相談の広場
こんにちわ。いつも、ありがとうございます。
社会保険加入者の年金手帳の保管について質問があります。
年金手帳を会社で保管するのには何か意味があるのでしょうか?
私が以前、勤務していた会社では、社会保険加入者の年金手帳は会社で保管しておりました。社会保険証と年金手帳は引きかえで、退社し社会保険を脱退する方には社会保険証を会社へ返還する際に、年金手帳を返していました。
そこで、社会保険加入者の年金手帳は会社で保管するものだと思っていました。
転職をし、経理・労務を担当しています。
社会保険加入者の年金手帳は会社で保管しております。
社会保険に加入している従業員さんより、年金手帳を返してほしいと問い合わせがあり、社会保険事務所に確認してみたら、年金手帳は個人のものなので従業員さん個人が保管していいとのことでした。
年金手帳を会社で保管するのには何か意味があるのでしょうか?
教えてください。
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こんにちは
弊社でも年金手帳は会社で保管しています。
仰るとおり年金手帳は従業員個人のものであり、本来は個人保管すべきだと思います。
ただ弊社が今でも会社で保管している理由は、以下の理由によります。
①たとえば20歳で入社し65歳まで勤めた場合、45年の間には転居等で紛失する可能性が高いと考えます。退職の都度、年金手帳の再発行手続が発生するようでは手間がかかって仕方ありません。
②一部の希望者のみ預かったのでは退職のときに会社が保管していたか確認が大変です。長期間保管の間、担当者は何人も入れ替わります。個人が紛失した場合でも確か会社に預けたと言うでしょう。預かるか個人保管にするかどちらかにすべきと考えています。
以上のことから、60歳までの従業員分については会社で保管を継続することとしました。
尚、60歳以上については在職老齢年金等手続が発生するため、個人に返却しています。
参考まで
hirokiさん
おはようございます
ご意見ありがとうございます
会社が紛失してしまう可能性、氏名・生年月日の誤りについて本人が確認することができないこと、ご指摘の内容はごもっともだと思います。
年金の加入記録の確認や受給前の年金見込額の照会の場合には出庫記録を付けて本人に返却しております。
本来は本人が保管するべきものと考えていますが、「定年退職の際の年金受給の説明で、40年前の入社時にお渡ししています。紛失はあなたの責任です。」と言うのもどうかと・・・
人によっては、入社時にもらっていないともめるかもしれません。
検討当時は、会社で保管し紛失したのであれば会社の責任として再発行手続(過去にはありませんが・・・)を、氏名等(漢字)の誤り等があれば会社が訂正手続を行えばよいかと考え、弊社では保管を継続しました。近年は確実な年金手続の為の確認である旨を説明して住民票を確認しています。
預かる必要のある・ないは別にして、ES(従業満足)で考えた場合、労使の信頼関係が絶対であり、会社で責任をもって管理することが必要かと考えました。
とはいえ、弊社も年金手帳の個人保管を検討したのは7年以上前。
リスクとして捉えるかどうか、個人情報保護法等の視点で、管理方法等、再検討する必要がありそうですね。
ご意見ありがとうございました。
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