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タックスペイヤーの視点38、業績アップの営業環境 ほか

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■■■■ ■■■■ ■■■■ 知って得する経営塾 第75号 2003年9月8日
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■ ■ ■ ■ 発行:株式会社イーシーセンター
■■■■ ■■■■ ■■■■ http://www.ecg.co.jp/
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原稿執筆の励みになりますので、
ご意見・ご感想を、是非お聞かせ下さい > > > info@ecg.co.jp
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■ 目次
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▼タックスペイヤーの視点38 税理士・FP 榎本 恵一

▼業績アップの営業環境             森本 正博

▼FP診断 16   AFP 小林 義和

▼編集後記 副編集長 森本 正博
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■ タックスペイヤーの視点38 税理士・FP 榎本 恵一
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9月の声を聞き早くも一週間が過ぎましたが、気候がなかなか安定しません。
私どものお客様で、夏が冷夏のため早々秋物の準備をされていた方が多くいら
っしゃいましたが、景気は上向いてきたと言えども、冷や水を浴びせられてい
る状態です。お天道様には勝てませんね。

さて、今号では、専門経営者の長所を分析し、次号では、所有経営者、更に、
最終的には、両者を融合させて、最終的に今後起業を目指す方に対するメッセ
ージをお届けしたいと思います。

今日の経済下で専門経営者に特に求められる役割ですが、この時期にと言うこ
とであれば、あえて、後任の社長の任命制度の問題を挙げたいと思います。こ
れから、少なくとも2~3年は、わが国の経済が厳しい事は言うまでもありま
せん。その中で経営を実践される訳ですからこの人選如何によって2010年
以降の社運が決まると言っても言い過ぎではないのではないでしょうか。専門
経営者の機能とその能力について考えますと【情報力】においては、組織的、
社内ネットワーク中心に傾きやすく、【組織指向】においては、合議制、調整
的リーダーシップ、内部昇進、バランス重視、【意思決定】においては、集団
的、ボトムアップ等の傾向があげられます。

これらの専門経営者の特徴は、和のイメージやチーム的であり、大変素晴らし
いものがありますが、しかし、このような経済状況下の基では、専門経営者自
身の顔がハッキリしてこないのが現状です。もっと言えば、「誰によって」「
どのように」経営されているかがハッキリしません。「誰によって」というこ
とは,経営者の選任についての問題が含まれると思います。「どのように」と
いうことは,経営戦略についてです。即ち、日本企業の経営者の選任と選任さ
れた経営者による企業経営戦略についての問題が今、いや今後の企業存続にお
いて大変重要な問題であると思います。

経営者の選任、即ち「経営者は誰か」という問題は,株式会社制度の発達とと
もに、長い間、問題になってきましたが、高度経済成長期やバブル経済期にお
いては、あまり経営者が誰であるかと言う問題はおきていなかったと思います。
もっと言えば、常に先送り人事で良かった時代であったのではないでしょうか。

時として、日本における意思決定は「おみこし経営」といわれ、現場のミドル
の活力が強調され、ともすれば経営者の役割の影が薄かったと思います。しか
し、経営者の役割は本来、意思決定問題能力とリンクしています。今までの成
長している日本企業は、アメリカの企業組織のように、システマチックな企業
全体のレールを敷き、その組織が最も力を発揮するような知識を駆使して成長
してきました。しかし、日本の企業組織を動かすには、その中でしか使えない
知的ノウハウや論理があり、それを使ってこそ、フレキシビリティに富んだ対
応が可能なのです。

また、専門経営者は内部昇進者が多いのが実際です。従って、内部昇進の仕組
みと経営者の選任についてが、重要な問題になるわけです。わが国の内部昇進
の仕組みは、今までは、「おそい昇進方式」という特徴を持っています。遅い
昇進方式では、おおよそ入社15年目ごろまでに、それぞれの「やや幅広い」
専門領域での現場の働きが重視され、管理職への選抜を目指すステップに移っ
てきます。一方、業績評価・能力向上などの査定による資格(ランク)への昇
進格差や成果主義人事による報酬が、急速に拡大します。そういう意味では、
今までの、日本企業の大卒ホワイトカラーの人事制度は、競争原理に基づく長
期内部昇進競争なのです。

常に激変する市場環境に対応して、ミドルによる長期・短期に戦略的な意思決
定そして戦略的行動をとりうる少数の中心的な役割を担うミドルマネージメン
トがこうした企業にもっとも貢献する実リーダー達となり、次の経営者選任の
候補者になっていく過程でありました。しかし、合併、統合の嵐の中において
は、今までの遅い内部昇進の仕組みでは太刀打ち出来なくなりつつあります。
企業風土を睨みながらどのような形のリーダー形成法がベストかお考えになっ
て見て下さい。
次回は、所有経営者編です。

企業の応援団:榎本会計事務所
http://www.ecg.co.jp/firm/about.htm?mm=75


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■ 業績アップの営業環境            森本 正博
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営業するにあたっては、いろいろな本や情報があると思います。しかしながら、
営業に対して会社が研修をしたり、基本的な対応などを訓練しても最後は、営
業マンの資質によるところが非常に大きいのではないでしょうか。では、会社
としてどの様に、教育をしていけばいいのでしょうか?

恐らく、これはどの企業様でも問題のはずです。昔は、「仕事は見て盗め」と
よく言われていました。確かに、それも大事なことだと思います。なぜなら自
分自身で、このような時にはどうすればいいかを考えながら営業する癖がつく
からです。それは、あの上司、先輩だったらどうしただろう?なんていろいろ
な考えが頭の中を巡り、自分のスタイルを形成していくことが出来るからです。
但し、こうした手法には、先ず優秀な上司、先輩に恵まれるという条件が付き
ます。確率からすれば、大変難しいことです。では、マニュアル化して、全体
を標準的に底上げすることができるかどうか?答えは、???です。

私は、情報を共有化し、営業マン全員が同じ情報を知っている若しくは、知る
ことができる環境を整えることが重要だと思います。「誰かは知っていて誰か
は知らない」では、当然、成績にも影響が出てきますし、その成績が、会社の
成績に跳ね返ってくるのです。皆様の企業でも、営業日報なるものは、存在す
るでしょうが、有効に活用されているかどうか、もう一度確認してみてくださ
い。不況の時代だからこそ、情報をうまく活用し、業績アップに繋げる近道と
して、見直しをお勧めします。
でも、結局最後は人(資質)の問題ですけど・・・


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■ FP診断 16 AFP 小林 義和
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前回の住宅性能表示制度について、中古住宅向けについて、もう少し説明いた
します。

中古住宅向けの性能表示制度は、新築住宅向けの制度とはやや異なる点があり
ます。まず、中古住宅も住宅性能評価機関が、評価を行いますが、設計段階の
評価がないので、新築住宅での、建設住宅性能評価書に相当する「現況検査・
評価書」のみが交付されることになります。現況検査・評価書で表示される内
容は、建物の傷み具合や不具合などについての「現況検査」に関する項目と「
構造の安定」や「火災時の安全」など、新築に準じる項目ごとの「個別性能」
の2本立てです。現況検査では壁のひび割れや床の傾きなどを部位ごとに調べ、
「詳細調査や補修の必要がないかどうか」について総合判定も表示します。こ
の、現況検査は必ず表示すべき必須項目ですが、木材の腐朽やシロアリ被害に
ついての「特定現況検査」と、個別性能の項目は選択項目なので、表示しなく
てもかまいません。なお、個別性能のうち、一部の項目では、現行の建築基準
法の規定を満たしていない「等級0」というランクを設けています。

中古住宅の性能表示を評価機関に依頼するのは、売主だけでなく、買主や不動
産会社でもかまいません。評価にかかる費用は、現況検査のみの場合で数万円
程度です。評価を受けた中古住宅で、契約に関するトラブルが発生したときは、
住宅紛争処理機関に処理を依頼できます。へたな物件をつかまない為に、利用
できる制度はドシドシ活用しましょう。

表示事項の項目は、以下のとおりです。
・構造の安定に関すること。
・火災時の安全に関すること。
・劣化の軽減に関すること。
・維持管理への配慮に関すること。
・温熱環境に関すること。
・空気環境に関すること。
・光、視環境に関すること。
・音環境に関すること。
・高年齢等への配慮に関すること。

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│場合があります。また、詳細についてお会いしてお伺いする場合も │
│あります。このサービスは電話相談は行っていません。あらかじめ │
│ご了承下さい。 │
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■ 編集後記 副編集長 森本 正博
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いつも、知って得する経営塾をご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
さて、9月に入ってからなんでこんなに暑いんでしょうか?本当に体が参って
しまいます。皆様は、今ごろ夏バテなんてしてませんか?7、8月が涼しかっ
た分気温の変化に適応するのに時間がかかるかも知れませんね。気候も、経済
同様に激変しているのかもしれません・・・・でも、両方とも一体誰が責任を
取るの?

次号は、月曜日が祝日のため8月22日(月)に三遊亭金時師匠、税理士 榎
本恵一を中心にお届けします。お楽しみに!

決算診断サービスを行っております。経営の見直しとしてご活用下さい。
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