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株主配当について

著者 新米カチョー さん

最終更新日:2010年05月18日 23:09

親会社へ株主配当することになりました。親会社への配当はこれまで数十年されて形跡はなく、はじめてと言ってよいと思います。親会社はここ数年赤字続きで危機的状態なのですが、私が勤める会社(100%子会社)は順調に利益を上げておりました。しかし、先期は私が勤める会社も経営環境の大きな変革によって赤字決算となりました。当社自体が先行き不透明の中での配当であり、それも過去を遡っての高額なものとなりそうなのですが、株主が求めるがままに配当せねばならないのですか?

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Re: 株主配当について

著者経営支援総合事務所さん (専門家)

2010年05月19日 07:39

配当金」だけから考えると、本来は利益があった上での配当ですし決算期毎の処理ですから、配当の趣旨から逸脱しているようですね。しかも貴社は赤字決算です。近未来のことを考えると内部留保に努める方が賢明だと感じます。

Re: 株主配当について

著者カモミールさん

2010年05月19日 09:10

配当原資があるならば、当期の業績が赤字であっても配当金を支払うこと自体は問題ないので、あとは親子間の話し合いでしょう。

Re: 株主配当について

著者新米カチョーさん

2010年05月21日 04:55

> 「配当金」だけから考えると、本来は利益があった上での配当ですし決算期毎の処理ですから、配当の趣旨から逸脱しているようですね。しかも貴社は赤字決算です。近未来のことを考えると内部留保に努める方が賢明だと感じます。

>ありがとうございました。

Re: 株主配当について

著者新米カチョーさん

2010年05月21日 04:56

> 配当原資があるならば、当期の業績が赤字であっても配当金を支払うこと自体は問題ないので、あとは親子間の話し合いでしょう。

>ありがとうございました。

Re: 株主配当について

著者泉つかさ法務事務所さん (専門家)

2010年05月21日 11:32

親会社というのは、100%株式を保有されている関係でしょうか?であれば、実業界の常識では、親会社は重要人事から何からすべて握っています。

子会社から親会社への配当は、株主として決定するわけですから、配当可能利益がある限り自由に吸い上げることができるわけです。これまで内部に留保してきたのは税務上の観点からという意味合いもあったのでしょう。

子会社の経営を行き詰らせるような配当をして、子会社従業員雇用の継続を守ろうとしないというのであれば企業倫理にもとることにはなりますが、実際、子会社が資金に詰まれば親会社が融資し(そうしなければ親会社は株主として投下した資本を回収することができなくなりますから。)経営指導も行います。子会社債務連帯保証していることも珍しくありません。(親会社オーナーの個人保証のケースもあります。)
子会社の側からすれば理不尽なように映りますが、子会社は親会社の存在があって成り立っていることも現実です。(親会社が潰れて子会社だけが生き残れる可能性は極めて少ないです。)
親会社は完全子会社から配当という形で投下資金の回収(配当)を得るか、子会社を吸収合併して一つの財布にしてしまうか、あるいは別の経営者に売却して時価での回収を行うか、すべて手の内にあるわけです。
冷たいようですが、これが現実ですし、そうでなければ子会社そのものが単独で存在しなくなる可能性だってあるわけですから、多少の不合理はやむを得ないことと理解ください。
現在の新米カチョーさんの会社は、社会的にも、また親会社企業グループから見ても、存在意義のある会社・事業なのだと思いますよ。
当然お分かりになっていることばかり書きましたが。

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