資格取得時訂正（報酬月額の見込み違い）について

> はじめまして。初めて投稿させていただきます。
> どなたか知恵を貸していただければ幸いです。
>
> 質問は、資格取得届に記載した「報酬月額」と、
> その後支給された実際の給与額（から計算した報酬月額）に
> 差異があった場合についてです。
> このような場合「資格取得時訂正」を行うと思うのですが、
> それについて悩んでいます。
>
>
> 先日の4月1日付けで子会社を親会社に合併したため、
> 子会社に勤めていた従業員について、社会保険の資格を親会社にて取得する届を出しました。
>
> このとき、合併による異動で固定給（基本給、通勤費、諸手当など）が変わる者が多数発生する、ということはわかっていたのですが、
> その時点では実際いくら変わるのか詳しい金額を計算することができなかったので、
> 仕方なく資格取得届に記載する「報酬月額」欄には、子会社に在籍していたときの「報酬月額」（多くが昨年の算定基礎時に決定された時のもの）をそのまま転記し、提出しました。
>
>
> そして4月給与の給与計算が終わった時点で実際の報酬月額を確認したところ、
> やはり資格取得届に記載した「報酬月額」と差異がある者が多く、
> このままにしておくと今後の月額変更や算定基礎の際に、
> さかのぼって「資格取得時訂正届」の提出が必要になったりするといけないので、
> 今の時点で「資格取得時訂正届」を作成しようと思っているのですが・・・
> 件数がとても多く困っております。
>
> そこで、もし＜「資格取得時訂正届」を提出するのは何等級以上の差異がある者だけでかまわない＞、
> といったことがあれば、少しでも件数を減らすことができるのではと思うのですが・・
>
> どなたかご存知であれば、よろしくお願い致します。

こんにちは。
何等級以上の差異という決まりはないと思います。残業時間等を見込んでたとえ１等級でも違うならば、取得時訂正は必要だと思います。
保険料は通常翌月徴収の場合が多いですが、御社ではどうなのでしょうか。
まだ保険料の算定には多少時間がありますから違うのであれば取得時訂正した方がよろしいかと思います。

資格取得時訂正は、届け出た標準報酬月額が“誤っていた”というものですから、
随時改定とは違って、本来なら1等級差でも訂正すべきものです。
しかしながら、資格取得時標準報酬月額はあくまでも見込み額であるため、
1等級程度の差が発生することはよくあることですから、
実務上では、2等級以上の差がある場合のみ訂正すればよい、としている保険者もあります。
貴社が加入している健康保険の保険者がどう扱っているのかはわかりませんから、
1等級差でも訂正すべきかどうか、保険者に確認なさってみてください。