こんにちは。
社会保険労務士の田中です。
企業の
財務諸表からは分かりにくい非財務面が優良であることの証明、
つまり「ホワイト企業」の証明として「
社労士診断認証制度」があります。
https://www.tanakajimusho.biz/shindan
「
社労士診断認証制度」は次の3タイプがあります。
(1)職場環境改善宣言企業
(2)経営
労務診断実施企業
(3)経営
労務診断適合企業
このうち、いわば入門編である「(1)職場環境改善宣言企業」の
認証を得るための20項目について解説しています。
今回は『16
従業員の
勤務態度や能力等を評価する仕組みがある。』です。
☆☆☆☆ 決して精緻な制度が必要な訳ではない ☆☆☆☆
「
人事制度」「評価制度」と聞くと身構えてしまう事があると思います。
職能給とするか? 最近よく耳にするJOB給は意識すべきか?
職能等級表を作るのは相当な手間と時間がかかるのではないか?
などなど、漠然とした不安が浮かんでくるのではないでしょうか。
もちろん、精緻な制度を作り上げるには知識と時間が必要です。
しかし、会社で必要とされる仕事上の項目をいくつかピックアップして
チェックシートとするだけでも評価制度となります。
また評価制度を給与制度と結びつける傾向も強くありますが、
評価の結果を必ずしも給与や
賞与に反映させる必要もありません。
現在、評価制度がないのであれば、ごく簡単な1枚のチェックシートでも
大きな前進になります。その結果を給与や
賞与に反映させないならば、
より踏み出しやすいと思います。まずは最初の1歩が大切です。
☆☆☆☆ 「制度つくり」によって会社のレベルが上がる ☆☆☆☆
チェックシートのようなシンプルな制度にする場合でも、
自社に求められる能力や姿勢、仕事を進める時の気持ちの持ち方など、
自社に必要な項目を洗い出して整理するという過程が必要です。
この過程は経営者だけではなく、管理職やキーパースンも一緒に行うことで、
人材が成長すること、そして会社が発展することには何が必要かを把握でき、
管理職・キーパースンの経営への参画意識が高まる事も期待できます。
これがひいては会社の成長にも繋がっていきます。
☆☆☆☆ まず自社でコントロールできるシンプルな制度をつくる ☆☆☆☆
人事制度をコンサルタント会社など外部に委託してつくる方法もあります。
自社に適したオリジナルの
人事制度がつくられます。
しかし、それを日々、運用できるかは別問題です。
精緻な制度であるほど、自社での運用は難しくなります。
中小企業の場合、自社の
従業員で運用できる制度であることが大切です。
さらに制度つくりに携わった
従業員が
退職する可能性もありますので、
なおさら制度はシンプルにして運用にも苦労しないものがいいと思います。
「
従業員の
勤務態度や能力等を評価する仕組み」
取り掛かれば思ったほどにはハードルは高くないと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。(2022.08.10)
【 今までご紹介した
社労士診断認証制度 】
https://www.tanakajimusho.biz/shindankaisetsu
=============================================
社会保険労務士 田中事務所 シンプルな
人事制度つくりを支援します。
立川・渋谷を中心として、横浜・川崎エリアにも対応しています。
h
https://www.tanakajimusho.biz/
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こんにちは。社会保険労務士の田中です。
企業の財務諸表からは分かりにくい非財務面が優良であることの証明、
つまり「ホワイト企業」の証明として「社労士診断認証制度」があります。
https://www.tanakajimusho.biz/shindan
「社労士診断認証制度」は次の3タイプがあります。
(1)職場環境改善宣言企業
(2)経営労務診断実施企業
(3)経営労務診断適合企業
このうち、いわば入門編である「(1)職場環境改善宣言企業」の
認証を得るための20項目について解説しています。
今回は『16 従業員の勤務態度や能力等を評価する仕組みがある。』です。
☆☆☆☆ 決して精緻な制度が必要な訳ではない ☆☆☆☆
「人事制度」「評価制度」と聞くと身構えてしまう事があると思います。
職能給とするか? 最近よく耳にするJOB給は意識すべきか?
職能等級表を作るのは相当な手間と時間がかかるのではないか?
などなど、漠然とした不安が浮かんでくるのではないでしょうか。
もちろん、精緻な制度を作り上げるには知識と時間が必要です。
しかし、会社で必要とされる仕事上の項目をいくつかピックアップして
チェックシートとするだけでも評価制度となります。
また評価制度を給与制度と結びつける傾向も強くありますが、
評価の結果を必ずしも給与や賞与に反映させる必要もありません。
現在、評価制度がないのであれば、ごく簡単な1枚のチェックシートでも
大きな前進になります。その結果を給与や賞与に反映させないならば、
より踏み出しやすいと思います。まずは最初の1歩が大切です。
☆☆☆☆ 「制度つくり」によって会社のレベルが上がる ☆☆☆☆
チェックシートのようなシンプルな制度にする場合でも、
自社に求められる能力や姿勢、仕事を進める時の気持ちの持ち方など、
自社に必要な項目を洗い出して整理するという過程が必要です。
この過程は経営者だけではなく、管理職やキーパースンも一緒に行うことで、
人材が成長すること、そして会社が発展することには何が必要かを把握でき、
管理職・キーパースンの経営への参画意識が高まる事も期待できます。
これがひいては会社の成長にも繋がっていきます。
☆☆☆☆ まず自社でコントロールできるシンプルな制度をつくる ☆☆☆☆
人事制度をコンサルタント会社など外部に委託してつくる方法もあります。
自社に適したオリジナルの人事制度がつくられます。
しかし、それを日々、運用できるかは別問題です。
精緻な制度であるほど、自社での運用は難しくなります。
中小企業の場合、自社の従業員で運用できる制度であることが大切です。
さらに制度つくりに携わった従業員が退職する可能性もありますので、
なおさら制度はシンプルにして運用にも苦労しないものがいいと思います。
「従業員の勤務態度や能力等を評価する仕組み」
取り掛かれば思ったほどにはハードルは高くないと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。(2022.08.10)
【 今までご紹介した社労士診断認証制度 】
https://www.tanakajimusho.biz/shindankaisetsu
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立川・渋谷を中心として、横浜・川崎エリアにも対応しています。
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