相談の広場
いつもお世話になっております。
弊社は上場申準備企業です。
今回、監査役に就任したのですが、月額38万で
年俸500万も超えておりません。
しかし、各事業部の部長である管理職者たちが9割方、
私より高い給与を支給されている事実を知り、少々
ショックを受けました。
経営側の人間となった私にはそれ相当の目で見られ、
支出に関しても矛盾が起こっており、正直なところ、
苦しい状況が続いています。
弊社は建前上は業績連動型の給与ということで、
一般社員の営業で私より給与が高い者がいることは
理解できますが、管理職の立場の者が役員より給与が
高いというのは問題ないのでしょうか。
しかも、役員退職にかかわる慰労金、退職金の規程が
なく、このままでは支給されるかすら危ういと
思っております、
もともと、私は課長職だったので今回、大抜擢された
訳ですが、予想通り、監査業務以外の他業務との兼任を
命令されている状況もあり、どうすればよいのか途方に
くれております。
果たしてこのような状況で第3者的な立場で監査が
できるのか不安です。
他上場準備会社等の平均的な報酬額はどのくらいに
なるのでしょうか。世間相場では、上場準備企業の
常勤監査役の年収は幾らぐらいが妥当でしょうか?
ご教授の程、何卒よろしくお願いいたします。
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> いつもお世話になっております。
>
> 弊社は上場申準備企業です。
> 今回、監査役に就任したのですが、月額38万で
> 年俸500万も超えておりません。
>
> しかし、各事業部の部長である管理職者たちが9割方、
> 私より高い給与を支給されている事実を知り、少々
> ショックを受けました。
>
> 経営側の人間となった私にはそれ相当の目で見られ、
> 支出に関しても矛盾が起こっており、正直なところ、
> 苦しい状況が続いています。
>
> 弊社は建前上は業績連動型の給与ということで、
> 一般社員の営業で私より給与が高い者がいることは
> 理解できますが、管理職の立場の者が役員より給与が
> 高いというのは問題ないのでしょうか。
>
> しかも、役員退職にかかわる慰労金、退職金の規程が
> なく、このままでは支給されるかすら危ういと
> 思っております、
>
> もともと、私は課長職だったので今回、大抜擢された
> 訳ですが、予想通り、監査業務以外の他業務との兼任を
> 命令されている状況もあり、どうすればよいのか途方に
> くれております。
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> 果たしてこのような状況で第3者的な立場で監査が
> できるのか不安です。
>
> 他上場準備会社等の平均的な報酬額はどのくらいに
> なるのでしょうか。世間相場では、上場準備企業の
> 常勤監査役の年収は幾らぐらいが妥当でしょうか?
>
> ご教授の程、何卒よろしくお願いいたします。
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監査役の監査業務は多種多様にわたりますね。お話の上場準備会社ともなれば、社内外に関する監査報告書は公開義務がありますから、特に重点事項です。
更に、今や監査役も以前はお話の従業員部長職の方から社外からの監査責任者の就任をも求めております。
一度、貴社;定款、監査役規程を確認してください。
報酬等は、それにより決められています。
定款等の変更は株主総会の決議事項ですから、変更提案は時間を要するかもしれません。
報酬金額は、上下多々あります。監査報告等の責任義務もありますから、それ相当の金額とおもいます。
会社法
第二編 株式会社
第四章 機関
第七節 監査役
(監査役の報酬等)
第三百八十七条 監査役の報酬等は、定款にその額を定めていないときは、株主総会の決議によって定める。
2 監査役が二人以上ある場合において、各監査役の報酬等について定款の定め又は株主総会の決議がないときは、当該報酬等は、前項の報酬等の範囲内において、監査役の協議によって定める。
3 監査役は、株主総会において、監査役の報酬等について意見を述べることができる。
担当者Aさん、こんにちは。
報酬に関してはakijinさんからすでに回答が出ていますが、私からは他業務との兼任に関してコメントさせていただきます。
会社法第335条第2項において、「監査役は当該会社若しくは子会社の取締役若しくは支配人その他使用人(中略)を兼ねることができない」と規定されています。
したがって、会社において監査役としての業務以外に業務執行をされると会社法違反となりますので、ご注意ください。その旨を会社に申し出て、監査役に専念されるべきだと思います。
それと担当者Aさんは自ら「経営側の人間」といわれておりますが、監査役は役員であっても経営側ではないと思います。取締役会においても議決権はありませんし(意見を述べることはできます)、あくまで法律や定款に従って、経営者がきちんと経営を行っているかということを監査する立場ですので、ご注意ください。
担当者Aさん
こんにちは。
既にお二人の方が御回答されていますので、少し違った観点でコメントさせていただきます。
一般的な監査役報酬額というのはなかなかデータがないと思いますよ。
どうしても具体的な数字が知りたいというのであれば、上場企業の有価証券報告書を見てみる
のも1つの方法だと思われます。
「コーポレートガバナンスの状況」のところに、取締役・監査役それぞれ年間の報酬額を記載
することになっていますので、同業種や同規模の上場企業の有報でチェックされてはいかがで
しょうか。
当社も上場準備中ですが、昨今の企業不祥事によりコーポレートガバナンスやコンプライアンス
遵守状況等の確認も含め主幹事証券審査・取引所審査ともかなり厳しくなってきております。
特に最近は監査役ヒアリングにも多くの時間をかけるようになってきているそうで、当社も
審査官と監査役のみのヒアリングというのが各審査とも設定されていました。
もちろん、このヒアリングでの内容は上場審査に大きな影響を与えるものの一つとなります。
脅しているわけではありませんが、担当者Aさんは監査役にご就任されて間もないかと思われ
ますので、御社の上場のためにもご自分の責務・役割をしっかりご認識され、監査ができるよ
う知識も増やされることが早急な課題と思われます。
知識の習得や他社監査役との交流や情報交換は時間もかけないとできないと思いますので、
とても兼務してできるような職務ではないということを、御社の取締役にしっかり説明される
ことも必要ではないでしょうか。
(対外的には、監査役が他の業務を兼務してるなんて絶対言ってはだめですよ)
部外者がえらそうにすみません・・・。
ご参考としてしていただければ幸いです。
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