相談の広場
職員10名の介護事業所を経営しています。62歳になる女性正規職員から「体がきついので非正規で週3日勤務にして欲しい。」との申し出があり、そのことは理解できるのでこの4月から短時間正社員として社会保険も継続したうえで、非正規として週3日勤務で済むよう新たな職員を補充したとたん、本人から「7月末にボーナスをもらって退職したいのでそれまで現状の正規職員として働かせて欲しい。」との申し出。私はビックリ。あなたは「週3日の勤務で10万円ももらえて嬉しい」と喜んでいたのに?新しい職員が4月に入るし難しいと答えましたが、本人は納得しません。どうしたらよいでしょうか?
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> 、口頭ですが本人から了解を得た
>「あなたが抜けた分正規職員を補充しなければならないので後任を探し出しますよ。」
>「よろしくお願いします。安心しました。」
>新たな職員を補充した
口頭でも契約は成立しますので、上記の内容が双方、強制されず、理解承諾の上であれば、本来スムースにものごとはすすみます。
雇用形態の変更の希望
経営者の承諾
は口頭ですんでいる状態ですよね。
>現状の正規職員として働かせて欲しい
雇用形態の変更の撤回、ですから、本来であれば、雇用形態の希望がでて、経営者がそれを承諾した以降であれば、撤回はしなくてもよい、になります。
ただ、口頭ですと、「言った」「言わない」の問題が生じる可能性があります。
そのような場合に対処しやすいのが、書面になります。
故に、新たな雇用契約書、3月をもって現在の勤務を終了することを願いでた書面、契約の変更を承諾した通知書、もしくは、それに準じるものがあれば、それは難しい、と伝えることは容易であるかと思います。
新たな職員が採用されていますが、それがこの方が辞めるためであるという明確な書面もないかと思われます。
書面が全くないと、この方の雇用契約書は、現状の雇用契約書しかない状態になっていませんか。
>本人は納得しません
何を理由に納得ができていないのでしょうか。
そして、撤回の理由は何でしょうか?
>介護事業所を経営しているとお話ししたと思いますが、彼女はその事業所の介護主任の職にあります。ここに来てご利用者に重度の方が増え、忙しい日が続いていて、とても疲れていたと思います。しかし時間外の仕事は無く、休みもきちんと取得できていたのですが、彼女は疲れてくると感情的になって怒りを言葉でぶちまけるところがあって、昨年の夏も暑い日が続いていた時、「もっとクーラーを設置して」とか「廊下やトイレにもクーラーを置くべき」等々私に大声で言ってきたようなこともありました。今回も急に態度が変わり、言い分としては「確かに自分から申し出たことだが、本心ではなくそっちが言うように仕向けたからだ。」「昨年夏からもっと働きやすい環境にして欲しいと言っていたのは、介護主任として職員の意見を言ったまでで自分のことではなかった。」です。本当にお恥ずかしい話なのですが、「言ったでしょ!」と言っても彼女は「言わされた」です。いろいろあっても信頼し期待して処遇してきて、彼女の言い分を聞き入れ短時間正社員としたのに、ここに来て疲れの腹いせのごとく前言を翻し、かつ7月末日で退社するのでそれまでは正社員として扱えとは、悲しい限りです。
実際の就業規則や、経緯をすべて知っているわけではないので、私見としてお返事させてください。
この経緯は、口頭での合意しかなさそうですので、双方の意見が平行線であれば、悩み多き中年さんの望む結果にするのには、かなり難しそうな印象です。
>「本心ではなくそっちが言うように仕向けたからだ。」
こういわれると、書面がないと、そうでない、という証明がとてもむずかしいかと思います。先にお返事させていただいたように、「言った」「言わない」の問題が生じているともいえますね。
>私に大声で言ってきたようなこともありました
声に出して意見をいうことに問題は有るとは思えません。要求や要求する方法に問題があったということですか。そうであれば、始末書なり反省文なりを提出してもらってますか。
この問題は、職員の退職時にも、生じる可能性があります。
ゆえに、書面によって、双方の意思、意志を明確にした時期があるとよい、になるのです。
今回の場合62歳であれば、現在の労働契約がどのようになっているのかも関与するかと思います。7月の退職希望であることを含めて(退職願はでていますか?)、落とし所の考え方はいろいろあるかと思いますので、会社として、今後のことを考えれば、御社に契約もしくは顧問となっている社労士がいるのであれば、ご相談されることがよいと思います。
口頭での契約の有効性をということであれば、弁護士さんかもしれませんが、口頭のみで、かつ、「本心ではなくそっちが言うように仕向けたからだ。」といわれていると、その成立を証明することが難しそうに思えます。
>ご丁寧に色々とアドバイスしていただき、ありがとうございます。今まで彼女を信頼しある意味力を合わせて今の事業所を運営してきた仲間だと思っていたのですが、彼女の側からすれば違っていたのでしょう。このずれを真正面から修正することなく、大切にしていたのも私の側の一方的な思い込みで、彼女は大切にされているなどとは思っていなかったのかも?確かに貴殿のおっしゃるように書面でのやり取りをおろそかにしていたと思います。書面でという方法が何か冷たい感じがしていたのですが、今回の件を私どもの事業経営の糧とし、今後のあり様を考えて参ります。彼女には明日以降早い時期に「7月末日の退職願を」を出してもらうようお話しします。なおこれ以上彼女とこの件でやり取りすると、結果彼女を追い詰めさらに感情的になって自死した二人の兄弟と同じことをしかねませんので、彼女の思うようにしていこうと考えています。大変良い勉強になりました。ご指導ありがとうございます。
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