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就業規則不利益変更

著者 hunter さん

最終更新日:2017年12月20日 16:25

1、就業規則 不利益変更して、 周知する場合、 就業規則総務課で保管している場合、周知といえますか?
就業規則 不利益変更して、賃金を下げた場合、意義を申し出た者を解雇することは
できますか?

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Re: 就業規則不利益変更

著者ぴぃちんさん

2017年12月20日 17:16

総務課で保管しているだけでは、周知したことにならない、でしょう。

不利益変更となった経緯が労働契約法に違反しているのであれば、そもそも不利益となる賃金変更ができない、になります。


就業規則は、各作業場の見やすい場所への掲示、備付け、書面の交付などによって労働者に周知しなければなりません(労働基準法第106条)。
◎周知方法
(1)常時各作業場の見やすい場所に掲示する、または備え付ける。
(2)書面で労働者に交付する。
(3)電子的データとして記録し、かつ、各作業場に労働者がその記録の内容を常時確認できるパソコンなどの機器を設置する。”
(北海道労働局ホームページから引用)

労働契約法就業規則による労働契約の内容の変更)
第九条 使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更することにより、労働者の不利益に労働契約の内容である労働条件を変更することはできない。ただし、次条の場合は、この限りでない。
第十条 使用者就業規則の変更により労働条件を変更する場合において、変更後の就業規則労働者に周知させ、かつ、就業規則の変更が、労働者の受ける不利益の程度、労働条件の変更の必要性、変更後の就業規則の内容の相当性、労働組合等との交渉の状況その他の就業規則の変更に係る事情に照らして合理的なものであるときは、労働契約の内容である労働条件は、当該変更後の就業規則に定めるところによるものとする。ただし、労働契約において、労働者及び使用者就業規則の変更によっては変更されない労働条件として合意していた部分については、第十二条に該当する場合を除き、この限りでない。




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