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労務管理

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副業について

著者 M/M さん

最終更新日:2008年12月19日 11:13

当社では、従業員雇用を守るためにワークシェアし、また副業を容認する動きをとっていこう考えております。

現在は、「副業・兼業」を容認も禁止もしておらず、就業規則にも明示しておりません。
今回の副業・兼業については、厳しい状況のなかの雇用も守るひとつ施策として一時的に実施し、、ある程度制限を設け、申請・承認という手順で運用していこうと考えています。

そこで会社として「副業・兼業」を容認するにあたり、メリット・デメリットや注意すべきこと、講ずべき対応などありましたら、ご教示願います。

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Re: 副業について

著者外資社員さん

2008年12月19日 14:07

こんにちは

雇用を守るためのワークシェアというのは重要ですね。
とりあえず思いつくままに注意点を書いてみます。

1.合算控除
社会保険料等は、主となる側で従となる側も合算して控除する必要があるはずです。 ですから、まずどちらが主か従かを明確にして、主となる方が従となる分の所得合算をして控除が必要と思います。
関連した質問がありました。
http://www.soumunomori.com/forum/thread/trd-15472/

2.機密保持など
当然ながら、どちらかの機密を利用して、他の仕事はできません。  退職後の”競業避止義務”は非常に制限されますが、協業の場合の要求は合理的と思います。
合理的な範囲で、守秘やインサイダー情報の不正利用につながるような競業避止義務や、守秘制約を求めることは可能と思いますし、そのような誓約は求めた方が良いと思います。

以上 思いつく範囲にて

1に会社の信用、2に仕事の支障、3に秘密の漏洩

著者大杉明子社会保険労務士事務所さん (専門家)

2008年12月19日 15:01

> 当社では、従業員雇用を守るためにワークシェアし、また副業を容認する動きをとっていこう考えております。

> そこで会社として「副業・兼業」を容認するにあたり、メリット・デメリットや注意すべきこと、講ずべき対応などありましたら、ご教示願います。

こんにちは(^^*

ワークシェアリング(仕事の分かち合い)によって雇用を守る、という制度の導入、非常に社員を大切にする会社と思います。

社員さまの副業について、表題の3点だけアドバイスさせてください。

1に会社の信用を失墜させるような副業を禁ずる。
例として、女性社員が夜の仕事に就き、客との酒席で社名を漏らすなど。その場に取引先の方などが居合わせてしまったなど。
まだまだ水商売への風当たりは強いので、ここはキッチリ禁止にすべきと思います。
加えて、自宅でできるチャットレディなどインターネットを介した水商売も禁止にしたほうがよいと思います。
チャットレディはテレクラのテレホンレディのような職業です。サクラです。

2に仕事に支障をきたすような副業を禁ずる。
例として、男性の肉体労働、女性の徹夜の内職です。
これは、副業がキツいために本業で居眠り・・・となっては元も子もありません。また、肉体労働で災害に遭い、大けがなどの事態も大変困ります。
境界線が曖昧ですが・・・社員さまにはくれぐれも、
「危険な作業や、徹夜でするお仕事は止めましょう」とやんわり声かけをしたほうがよろしいかと思います。


3に、同業他社・ライバル企業には兼業を禁ずる。
これをやられると会社自体が大損です。ライバルに企業内部が知れてしまったら大問題です。


以上3点が主に副業許可で注意すべき点かと思います。
ご参考にしてみてください。

Re: 副業について

著者M/Mさん

2008年12月22日 09:00

回答ありがとうございました。
大変参考になりました。

副業の要件を決め、誓約書等に機密保持や競合禁止などを盛り込む事にいたしました。


ありがとうございます。

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