相談の広場
最終更新日:2012年04月23日 15:06
お世話になっております。
私は人材派遣業(マスコミ系)の営業をしております。
実は、フリーランスの方(Aさん)を企業様に社員としてご紹介し選考している段階で、Aさんがやり残した仕事がまだあるため、7月以降でないと社員になれないと申し出てきました。そのやり残した仕事は、5月・6月にかけて不定期にする仕事で納品日が6月20日前後なのです。
その旨を企業様に話したところ、5・6月の手の空いているときに会社に来て仕事してほしいと依頼がありました。
こういう場合の契約方法としては、弊社の社員として派遣させるのが良いかと思い企業に提案したのですが、先方は委託での契約しかできないと言っています。委託契約と派遣契約の根本的な違いは何なのでしょうか?また、業務委託で契約する場合に、弊社は基本的に番組契約=作品の納品をもって契約終了ということになりますが、契約書面にどんな文言を入れる必要があるのでしょうか?
まとまりのない文章で情報量が少ないかと思いますが、ご解答いただけると幸いです。また、何かございましたら、追記致しますのでご指示いただきますよう、よろしくお願い致します。
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こんにちは
>> こういう場合の契約方法としては、弊社の社員として派遣させるのが良いかと思い企業に提案したのですが、先方は委託での>契約しかできないと言っています。
推察するに理由は、Aさんが二重雇用になるからでしょう。
二か所で働いている場合には、社会保険や残業の扱いなど扱いが非常に煩雑になりますので、避けたいのは当然と思います。
>委託契約と派遣契約の根本的な違いは何なのでしょうか?また、業務委託で契約する場合に、弊社は基本的に番組契約=作品の納品をもって契約終了ということになりますが、
>契約書面にどんな文言を入れる必要があるのでしょうか?
この場合では、貴社が期間中は責任をもってAさんを管理して、業務委託を受けて、依頼された仕事の実行責任を負います。
ですから、貴社とクライアント間は従来通り?の業務委託契約になります。 この場合には、貴社がAさんを雇用するか、Aさんと委託契約を結ぶ事になります。(再委託の問題があるが煩雑なので、この件はとりあえず脇に置きます。)
Aさんと貴社が契約(雇用契約でも可能)を結べないならば、貴社が仲介してAさんとクライアント間の業務委託契約を結ぶしかありません。
ですから、クライアントとの契約は、7月以前のAさんと貴社/クライアントの関係をどうするかで変わってきます。
まず、クライアント、Aさんとも話して、その方向を明確にしたら如何でしょうか?
外資社員様
返信ありがとうございました。
>二か所で働いている場合には、社会保険や残業の扱いなど扱いが非常に煩雑になりますので、避けたいのは当然と思います。
なるほど。二重契約を恐れての対応ということなのですね。
納得しました。
> この場合では、貴社が期間中は責任をもってAさんを管理して、業務委託を受けて、依頼された仕事の実行責任を負います。
言葉足らずで大変申し訳ありませんでした。今回は、特定の番組を担当するのではなく、7月までは会社に慣れるための雑務などをお願いしようかと考えております。それも、弊社に実行責任があると認識をしておけば良いと、理解致しました。
> ですから、貴社とクライアント間は従来通り?の業務委託契約になります。 この場合には、貴社がAさんを雇用するか、Aさんと委託契約を結ぶ事になります。(再委託の問題があるが煩雑なので、この件はとりあえず脇に置きます。)
> Aさんと貴社が契約(雇用契約でも可能)を結べないならば、貴社が仲介してAさんとクライアント間の業務委託契約を結ぶしかありません。
>
クライアントとは新規契約となります(情報不足ですみません)。おそらくクライアントは、弊社が仲介となってAさんとクライアント間の業務委託契約を結ぶことを希望するかと思います。その場合、契約を結ぶにあたって気をつけたほうがよいことなどがありましたら、アドバイスいただけないでしょうか?
実は、私は新人で、このような契約が会社的にも初めてということもあり、法律的に何か問題がないか不安で投稿しております。おそらくこのレベルの内容だとしたら会社でわかるはずですが、誰に聞いても派遣契約しかうちは結べないから、との一点張り。契約を結ぶために、Aさんとクライアンント間の業務委託契約にこぎつけたいと考えておりまして、その一環で質問させていただいております。
どうぞよろしくお願い致します。
> こんにちは
>
> >> こういう場合の契約方法としては、弊社の社員として派遣させるのが良いかと思い企業に提案したのですが、先方は委託での>契約しかできないと言っています。
>
> 推察するに理由は、Aさんが二重雇用になるからでしょう。
> 二か所で働いている場合には、社会保険や残業の扱いなど扱いが非常に煩雑になりますので、避けたいのは当然と思います。
>
>
> >委託契約と派遣契約の根本的な違いは何なのでしょうか?また、業務委託で契約する場合に、弊社は基本的に番組契約=作品の納品をもって契約終了ということになりますが、
> >契約書面にどんな文言を入れる必要があるのでしょうか?
>
> この場合では、貴社が期間中は責任をもってAさんを管理して、業務委託を受けて、依頼された仕事の実行責任を負います。
> ですから、貴社とクライアント間は従来通り?の業務委託契約になります。 この場合には、貴社がAさんを雇用するか、Aさんと委託契約を結ぶ事になります。(再委託の問題があるが煩雑なので、この件はとりあえず脇に置きます。)
> Aさんと貴社が契約(雇用契約でも可能)を結べないならば、貴社が仲介してAさんとクライアント間の業務委託契約を結ぶしかありません。
>
> ですから、クライアントとの契約は、7月以前のAさんと貴社/クライアントの関係をどうするかで変わってきます。
>
> まず、クライアント、Aさんとも話して、その方向を明確にしたら如何でしょうか?
> クライアントとは新規契約となります(情報不足ですみません)。おそらくクライアントは、弊社が仲介となってAさんとクライアント間の業務委託契約を結ぶことを希望するかと思います。その場合、契約を結ぶにあたって気をつけたほうがよいことなどがありましたら、アドバイスいただけないでしょうか?
>
まず司法書士、可能ならば社労士の資格も持つ人など専門家に相談いて契約のひな形を作るのが良いでしょう。 それほど大きな費用ではないと思います。
雇用できるまでの短期間ですから、リスクは少ないと思いますが、建前上でも業務委託契約ならば指揮命令権はありません。
とは言え実態は、簡単な作業ですから、言われた仕事を行って、労働時間に応じた対価を払う事になります。 このような労働形態は委託契約としては、かなりダークになります。 ですから、派遣契約しか結べないという意見があるのは当然です。
業務委託契約とは、開発のように委託側が決められた結果を出すような専門性が高い仕事を目的として、仕事のやり方は自主管理が当然です。
お話のような雑務をやってもらうならば、業務委託は馴染まないのですね。 その一方で、派遣だろうが、雇用だろうが、その場合には二重雇用の問題があるのです。
ですから、専門家に相談した上での対応が望ましいと思います。
A:派遣と請負区分基準(労働省告示37号)をパワーポイントでわかりやすくまとめましたので、ご参考にして下さい。→「http://www.fujita-kaishahoumu.com/youshiki/3-004.ppt」
上記内容をご理解頂きましたら契約書作成も可能です。
藤田行政書士総合事務所
行政書士 藤田 茂
http://www.fujita-kaishahoumu.com/
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