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決算書類の簡単な定義を教えてください

著者 ひろろろろ さん

最終更新日:2008年05月26日 11:49

私は、先日、会社の評議員になることとなりました。

決算後の役員会にて、社員総会、理事会、評議員会が開催されることとなっていますが、評議員会の資料として、決算承認の案件があり、以下資料が配付されました。
1財産目録
貸借対照表
損益計算書

未熟ながら、上記書類について詳しくないため、資料をどのように見ればよいか不安です。

会議自体は事務局ベースで進みますが、評議員に選任された事もあり、簡単な定義と『この書類はここがチェックポイントだよ!』みたいなことがありましたら、是非ご教示いただきたいと思います。

宜しくお願いします。

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Re: 決算書類の簡単な定義を教えてください

員になられ、真摯な取り組みに敬意を表します
むずかしい定義はいろいろありますが、
簡単にわかりやすく言いますと
事業を始めるにお金(資本)が必要です。
最初はそこから始まるわけです。
お金で消耗品(複写紙など)を買えばお金
(預貯金資産)が減り、かかった経費
種類でわけて計上します。
お金で固定資産(自動車、器具・備品など)を
買えばお金が減って固定資産が増えます。
売上げがあれば、お金が増えます。
銀行からお金を借りれば桶根が増えて
負債(長期または短期借入金)も増えます。
------------------------------------------
そうこうして、事業を継続した結果、事業年度で
借方貸方にわけて資産負債資本
整理したのが「貸借対照表」で財産(ストック
の現状ですね。財産目録と違うのは借りている
資産と自分の資産が分けてあることです。
損益計算書は、収入・支出計算書ですから
わかりやすいですよね。
言ってみれば、収入・支出の結果の財産変動の
期末瞬間が貸借対照表ですね。
--------------------------------------------
そうですね、チェックポイント。
貸借対照表=BS、損益計算書=PLと呼びますので
略してそうしますね。
BSは手持ちの現預金と借金がどれくらいか。
各科目の詳細は何かは減価償却計算書とか科目
明細書をみないと本当の中身はわかりませんが。
PLは業種で相当の粗利が出ているかが注目点ですね。
粗利=売上総利益=売上高売上原価売上高
でおおざっぱな利益です。(更に一版管理費などかかってますから本当の利益まではまだまだ)
粗利率=売上総利益率=売上総利益÷売上高
で、流通業は低い、製造業は高い、となってます。
調べるとわかります。
何屋さんかで、平均がわかりますから。
経営分析指数はBSやPLの勘定科目を割ったり
掛けたりして求めます。それらも判断基準がありますが
目の前の決算書類をみてそこまえ即、見れないでしょう。
単純に赤字か、黒字かはすぐわかりますが、
最終赤字でもよく見ますと(戻りますとと表現したほうが
よいかも。)黒字だったりします。
                   ┌─────純利益─────┐
                ┌───経常利益───┐       │
           ┌───営業利益───┐    │       │
        ┌─売上総利益─┐     │    │       │
  純利益  =売上  - 売上原価 - 経費 + 営業外損益 + 特別損益
              工事原価
              製造原価






> 私は、先日、会社の評議員になることとなりました。
>
> 決算後の役員会にて、社員総会、理事会、評議員会が開催されることとなっていますが、評議員会の資料として、決算承認の案件があり、以下資料が配付されました。
> 1財産目録
> 2貸借対照表
> 3損益計算書

ご返信ありがとうございます

著者ひろろろろさん

2008年05月27日 11:56

行政書士中村三郎事務所 様(先生)

 早速のご返信ありがとうございました。
先生のご返信とPL、BS眺めていてすっきりしました。

詳細な内容は別として、大まかな計上されている数字(資産の部、負債の部や各科目等)とその意味を知ることで、会社の経営状況を明確に確認することができました。

また、余談ですが、会社の経営状況も極めて順調である事が客観的にわかり安心しました。

また機会がありましたら、ご教示いただきたいと思っております。

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