◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
(第416回)挑戦志向!<その6>
=■「今日の我に、明日は勝つ!」■=
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
コンピテンシーの重要項目である「挑戦志向」ついて分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理解が一層深まります。(
コンピテンシー宣教師より)■
<今回のメニュー>
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【1】成功を目指すなら失敗事例から学ぶべし!
【2】行動特性を変えると結果がガラリと変わる!
【3】今日の我に、明日は勝つ!
【4】同僚の前で行動特性を変えることを宣言する!
【5】編集後記
=================================
ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて挑戦志向について解説したいと思います。
【1】成功を目指すなら失敗事例から学ぶべし!
【はじめに】
成功のノウハウを満載した書物はたくさんある。しかしそれらを読み漁っても成功するわけではない。むしろ失敗事例の書物やテレビの報道番組のほうが参考になる。
失敗の事例にこそ、成功するためのヒントが満載なのだ。
【本文】
孫子の兵法に「敵を知り、己を知って戦わば百戦これ危うからず」とある。3万もの軍を擁する今川義元がなぜ3千足らずの織田信長に負けてしまったのだろうか。
会社の事例を取りあげてみることにする。出店戦略の進軍ラッパを吹き続けた中内氏が率いるダイエーはなぜ破綻してしまったのだろうか。ペンタゴン経営が自慢のカネボウはなぜ破綻してしまったのだろうか。銀塩の写真用フィルムが消滅しても富士フィルムは益々元気なのにコダック社はなぜ破綻したのだろうか。
これらの失敗の要因を研究してみるのである。そして破綻した要因を自分流に分析してみると破綻を防止するにはどうすべきだったかが見えてくる。
裏を返せば、これらの失敗事例から学び、成功へのヒントとして繁栄を目指して挑戦すればいいと言うことではないか。
失敗から学ばなければ、今成功してわが世の春を謳歌している会社にも凋落を招く危険性があると言うことだ。
【2】行動特性を変えると結果がガラリと変わる!
【はじめに】
よく「木を見て、森を見ず」と言うが、近視眼的になってはいけないと思う。視点を変えて見ることだ。鳥の目で物事を見ることだ。そうすれば全体像が見える。
それには、人の意見や考えをよく聞いて参考にすることだ。
【本文】
どこの会社にきっと近視眼的な人がいるものだ。近いところは良く見えるが、遠くはまるで見えない。見ようとしていないのかもしれない。
このような人に限って他人には変化を求めたがる。
だが、自分が変わるのが先だと思う。自分が変われば周囲の人たちも変わってくれるかもしれない。
立ち位置を変えたりして視点を変えることに挑戦してみてはどうか。鳥の目で見渡すことだ。つまり、人の意見や考えも大いに参考にすることだ。そうすれば今まで見えなかったものが見えるようになるから自身の行動特性のまずさに気づき、行動特性を変えざるを得なくなるだろう。
行動特性を変えると結果がガラリと変わる。不思議なほど変わる。
【3】今日の我に、明日は勝つ!
【はじめに】
他人と自分を比べてみて、少しでも優っているとつい喜んでしまう。でもどれだけの意味があるのだろうか。
昨日の自分と今日の自分を比べて、もっと成長するように努力することのほうが大事だ。
【本文】
美空ひばりさんが名言を残している。「今日の我に、明日は勝つ」と。彼女の歌は天才だった。お芝居もうまかった。それでも「今日の自分に、明日は勝つようにしたい」と語っていたのだ。
プロとは「どんな状況でも全力を尽くす人」と定義したい。商品やサービスはコンペティターのそれと比べて、よりよく改善することで差別化に繋がる。
しかし、人間の場合は、他人と比べて自己満足してもあまり意味がないと思う。「昨日の自分よりも今日の自分は、少しは成長できたかな」と考えて挑戦し続けることだ。
他の人と比べるのは「他人の評価」に委ねていいのではないか。
【4】同僚の前で行動特性を変えることを宣言する!
【はじめに】
会議などでいい提案をするが行動しない人は結構多い。いわゆる「言うだけ人間」だ。そのような人は、
コンピテンシーの力を借りて行動特性を変えてほしい。
そのためには、例えば同僚の前で宣言して、行動特性を変えざるを得ない状況に自分を追い込むことだ。
【本文】
コンピテンシーとは「仕事の出来る人の行動特性」のことだ。仕事の出来る人の行動特性を観察してみてほしい。仕事のできる人はできるなりの行動特性を取っている。そこから学ばない手はない。
そのことを「ベンチマークする」と言うように表現する。
ある課題に直面したら、これまでの自分ならこんな行動をとってきたと言うことを書き出してみるのだ。そのうえでいくつかの行動特性をどのように改革すればよいかをじっくり考えて「行動特性改革アクションプラン」を作成し、「このアクションプランに基づいて、いつまでに完遂します」と同僚の前で宣言するのだ。
ついに、みんなの前で宣言までしてしまった。もう逃げられない。計画に示した行動特性を変えるしかない。そうすれば、清水の舞台から飛び降りる覚悟で実行していくことになるだろう。これが
コンピテンシーと言うものだ。
行動力に「難」があることを自覚し、自分の中に
コンピテンシーを導入してほしい。これまでとは全く違う結果を体験することになる。
【5】編集後記
今までと同じ行動をしていては何も変わらない。美空ひばりさんの言葉には力強さがある。「今日の我に、明日は勝つ」。だからひばりさんは行動特性を変えることができた。
ビジネスマンも
コンピテンシーの力を借りて行動特性を変えることをお勧めする。そうすればきっと新しい自分に出会える。
次回に続く
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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【2】行動特性を変えると結果がガラリと変わる!
【3】今日の我に、明日は勝つ!
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【5】編集後記
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ビジネスマンやビジネスウーマンが知的武装を図ることは重要なことです。しかし、これはIQ(Intelligence Quotient)と言われる分野の能力です。せっかくの知的武装を生かして仕事のできるビジネスマンやビジネスウーマンにならなければ話になりません。何回かに分けて挑戦志向について解説したいと思います。
【1】成功を目指すなら失敗事例から学ぶべし!
【はじめに】
成功のノウハウを満載した書物はたくさんある。しかしそれらを読み漁っても成功するわけではない。むしろ失敗事例の書物やテレビの報道番組のほうが参考になる。
失敗の事例にこそ、成功するためのヒントが満載なのだ。
【本文】
孫子の兵法に「敵を知り、己を知って戦わば百戦これ危うからず」とある。3万もの軍を擁する今川義元がなぜ3千足らずの織田信長に負けてしまったのだろうか。
会社の事例を取りあげてみることにする。出店戦略の進軍ラッパを吹き続けた中内氏が率いるダイエーはなぜ破綻してしまったのだろうか。ペンタゴン経営が自慢のカネボウはなぜ破綻してしまったのだろうか。銀塩の写真用フィルムが消滅しても富士フィルムは益々元気なのにコダック社はなぜ破綻したのだろうか。
これらの失敗の要因を研究してみるのである。そして破綻した要因を自分流に分析してみると破綻を防止するにはどうすべきだったかが見えてくる。
裏を返せば、これらの失敗事例から学び、成功へのヒントとして繁栄を目指して挑戦すればいいと言うことではないか。
失敗から学ばなければ、今成功してわが世の春を謳歌している会社にも凋落を招く危険性があると言うことだ。
【2】行動特性を変えると結果がガラリと変わる!
【はじめに】
よく「木を見て、森を見ず」と言うが、近視眼的になってはいけないと思う。視点を変えて見ることだ。鳥の目で物事を見ることだ。そうすれば全体像が見える。
それには、人の意見や考えをよく聞いて参考にすることだ。
【本文】
どこの会社にきっと近視眼的な人がいるものだ。近いところは良く見えるが、遠くはまるで見えない。見ようとしていないのかもしれない。
このような人に限って他人には変化を求めたがる。
だが、自分が変わるのが先だと思う。自分が変われば周囲の人たちも変わってくれるかもしれない。
立ち位置を変えたりして視点を変えることに挑戦してみてはどうか。鳥の目で見渡すことだ。つまり、人の意見や考えも大いに参考にすることだ。そうすれば今まで見えなかったものが見えるようになるから自身の行動特性のまずさに気づき、行動特性を変えざるを得なくなるだろう。
行動特性を変えると結果がガラリと変わる。不思議なほど変わる。
【3】今日の我に、明日は勝つ!
【はじめに】
他人と自分を比べてみて、少しでも優っているとつい喜んでしまう。でもどれだけの意味があるのだろうか。
昨日の自分と今日の自分を比べて、もっと成長するように努力することのほうが大事だ。
【本文】
美空ひばりさんが名言を残している。「今日の我に、明日は勝つ」と。彼女の歌は天才だった。お芝居もうまかった。それでも「今日の自分に、明日は勝つようにしたい」と語っていたのだ。
プロとは「どんな状況でも全力を尽くす人」と定義したい。商品やサービスはコンペティターのそれと比べて、よりよく改善することで差別化に繋がる。
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そのことを「ベンチマークする」と言うように表現する。
ある課題に直面したら、これまでの自分ならこんな行動をとってきたと言うことを書き出してみるのだ。そのうえでいくつかの行動特性をどのように改革すればよいかをじっくり考えて「行動特性改革アクションプラン」を作成し、「このアクションプランに基づいて、いつまでに完遂します」と同僚の前で宣言するのだ。
ついに、みんなの前で宣言までしてしまった。もう逃げられない。計画に示した行動特性を変えるしかない。そうすれば、清水の舞台から飛び降りる覚悟で実行していくことになるだろう。これがコンピテンシーと言うものだ。
行動力に「難」があることを自覚し、自分の中にコンピテンシーを導入してほしい。これまでとは全く違う結果を体験することになる。
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