つようになれば「リーダーシップ力」が必要になる。
お互いに尊重しあい、お互いを高めあう「対人関係能力」を身に付ければ浮き上がることはまずない。
そうは言っても人間だから、腹の立つことも多く、我慢の限界に達することだってある。そんなときこそグッとこらえて「セルフコントロール(自己制御)」しなければならない。
それを人は「忍耐力」と言うだろう。現代人は「切れる人」が年々多くなっているように思えてならない。
浮いた存在にならないためにも人間力コンピテンシーを磨きたいものだ。
【5】編集後記
人間力コンピテンシーに関する解説の中に登場したコンピテンシー項目をレビューしてみる。基礎学力、論理思考力、創造力、コミュニケーション力、リーダーシップ力、対人関係能力、セルフコントロール、忍耐力。そのほかに冷静さや誠実さも加えたい。
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