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定期昇給率とは

最終更新日:2012年05月11日 10:58

こんにちは、いつも参考にさせて頂いております
さて、アドバイスをいただきたいのは
定期昇給率についてなんですが、当社は世間の賃上げ状況を参考にして5月給与から賃上げを行っています(4月分は遡及します)
具体的には日経新聞の製造業の数字を参考にしております
今年度の集計では製造業はほぼ定昇のみと表現されその数字は平均で1.81%となっておりました
この数字は年により変化していますが、この3年ほどは1.8%程度と安定している中で各社の賃金表の定昇率は平均で1.8%程度と見るのが妥当なのでしょうか?
さらに当社ではこの数字をモデル賃金に反映させて世間の給与と自社の給与ベースを検証しているのですがこの考えは妥当でしょうか??
ご意見をお聞かせください

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Re: 定期昇給率とは

定期昇給はそこで働く者にとっては、一番得たいに簿であると思います。
働く以上、何が何でも得たいのが賃金なんですが、企業関係者にとっては一番の思案のしどころでしょう。
企業経営が、何の要因もなく上昇となれば問題はありませんが、経済環境はいつ何時上下するとも限りません。
定期昇給賃金制度はあくまで、年齢もしくは勤続年数で考えることであり、その方の持つ技能技術等万代にしてはいません。
昨今の給与体系は社員の多面的職務技能を加味して給与設定を求めることが多いと思います。
あくまで、業種間の給与水準等を加味して計算するでしょう。

ご参考までに
多面観察/評価/賃金/考課/教育/研修をサポートする人事戦略コンサルタント
http://www.com-info.jp/win1.html

Re: 定期昇給率とは

定昇は年齢や勤続年数といった年功の経過にともなって、毎年、自動的に基本給を上げていく仕組みですから、最近では廃止したり、見直したりする企業が増えています。
かわりに成果主義採用する企業が増えてきているのです。
円高や欧州債務危機といった厳しい経済・経営環境下で、なお何らかの定昇部分を設けている企業にとっては、制度を維持する上で定期昇給率を参考にするのは妥当と考えます。
しかし、定昇原資分の確保が賃上げの下限ラインとも考えられますので、大幅な賃上げは期待し難く、また定期昇給率とは前年比に対する上昇であり、前述のように年功の経過が反映されますから、そのまま採用し続ければ、勤続年数が経過すればするほど格差が広がっていくということにもなります。

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