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アスペルガー症候群

著者 景気浮揚 さん

最終更新日:2011年01月10日 15:25

部下にアスペルガーと思われる者がいます。
営業のマネージャーとして途中入社し4年たちましたが、新入社員より仕事が出来ません。
以前より対人関係・仕事面で気配りに欠けていると思っていましたが、アスペルガーの記事を読み各特徴の症状が同じに思われます。
同時進行の処理が苦手で、注文が重なった場合のミスが多く同僚へ迷惑をかけるケース時が多数あります。しかしその場限りは取り繕いますが、全く反省してる様に見えない事から
同僚のストレスも多く、仕事が依頼できる範囲も極端に狭くなってしまいます。
年齢も高い面を考慮し遠慮しながら注意を繰り返しましたが、人の思いやり・配慮等に全くきずかない様子です。
待遇面からも矛盾があり、決断すべきでしょうか?

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Re: アスペルガー症候群

待遇面とかの問題ではなく、企業として途中入社社員に対する期待感が、同年齢等の方々と同様に求めているのではないでしょうか。
新入社員は、会社が求める先としては無から出発し、時間を経ながら先輩あるいは同時入社社員とお互い共同して作業にかかるでしょう。
途中入社社員は、前会社環境のすべてを無にすることはなかなか難しいでしょう。
営業活動、報告、社員との共同作業となりますとやはり前職の環境が、数ヶ月あるいは数年は無くすことは難しいと思います。
会社として同年齢と同様に利益を得ることを求めているはずです。そういった行為が途中入社社員に対して精神不安、あるいは行動に表れると思います。
まずは、会社環境を十分把握させること、時には新入社員、同責社員との共同作業等求めてみるべきでしょう。
中途入社社員教育は、いずれないの企業関係者も一番の問題であるとしています。
ここでは、商工会議所あるいはハローワーク等に同様の社員教育会合等に参加してみることも必要でしょう。

経営人事コンサルタント
社会保険労務士
並 木 労 務 経 営 事 務 所Hp
中小企業のお客づくりと社員の精鋭化
>お客づくり社員教育http://homepage2.nifty.com/803/works/index5.html

Re: アスペルガー症候群

著者HTA-zero-quickさん

2011年01月11日 05:49

はじめまして。

 まず、「決断」というのは「解雇」を指すのでしょうか?
 解雇は会社側の意思ひとつで実行は出来ますが、それが法律的に問題があるかどうかは別途考えなければなりません。
 これは4年も継続して雇用しているのですから、当該社員が外部機関に駆け込んだ時に対応できる手順や証拠がなければ、かえって無用なコストを抱え込みかねないためです。

 その意味で、景気浮揚さんとして手順を踏まれたほうがよいかと思います。
 必要に応じて、社会保険労務士や弁護士など専門家のアドバイスを受けることも必要でしょう。

 営業の「マネージャー」という職位で、かつ、中途採用しているということは、少なくとも採用過程において、その職位を全うできると思える実績とかがあったのでしょう。
 その意味では、そもそも会社として当該社員の実力が発揮できるような環境を与えていないおそれもありますから、そこは点検された方がよいかとは感じます。



 もし、何らかの労働条件の変更を伴っても、継続雇用を図っていくことも前提に考えるのであれば、障害の有無がわからない状態からでも、労働局や監督署・ハローワークといった機関でも情報提供など協力をしてくれるのではないでしょうか。
 そのときは、その他にこんなサイトも参考にしてみてはどうでしょう。

国立障害リハビリテーションセンター 発達障害情報センター
http://www.rehab.go.jp/ddis/

独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構 事業主の方へ(障害者雇用
http://www.jeed.or.jp/disability/employer/employer01.html

Re: アスペルガー症候群

著者外資社員さん

2011年01月11日 12:52

こんにちは

アスペルガー(ASD)は、企業でも新たな問題として取り上げられつつありますね。
当社でも、該当する人がおりました。
対応は、その人のレベルや問題点によるのだと思います。
その人を生かせるような業務や方向は見つけられないのでしょうか?

当社の事例では、個人的な能力は高い人でした。
他の人よりも学歴も高く、集中力も高く、専門的な知識も多かったです。 但し、対人的な行動に大いに問題がありました。 ですから、対人的な問題がない業務に変更しました。
もう一つ重要なのは、当人にも診断を受けて貰い、必要な専門家の指導を受けて貰うことです。
アスペルガーには、色々な事例があり、一般の人よりも高い能力を示す部分もありますし、使う側も相手を理解して対応することが望ましいのです。
当社の場合には、地域に無料相談があったので、その支援を受けることが出来ました。ASDの場合には、他の機能障害と異なり、本人に自覚が無い場合が殆どです。
当人が問題の自覚がないと問題解決は出来ません。

また本人が了解してくれるならば、ASDであることをカミングアウトして貰い、周囲の理解を貰うことです。
当社の場合には、当人以上に周囲の理解と支援も重要でした。というのも当社の社員の不満は、ASDだと判れば受任できる範囲でした。(人間性の問題ではなく病気だ)

書き込みからは、どのように対応されたのかは判りませんでしたので、すでに対応した上での相談ならばご容赦を。
書き込みの様に仕事が全くできないということならば、アスペルガーというのは理由の一部でしかなく、仕事ができないという理由で判断されるべきと思います。特に本人が診断や治療を拒否して問題が解決できないのならば、その点は問題に出来るのだと思います。

Re: アスペルガー症候群

著者T.Oさん

2011年01月12日 11:22

景気浮揚 様

「部下にアスペルガーと思われる者がいます。
(中略)アスペルガーの記事を読み各特徴の症状が同じに思われます」
とありますが、医師の診断は仰がれましたか?
アスペルガーというのは発達障害の一種ですが、一見それに当てはまるような特徴があるからといって、素人がそうだと判断するのは非常に危険なことです。
専門家の間でも、アスペルガーと高機能自閉との区分について意見が分かれるなど、解釈が異なる場合もあるのですよ。

無責任なレッテル貼りは、重大な人権侵害につながります。
この件については、あくまでも「業務遂行に問題のある社員を、どのように処遇すべきか」という論点でのみ、検討されるべきものです。

Re: アスペルガー症候群

著者景気浮揚さん

2011年01月13日 10:06

御回答有難う御座います。
確かに人権の問題で難しい問題です。しかし、周りにいて仕事をしている者のストレスは計り知れません。
この症状を一緒にいた者が疑うケースは、学生時に親身に教えている教師・同級生か仕事を密接に関っている同僚・上司しか無い様に思われます。簡単な薄い付き合いではこの症状を疑うことも無く、見た目には皆無と言ってよいほど分かりません。
御回答の様に、アスペルガーと言う事には触れずに業務遂行上の名分で話を勧めます。

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