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コストオン方式による安全管理・工程管理責任に関する元請責任に

著者 困ったビジネスマン さん

最終更新日:2015年07月25日 12:38

コストオン方式について、あるHPで次のとおり解説されています。
・発注者が設備工事などの工事事業者(コストオン業者)を選定した上で、その業者の見積金額に一括請負業者(元請)が必要経費を上乗せする契約
・発注者、元請、コストオン業者の三者間で協定書を締結する。
一般的にコストオン業者は、その工事に関する設計・性能・品質等について発注者に直接責任を持ち、元請は全体の工程管理や安全管理などの統括管理業務の責任を持つ。

 このコストオン方式は、業務委託役務提供)の場合にも活用されるようです。
 当方は、現在、発注者(親会社)から、土地の現場管理業務を受託しており、山、崖、市街地など、さまざまな箇所の土地の現場の状況(境界杭の有無等)を確認(数年に1回)し、デジカメで写真を撮影し報告しています。このうち「現場の状況の確認」「デジカメの写真整理」「報告書作成」を当方以外の外部業者に委託し、委託費の低減を図ろうとしています(当方は参加不可)。当方には、工程管理等を受託せよというものです。
 このなかで、次の点についてお尋ねします。

①元請は「全体の工程管理や安全管理など責任を持つ」のなかの「安全管理」について、発注者がコストオン業者を指名するので事故があった場合、すべて元請が安全管理の責任をもつのはいかがかと思います。
 現場調査業務でも、崖や川などに隣接する土地もあり、危険な箇所もあります。
 三者契約で、「事故の責任はコストオン業者」としたうえで「事故が発生した場合で元請に過失がないときは元請は責任を負わない。」といった契約を結ぶことになるのでしょうか。

②コストオン業者は「設計・性能・品質等について発注者に直接責任」について、例えば、コストオン業者が、現場調査において、当該調査箇所をみつけられなかった場合(慣れていないと境界杭も分かりにくいときがある)、また、そもそも当該調査箇所が分からなかった場合(山奥など、たどりつけないケースもあるかもしれません)など、調査報告書が作成できないケースが想定されます。
 当方が直接対応すれば、完了していたが、コストオン方式により当方以外が実施することで完了できなくなったということです。
 もし、当方に工程管理責任者として、完了義務を求められても、これを拒否する、または、調査完了報酬を請求するということでよいでしょうか?

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